【甲武信ヶ岳】千曲川源流でマイナスイオンを浴びよう!
- GPS
- 09:36
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,434m
- 下り
- 1,432m
コースタイム
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 9:36
天候 | 雨のち曇り、時々晴れ⛅️ 雲多め。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
レタス畑が途切れてからダート道を100mほど進むと広い駐車場がある。 30台くらいいけそう。 トイレあり、登山ポストあり、登山届もボールペンもあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■毛木平〜千曲川源流地点 ゆるやかに高度を上げます。特に危険箇所なし。 沢に合流する小川を何度か渡るので防水仕様の靴のほうがよさげ。 ■源流地点〜甲武信岳 沢沿い歩きから変わって一気に急登になります。 約1時間なのでがんばれる。 ■甲武信岳〜十文字小屋 とにかくアップダウンが多い。甲武信岳へ向かう登山道というより、縦走路と考えた方がいいです。 今回下山で使いましたが、三宝山→武信白岩山→大山とピークが3つあり、登って下ります。しかも急登。とくに大山は短いですがほぼ垂直な鎖場があります。 ちょっとした道でもただ漫然と足を置けば良いような感じではなくて、次の次の足の置き場を考えながらじゃないと無駄に疲れるというか、なんというか・・・結構難しい登山道だとおもいます! 今の時期はシャクナゲがすごく綺麗です。 ■十文字小屋〜毛木平 30分ほどトラバース道を歩いたあと1時間以上の急な下り。何度か沢を渡るので、増水時は難しそうです。木々の緑や苔がすごく綺麗! |
写真
感想
雨前提で行ける山ないかな〜と信州百名山を眺めていたところ、甲武信小屋のウェブページでこんな文言を見つけました。
「雨の日に来てほしい」
ほほーう。埼玉-山梨-長野の好展望地にありながら「雨の日に来てほしい」とは。小屋番さんが言うのならば行ってみましょう!
ということで、今回は景色に期待しない甲武信ヶ岳です。
少し長めに記録書いてます。
天気予報は雨のち晴れ。
10時間を超える山行になるので日の出とともに出発です。小雨が降っていましたが、樹林帯に入ると気にならなくなりました。
千曲川になる沢(というかもう千曲川?)沿いを歩きます。水量は多めですが濁流という感じではないので、ひとまず安心。
苔、木、花、草も全部が生き生きしていて癒される。
空気中の水分に苔や木の匂いが溶け込んでめっちゃ良い香りがします。決して人工的には作れない香り。これを伝える語彙力がほしい…( ;∀;)
1時間ほど歩くと雨がやんで太陽が出てきました。木々の隙間から光が差し込んで沢も苔もキラキラして本当にきれい。思わず鳥肌…。
急な登りもなく、沢に沿って少しずつ高度を上げます。ずーっと苔ロード。北八ヶ岳の苔の森の規模をもっと大きくした感じでとても癒されます。
約2時間半で千曲川源流地点に到着。
川の源流に来たのはこれが初めてなのですが、なんだかすごく感動しました。
最初は苔の隙間からちょろちょろーって水が出ているだけ。その苔より上には当たり前だけど川の流れもなんにもない。でも源流から2m先にはもう幅50cmくらいの沢になってる…あのちょろちょろーがいつのまに?!🤔
さて、テンションが上がったところで甲武信ヶ岳までの最後の登りです。今まで緩やかな登りだった分山頂までは一気に高度を上げます。
山頂は残念ながらガスが多く、展望が見えそうで見えない状態。今日は期待してなかったからいいのよ〜と思いつつ休憩していると、うっすらと山梨方面が見えてきました!欲を持たないほうが晴れてくるあるある。
すっきり快晴とはいきませんでしたが、富士山も確認できて満足です。
1時間ほど休憩したら下山します。せっかくなので周回コースを取ろうと十文字小屋を経由するルートを使ったのですが、、、ほんとキツカッタ。
まずはおとなり三宝山へ。あとは下山だー♪と甲武信小屋からの苔ロードをルンルンで歩いているといきなり急な登りが出現。
「…なぜ登り?(・ω・)」ここで初めてまじまじと地図を確認。十文字小屋までに大きいものだけで3回のアップダウン。山行く前にちゃんと調べとけよって話なんですが。もうここまで来たのでひーひー言いながら登ります。そしてその分を下ります。
しばらくすると目の前にもう一山「武信白岩山」出現。しかも岩ゴツゴツ。名前に負けてないカッコよさです。さすがに頂上の岩はクライミング技術が必要な感じでしたが、直下まで登山道があります。ここも急だったな…。
そのあとも細かい小山を何度も登っては下りを繰り返します。
「もうええよ…」と思ったところで最後の「大山」が出現。急な登りを終えると360度展望の山頂でした。雲は多かったけど、秩父や長野方面を見渡すことができてちょっと気分があがります。
甲武信ヶ岳からここまで3時間近く歩いたわりに200mしか下ってなくて、「えっ…?」となりましたが、この後は本当に本当にもう下るだけだー♪と思い出発。
下山道を進むとすぐに10m位のほぼ垂直な岩場。まじか!!とおもわず声が出ました。それなりに手足を置く場所はあるし、距離も短いので不安はなかったですが、久々にがっつりとした鎖場に来たので少し緊張しました。
最後の難所を超えたら (今度こそ) 樹林帯を下ります。シャクナゲがたくさん咲いていて、ようやくゆっくり写真を撮ったり眺めたりしながら歩けました。
十文字小屋からはひたすら急な下りです。想定外のアップダウンが続いたことでかなり疲れていたので、ただただ足を動かします。こちらのルートも木々の緑がすごく綺麗でした。紅葉の時期に来てみたい!
駐車場に着くころには足がくたくたになってました。久々に歩いたなあ。
雨の日は森が生き生きしていて、快晴の日とはまた違った楽しさがありますね✨
千曲川源流コースはとても楽しくて気に入りました。今回梅雨時期に来たけど、夏も秋も絶対いいコースな気がします。
また時期を見て訪れたいなーと思いました🍁
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