愛鷹山東稜ルート
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 05:42
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 831m
- 下り
- 833m
コースタイム
- 山行
- 5:27
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 5:42
天候 | 晴れ。風強し&寒い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道とバリエーションルートの組み合わせ。一般ルートではありません。 登りに通った沢の上部はとても滑りやすくかつ急傾斜なのでおすすめではありません。裸地も土が柔らかく、かつ急傾斜なので近寄らない方がいいと思います。 |
写真
装備
個人装備 |
藪こぎの可能性があったため
ゴーグルを装備
|
---|
感想
10日の水曜日、pixusさんが東稜を登った事を知り、いてもたってもいられなくなりってしまったため、予定していた山行を急遽キャンセルし、私も登る事にしました。
実は私も密かに狙っていたんですが、なかなか踏ん切りがつかずにいました。今回いいチャンスだと思い頑張ってみました。
pixusさんと私の違いは取りつきのポイント。バリエーションルートなのでどこから登ろうと自由です。どちらとも急傾斜を登って行くのですが、私は地図を見て尾根になっているところを狙おうと考えていました。
ところが目標地点まで行くと、取りつき場所が崩れていました。ちょっと悩んで結局諦めました。さらに林道を進むと小さな沢があり、行けそうな雰囲気が漂っているじゃあありませんか。笹が被さっていますが思い切って登り出しました。
途中までは大したことなかったのですが、裸地手前あたりから段々と傾斜が急になり、沢の石は滑るわ、横の赤土部分も霜柱で滑るわで結構ヤバくなってきました。そこで裸地と反対側の小尾根に渡ろうとしたのですが、足元が滑って渡れない!仕方なく急傾斜の裸地を直登したのですが、滑るわ崩れるわで酷く苦労してしまいました。
苦労して急傾斜地を登りきったあと、御褒美が待っていました。いい雰囲気の尾根じゃあありませんか。山頂まで半分位の場所までは笹藪もなく、ブナの大木が優しく迎えてくれました。その後山頂までは笹藪となるのですがそんなに問題になるような茂り方ではなく、難なく山頂まで到達しました。
山頂は風が強く寒かったのと、富士山が雲の向こうだったので着替えと食事をしてすぐに下山することにしました。
下りは急傾斜地の下降ポイントを間違えないために、途中からGPS覗きっぱなしとなりました。トラバースし損ねた尾根狙いでした。なんとかその尾根にたどりつきました。昔の踏み跡があるのですが、人が通らないため滑る滑る!周りの木々につかまりながら下降しました。愛鷹山塊でいうと、前岳北沢尾根に黒土と落ち葉を撒いてさらに水を撒いたような感じでした。
そのうち傾斜が緩くなり自然林と造営林の間をずっと歩き林道まで下降しましたが、やはり下降地点が崩れていました。仕方ないのでエイヤッと飛びおりました。なんとかケガなく着地しましたが、あまりやりたくないですね…
東稜を歩いてみて、なんか小学校の頃に行った愛鷹山を思い出しました。昔の愛鷹山の雰囲気があって、登りでキモを冷やしたことも忘れてしまう位愉しい体験でした。
次はもっとアプローチしやすい尾根を探して登りたいですね。
最後に、写真1で稜線に見えている木なんですが、全部大木ですよ!そばに行ってその大きさにビックリでした。
なお、急傾斜地のビデオ映像はありません。非常に滑りやすかったため、四肢をフルに使わなければならず、カメラを固定できるヘルメットを持って行かなかったので撮影不可能でした。
数日前なのに見た風景があって懐かしいです。
私はあの稜線部分が通られないのはもったいないと思います。ただ取付部の崩壊地はシカさんは楽勝で登っていましたが、そのあと赤土の塊がコラショっと落ちてきました。
古くは崩壊帯の上に登山道があったのか、あるいは昔から急傾斜だったのかわかりませんが正規コル部到達ルートとほぼ同じ時間で登れるので使えるようにしたいですね。
窯跡があったとは… 今のブル道の作業が2月に終われば稜線に安全に利用できますがちょと駐車場からは遠いですね。
登るのはまだいいけどよくあの崩壊帯を無事に降りられました。
私はまた行ってきます。
今回別の場所から入ってみて、pixusさんルートが最短じゃあないかと感じました。
あのあたりはどこをとっても急登となるんですよね。やはり実際行かないと解らないってことですか。
ただ、下りに使った尾根は結構大丈夫のような気がします
それでも大ブナの下あたりはズルズルですよね
あの稜線はそれだけ苦労しても報われるだけの場所ですね。もし登山道として整備していくのなら、計画的に大切に行って行きたいですよね
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する