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Yamareco

記録ID: 5602436
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

【甲武信ヶ岳】千曲川源流でマイナスイオンを浴びよう!

2023年06月13日(火) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:36
距離
16.9km
登り
1,434m
下り
1,432m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:27
休憩
1:09
合計
9:36
距離 16.9km 登り 1,434m 下り 1,442m
4:49
31
5:20
5:21
13
5:34
5:36
53
6:29
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60
9:06
9:24
12
9:36
10:03
34
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10:38
4
10:42
28
11:10
11:11
15
11:41
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12:27
26
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4
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59
13:56
9
14:05
14:06
18
14:24
1
14:25
ゴール地点
天候 雨のち曇り、時々晴れ⛅️
雲多め。
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
長野県側の毛木平登山口駐車場を使用。
レタス畑が途切れてからダート道を100mほど進むと広い駐車場がある。
30台くらいいけそう。
トイレあり、登山ポストあり、登山届もボールペンもあり。
コース状況/
危険箇所等
■毛木平〜千曲川源流地点
ゆるやかに高度を上げます。特に危険箇所なし。
沢に合流する小川を何度か渡るので防水仕様の靴のほうがよさげ。

■源流地点〜甲武信岳
沢沿い歩きから変わって一気に急登になります。
約1時間なのでがんばれる。

■甲武信岳〜十文字小屋
とにかくアップダウンが多い。甲武信岳へ向かう登山道というより、縦走路と考えた方がいいです。
今回下山で使いましたが、三宝山→武信白岩山→大山とピークが3つあり、登って下ります。しかも急登。とくに大山は短いですがほぼ垂直な鎖場があります。
ちょっとした道でもただ漫然と足を置けば良いような感じではなくて、次の次の足の置き場を考えながらじゃないと無駄に疲れるというか、なんというか・・・結構難しい登山道だとおもいます!
今の時期はシャクナゲがすごく綺麗です。

■十文字小屋〜毛木平
30分ほどトラバース道を歩いたあと1時間以上の急な下り。何度か沢を渡るので、増水時は難しそうです。木々の緑や苔がすごく綺麗!
雨降っているけど、しゅっぱーつ
2023年06月13日 04:49撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
6/13 4:49
雨降っているけど、しゅっぱーつ
植物も水分補給
2023年06月13日 05:02撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
6/13 5:02
植物も水分補給
沢沿いを歩いて行きます。
濡れた石で滑らないように気をつけて…
2023年06月13日 05:25撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
6/13 5:25
沢沿いを歩いて行きます。
濡れた石で滑らないように気をつけて…
めっちゃ見てくるニホンジカさん。
見えなくなるまで送ってくれました。
2023年06月13日 06:08撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/13 6:08
めっちゃ見てくるニホンジカさん。
見えなくなるまで送ってくれました。
太陽出てきたー!
沢沿い気持ちいいなあー
2023年06月13日 06:14撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/13 6:14
太陽出てきたー!
沢沿い気持ちいいなあー
一面の苔たち
2023年06月13日 06:18撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/13 6:18
一面の苔たち
ほんと癒される…
マイナスイオンに溢れてます
2023年06月13日 06:18撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/13 6:18
ほんと癒される…
マイナスイオンに溢れてます
なめ滝
ここも横を通過します。
2023年06月13日 06:31撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/13 6:31
なめ滝
ここも横を通過します。
苔と樹林帯の緑色がきれいすぎるのよ
2023年06月13日 06:48撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
6/13 6:48
苔と樹林帯の緑色がきれいすぎるのよ
だんだん川幅が細くなってきました
水透明すぎん?
2023年06月13日 07:24撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/13 7:24
だんだん川幅が細くなってきました
水透明すぎん?
源流地点にとうちゃーく
2023年06月13日 07:41撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/13 7:41
源流地点にとうちゃーく
苔の隙間から水が出てます。
やわらかくて美味しい水でした。
源流の水飲めるとかめっちゃ贅沢ね
2023年06月13日 07:42撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/13 7:42
苔の隙間から水が出てます。
やわらかくて美味しい水でした。
源流の水飲めるとかめっちゃ贅沢ね
ここからは急な登り!
2023年06月13日 07:57撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
6/13 7:57
ここからは急な登り!
どっちに行っても有名な山たちです
2023年06月13日 08:07撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
6/13 8:07
どっちに行っても有名な山たちです
山頂直下でも苔ロード。
そろそろガスは取れてくれていいよ?
2023年06月13日 08:12撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
6/13 8:12
山頂直下でも苔ロード。
そろそろガスは取れてくれていいよ?
最後の登り〜
2023年06月13日 08:26撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/13 8:26
最後の登り〜
とうちゃく。
久々に日本百名山きたな。
2023年06月13日 08:29撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/13 8:29
とうちゃく。
久々に日本百名山きたな。
ガスよーどっかいけー
2023年06月13日 08:31撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/13 8:31
ガスよーどっかいけー
ガスよーどっかいけー
2023年06月13日 08:36撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/13 8:36
ガスよーどっかいけー
なんか晴れてきた!
富士山見えた!
2023年06月13日 08:42撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/13 8:42
なんか晴れてきた!
富士山見えた!
大弛峠のほうも見えてきた!
ながーい稜線です
2023年06月13日 09:14撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/13 9:14
大弛峠のほうも見えてきた!
ながーい稜線です
意外と景色見れて満足です
2023年06月13日 09:25撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/13 9:25
意外と景色見れて満足です
この先アップダウンがあるなど知らず
ルンルンで下山してるときの写真
2023年06月13日 10:13撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
6/13 10:13
この先アップダウンがあるなど知らず
ルンルンで下山してるときの写真
尻岩
手前はクレヨンしんちゃんによく
出てくる感じのおちりですね
2023年06月13日 11:11撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/13 11:11
尻岩
手前はクレヨンしんちゃんによく
出てくる感じのおちりですね
武信白岩山の直下。
これ登るのキツいよお( ; ; )
2023年06月13日 11:17撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/13 11:17
武信白岩山の直下。
これ登るのキツいよお( ; ; )
これも登るんですか?( ; ; )
2023年06月13日 11:40撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/13 11:40
これも登るんですか?( ; ; )
シャクナゲきれい。
時期は少し遅かったみたいですが、
十分たくさん咲いてました
2023年06月13日 11:51撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/13 11:51
シャクナゲきれい。
時期は少し遅かったみたいですが、
十分たくさん咲いてました
秩父方面。
山、深すぎでは…?(°_°)
見える限り全部山だったな。
2023年06月13日 11:55撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/13 11:55
秩父方面。
山、深すぎでは…?(°_°)
見える限り全部山だったな。
遠くからでもわかるレタス畑
2023年06月13日 12:20撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/13 12:20
遠くからでもわかるレタス畑
最後の大山にとうちゃく!
ここは埼玉県なのね
2023年06月13日 12:20撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/13 12:20
最後の大山にとうちゃく!
ここは埼玉県なのね
右の方にあるギザギザの山
なんだろう。
2023年06月13日 12:21撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/13 12:21
右の方にあるギザギザの山
なんだろう。
鎖場を下りて振り返る。
思った以上に大変だった…
2023年06月13日 12:28撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/13 12:28
鎖場を下りて振り返る。
思った以上に大変だった…
シャクナゲのトンネル
2023年06月13日 12:31撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/13 12:31
シャクナゲのトンネル
やっっと十文字小屋🥹
2023年06月13日 12:56撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
6/13 12:56
やっっと十文字小屋🥹
緑がすごく綺麗
でももう足がくたくたです
2023年06月13日 13:48撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/13 13:48
緑がすごく綺麗
でももう足がくたくたです
源流地点からどんどん水が集まって、登山口付近でこれくらいの幅に。
ちりつもだなあ
2023年06月13日 14:13撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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6/13 14:13
源流地点からどんどん水が集まって、登山口付近でこれくらいの幅に。
ちりつもだなあ
やっと駐車場ー!
このあとすぐににわか雨がありました。タイミングばっちり。
2023年06月13日 14:24撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
6/13 14:24
やっと駐車場ー!
このあとすぐににわか雨がありました。タイミングばっちり。
撮影機器:

感想

雨前提で行ける山ないかな〜と信州百名山を眺めていたところ、甲武信小屋のウェブページでこんな文言を見つけました。

「雨の日に来てほしい」

ほほーう。埼玉-山梨-長野の好展望地にありながら「雨の日に来てほしい」とは。小屋番さんが言うのならば行ってみましょう!
ということで、今回は景色に期待しない甲武信ヶ岳です。
少し長めに記録書いてます。


天気予報は雨のち晴れ。
10時間を超える山行になるので日の出とともに出発です。小雨が降っていましたが、樹林帯に入ると気にならなくなりました。

千曲川になる沢(というかもう千曲川?)沿いを歩きます。水量は多めですが濁流という感じではないので、ひとまず安心。
苔、木、花、草も全部が生き生きしていて癒される。
空気中の水分に苔や木の匂いが溶け込んでめっちゃ良い香りがします。決して人工的には作れない香り。これを伝える語彙力がほしい…( ;∀;)

1時間ほど歩くと雨がやんで太陽が出てきました。木々の隙間から光が差し込んで沢も苔もキラキラして本当にきれい。思わず鳥肌…。
急な登りもなく、沢に沿って少しずつ高度を上げます。ずーっと苔ロード。北八ヶ岳の苔の森の規模をもっと大きくした感じでとても癒されます。


約2時間半で千曲川源流地点に到着。
川の源流に来たのはこれが初めてなのですが、なんだかすごく感動しました。
最初は苔の隙間からちょろちょろーって水が出ているだけ。その苔より上には当たり前だけど川の流れもなんにもない。でも源流から2m先にはもう幅50cmくらいの沢になってる…あのちょろちょろーがいつのまに?!🤔


さて、テンションが上がったところで甲武信ヶ岳までの最後の登りです。今まで緩やかな登りだった分山頂までは一気に高度を上げます。

山頂は残念ながらガスが多く、展望が見えそうで見えない状態。今日は期待してなかったからいいのよ〜と思いつつ休憩していると、うっすらと山梨方面が見えてきました!欲を持たないほうが晴れてくるあるある。
すっきり快晴とはいきませんでしたが、富士山も確認できて満足です。


1時間ほど休憩したら下山します。せっかくなので周回コースを取ろうと十文字小屋を経由するルートを使ったのですが、、、ほんとキツカッタ。

まずはおとなり三宝山へ。あとは下山だー♪と甲武信小屋からの苔ロードをルンルンで歩いているといきなり急な登りが出現。
「…なぜ登り?(・ω・)」ここで初めてまじまじと地図を確認。十文字小屋までに大きいものだけで3回のアップダウン。山行く前にちゃんと調べとけよって話なんですが。もうここまで来たのでひーひー言いながら登ります。そしてその分を下ります。

しばらくすると目の前にもう一山「武信白岩山」出現。しかも岩ゴツゴツ。名前に負けてないカッコよさです。さすがに頂上の岩はクライミング技術が必要な感じでしたが、直下まで登山道があります。ここも急だったな…。

そのあとも細かい小山を何度も登っては下りを繰り返します。
「もうええよ…」と思ったところで最後の「大山」が出現。急な登りを終えると360度展望の山頂でした。雲は多かったけど、秩父や長野方面を見渡すことができてちょっと気分があがります。
甲武信ヶ岳からここまで3時間近く歩いたわりに200mしか下ってなくて、「えっ…?」となりましたが、この後は本当に本当にもう下るだけだー♪と思い出発。


下山道を進むとすぐに10m位のほぼ垂直な岩場。まじか!!とおもわず声が出ました。それなりに手足を置く場所はあるし、距離も短いので不安はなかったですが、久々にがっつりとした鎖場に来たので少し緊張しました。


最後の難所を超えたら (今度こそ) 樹林帯を下ります。シャクナゲがたくさん咲いていて、ようやくゆっくり写真を撮ったり眺めたりしながら歩けました。
十文字小屋からはひたすら急な下りです。想定外のアップダウンが続いたことでかなり疲れていたので、ただただ足を動かします。こちらのルートも木々の緑がすごく綺麗でした。紅葉の時期に来てみたい!

駐車場に着くころには足がくたくたになってました。久々に歩いたなあ。



雨の日は森が生き生きしていて、快晴の日とはまた違った楽しさがありますね✨
千曲川源流コースはとても楽しくて気に入りました。今回梅雨時期に来たけど、夏も秋も絶対いいコースな気がします。
また時期を見て訪れたいなーと思いました🍁

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