羽黒山〜羽黒古道から南谷〜

2023年06月17日(土) [日帰り]

• GPS: 03:14
• 距離: 8.9km
• 登り: 486m
• 下り: 471m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:04
• 休憩: 0:11
• 合計: 3:15

距離 8.9km 登り 486m 下り 486m

10:14 スタート地点
11:15 11:18 羽黒山
11:48 11:54 南谷
12:28 12:29 羽黒山
13:28 ゴール地点

天候

晴れ、スタート時24℃、下山時は27℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口近くに邪魔にならないように路駐。付近にトイレは無し。清川駅かビジターセンター利用か

コース状況／危険箇所等

木材伐採作業中で、登山道には立ち入り禁止表示、自己責任で。休憩中の作業員さんに挨拶しても特に何も言われなかった

その他周辺情報

北月山荘に温泉。清川の最上川対岸には観音湯

写真

6/17 10:04

登山口の案内看板。この近くの邪魔にならないような場所に路駐してスタート。2枚の看板の間に雲から顔を出した月山が見えている

6/17 10:05

登山口は「鉢子」集落。月山を開いたという「蜂子」の皇子と字が違うのが面白い

6/17 10:16

最初は舗装の林道歩きから

6/17 10:18

路肩に古そうなお地蔵様

6/17 10:21

皇野公園の石の標識。裏には、右が手向(とうげ、羽黒山の門前町)左が羽黒山とあった

6/17 10:23

別のお地蔵さんや古い石碑が点々と

6/17 10:37

林道から登山道に入って間もなく、杉の美林の伐採が行われていた

6/17 10:47

送電線の下を進む。道の両脇に蕨が見えたので、帰り道に少しお土産をいただいた

6/17 10:55

何箇所か倒木は有ったが道はしっかり刈り払いされている。整備ありがとうございます

6/17 10:58

送電線の鉄塔下は芝生の広場になっていて、少し痛んではいるがベンチもあった。みはらしの丘と呼ぶらしい。庄内平野が見える

6/17 11:09

山頂が近づくと杉の植林は減り、ブナの木の間に杉の巨木が混じる林に変わる

6/17 11:14

おお、ここに出るのか！　霊祭殿裏の風車が回る場所

6/17 11:18

お地蔵さんと風車

6/17 11:21

三神合祭殿。いつ見ても巨大な茅葺き屋根

6/17 11:24

今日は鉢子から登ったので蜂子神社の参拝は欠かせない

6/17 11:37

鳥居をくぐり、三の坂の石段を下りる

6/17 11:39

三の坂を降りたところの分岐から南谷に進む。ここからも初めて歩く道。今日の羽黒山はいつもと違う

6/17 11:45

石段の参道に勝るとも劣らない杉の巨木の間を進む

6/17 11:47

この橋と石積みは古いものだろうな

6/17 11:47

羽黒山南谷の石碑。辺りを見回しても芭蕉が逗留した寺院があったようには見えないが？と思いながら少し進むと…

6/17 11:48

え〜っ⁉︎ と思うような平らで広い空間が広がる

6/17 11:50

広場の端には明らかに人手が入っている池。立派な庭園があったのだろう

6/17 11:51

刈り払いされていることもあって、往時が偲ばれる、パワーを感じるような良い空間

6/17 11:52

広場の周りを杉の巨木が取り囲む

6/17 12:14

南谷の先へ進むと、やがて羽黒山有料道路に並行する古道に突きあたる。右折して荒澤寺まで行くか迷ったが、今日はここまでにして戻ろう

6/17 12:19

駐車場は半分も埋まっていなかった

6/17 12:20

昼過ぎの稼ぎ時のはずなのにかなり寂しい

6/17 12:23

観光客の少ない裏通り

6/17 12:24

柵の扉に皇室の菊花紋が付く蜂子の皇子の墓所。蜂子の皇子は飛鳥時代の崇峻天皇の第三皇子。Wikiによれば、593年に由良の八乙女浦にたどり着き、羽黒山を開山して羽黒修験の元になり、引き続き月山も開山したとされる。墓所は宮内庁管轄の皇族の墓では最北端のようだ

6/17 12:27

参道右に並ぶ社を見ながら、登ってきた羽黒古道に向かう。いつもと違う羽黒山を堪能した一日。

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

かん

梅雨の晴れ間なのに、天気予報通り、朝は鳥海山も月山も厚い雲の中。こんな日のために温めていた羽黒古道トレッキングに出発。清川から北月山荘に向かう途中の鉢子集落に登山口があります。近くには皇野(すべの)集落もあり、蜂子の皇子との関連を感じます。ちなみに、ここまで来たら月山は雲から顔を出していた…

麓には古い地蔵や石碑があって歴史を感じますが、山道に入ると意外に？普通の里山の登山道。特筆することもなく羽黒山山頂へ。

参拝後はこちらも歩いてみたかった南谷へ。前から三の坂下の分岐の先が気になっていました。少しぬかるみがちな道を、古い飛び石伝いに進むとやがて広く平らに開けた南谷の寺院跡に到着。芭蕉が逗留した大きな寺院があったという往時を想像します。辺りは山頂に負けないほどの杉の巨木に囲まれていました。

帰り道、鳥海山も顔を出し始めたので、明日はイチゲの日か？