天狗角力取山・大井沢から竜ヶ岳経由ピストン

2023年06月11日(日) ~ 2023年06月12日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 14.1km
• 登り: 1,177m
• 下り: 1,170m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:30
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:30

5:50 南俣沢出合
7:50 竜ヶ岳水場
10:00 粟畑
10:20 天狗小屋

2日目

• 山行: 3:10
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:10

4:20 天狗小屋
4:30 天狗角力取山
4:50 粟畑
6:10 竜ヶ岳水場
7:30 南俣沢出合

天候

6/11：曇りのち雨
6/12：曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

南俣沢出合の駐車場は5〜6台程度のキャパ。日曜の朝5時過ぎに当方が到着した時は、残スペース1〜2台分程度でした。

コース状況／危険箇所等

道中危険箇所はない。
雪渓は、竜ヶ岳の水場より上で4〜5か所あったが規模は小さく、夏道の出入口にピンクリボンがあるので迷うことはない。
ただこの登山道、指導標が殆んどなく(粟畑まで見かけませんでした)、位置は自力で把握する必要がある。
登山ポストは大井沢温泉ゆったり館の入口にありました(当方は、山形県山岳情報ポータルサイトのフォームに予め入力しました)。

その他周辺情報

今回は大井沢のペンションＲロイズに前泊。1泊夕食と朝食おにぎり付で8000円。
下山後の温泉はこの方面の定番、大井沢温泉ゆったり館へ。8〜20時営業で350円。
下山後の食事は、車で少し走って寒河江の福家そば屋でワンタンメン。880円。

写真

6/10 15:34

今回は大井沢で前泊。川沿いに建つペンションRロイズは、静か＆清潔でのんびりできました。

6/11 5:38

日曜朝の南俣沢出合の登山口。駐車のキャパはこれでほぼいっぱいか。

6/11 6:03

最初の河岸段丘を上がると、しばらくカラマツ林の平坦な道が続く。

6/11 6:36

少しずつ高度が上がってきた。

6/11 6:54

つつじがあちこち咲いているのがこの時期らしい。

6/11 7:09

標高1000mくらいからはガスの中を歩くようになる。

6/11 7:46

竜ヶ岳下の水場。ここで水分を補給。

6/11 7:52

水場付近はミズバショウが美しい。

6/11 7:53

何回か雪渓が現われるが、このように先が見通せ、夏道との境にピンクテープがあるので、迷うことはない。

6/11 9:05

残念ながら雨が降り出してきたので、カッパとザックカバーを装着。

6/11 9:39

雨量観測所。頂上まであと少し。

6/11 9:40

雨量観測所から先は、道が石畳になっていた。

6/11 9:54

粟畑のピーク。残念ながらガスで視界はなく、先に進む。

6/11 10:08

頂上直下の小屋への分岐。とりあえず小屋に逃げ込むことにする。

6/11 10:24

雪渓上でガスにまかれ、一時方向を見失うが、何とか天狗小屋に到着。

6/11 10:34

小屋の2階。雨が強くなってきたので、今日はここでまったりすることにする。

6/11 10:56

宿で作ってもらったおにぎりを昼食に。

6/11 14:53

この日は殆どガスの中だったが、瞬間的にガスが取れることが数回あり、粟畑方面が見えた。

6/12 4:16

明けて翌朝、曇りだが昨日とは異なってガスは取れている。

6/12 4:24

稜線から小屋を望む。昨日はガスでこの雪渓すら全部は見通せなかったのだ。

6/12 4:28

天狗角力取山山頂。残念ながら朝日連峰主稜は雲の中…。

6/12 4:28

山頂から障子ヶ岳。

6/12 4:31

山頂から、昨日登ってきた竜ヶ岳と粟畑。

6/12 4:34

天狗角力取場。石が土俵の形に並べられている。

6/12 4:51

下山時の粟畑から朝日連峰。眺望はまたのお楽しみとする。

6/12 6:02

ミズバショウを昨日と角度を変えて撮ってみた。

6/12 7:26

帰着時の登山口。さすがに自分の車だけ…。

6/12 9:11

下山後の温泉は、この方面の定番、大井沢温泉ゆったり館へ。

6/12 11:14

昼食は寒河江の福家そば屋でワンタンメン。

撮影機器：

COOLPIX P330 NIKON

感想

J-san

今年初の泊山行は、昨年秋に引き続いて朝日連峰と考え、比較的人が少なそうな天狗角力取山を、大井沢に前泊し、更に天狗小屋にも泊まってゆっくり歩くプランとした。直前まで、障子ヶ岳から周回するルートを歩くつもりだったのだが、残雪が多い場合はルートを見いだせなくなる可能性も多分にあるため、安全策として竜ヶ岳経由でピストンすることにした。

前の日に大井沢に入ったのだが、翌日からの天気予報はどうにもよくなく、長閑な集落を散歩しながら山行を決行するか否か、かなり悩んだ。残雪の山々の展望は望めそうにないが、詳細予報によれば、登りも下りも歩いている時間はなんとか曇で持ちそうだったので、せっかく前泊で来たのだからと決行することにした。

結果として、登りの樹林帯を抜ける直前あたりから雨となったが、小屋に入るまでは小雨程度で、びしょびしょにはならずに済んだ。着いたのは午前10時過ぎ、荷物を整理しているうちに雨が強くなり、外に出るのは憚られたので、あとは食べて飲んで寝るだけ。誰もいない山の中でこうしてまったり過ごすのも、またいいものだ。

ということで、今回は天候には恵まれなかったが、静かな山の空気は存分に吸うことができ、これはこれで良しとしたい。