記録ID: 56527
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雪山ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間
鍋倉高原 牧峠
2010年01月31日(日) [日帰り]
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- GPS
- 07:30
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 543m
- 下り
- 557m
コースタイム
8:20森の家9:00−10:30林道との出会い−11:30ぶな林−12:00ピーク1,011m−12:30牧峠13:20−15:00農道合流16:00−16:30森の家
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年01月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
この所暖かい日が続いた事と、朝の冷え込みで雪面はしみ渡りが出来る程の硬さとなり、林道との合流まではラッセルする事無く快適な歩きが楽しめました。しかし林帯の中では雪がやわらかく時々スノーシューでも潜ってしまう様な場所は有ります。その後林道と合流してからは暫く道に沿って歩きますが、その分岐手前数百メートルの左カーブでは、雪の吹き溜りで道がなくなっています。代わりに斜度30度を超える程の雪の斜面をトラバースする格好で通過するので、非常に神経を使う場所となっています。特に雪が硬くしみ渡り状態なので、スリップや転倒すると左の谷へ、約数十メートルに程の雪の滑り台を落下する事になります。 谷には岩や川の水が有る様な状況は不明ですが、怪我をして動けなくなる要因となりますので、通行には十分な注意が必要です。 ここを抜けると、間もなく左側に土倉から登ってくる古道と合流します。 ここから数メートル進むと、右手の斜面を登る道らしき地形がが出てきますので、そこを登って行きます。非常に見付けにくいので土倉からの道と合流する地点で右の斜面を登った方が、道(=古道)を見付け易いかもしれません。 ここからは雪もやわらかくなり新雪の様な状態なので、とても快適なスノーシューの醍醐味が味わえる歩きが出来ました。地形を見ながら道と思われる所を歩いて行くと、やがて登りの左カーブとなり、そこを抜けると目の前に牧峠と右手に1,011mのピークが見えて来ます。 この先一旦牧峠への林道と合流しここで一息です。 この林道を十数メートル歩いた後、林道は左側へ古道は右側へと別れ1,011mのピーク脇のコルを目指して登りの道となります。 暫く歩くと1,011mのピークを見上げる場所に出てきます。古道は左へカーブを切りますが、我々は右に見える巨大なぶなの木数本が立っている斜面の先、1,011mのピーク右肩の尾根を目指し進路を取る事にしました。因みに多分数時間前に通ったと思われるスノーシュー2名程の足跡も有り、それをトレースする様な形になります。 巨大ぶな林の斜面は30度を越える為かなりきついです。尾根に取り付くまで5回程休憩しながら歩く事になりました。ぶなの木は近付くとその大きさを実感する事が出来、素晴らしいの一言に尽きます。 積雪がある為ふだん触れない枝に触る事が出来るのは、この時期ならではの特権ですね。 尾根に取り付きましたがここも斜度がきつく2回ほど休憩しながら、やっとの思いで1,011mのピークに到着しました。 苦しみもあってか、その眺めは360度の眺望で大変素晴らしいの一言です。少しかすんではいましたが、高社山、志賀高原の山々、野沢温泉や毛無山、苗場山、鳥甲山、谷川岳の山々、上越市と日本海、妙高山や火打山。 1,011mのピークは日本海からの風によりナイフリッジ状となって、視界をふせぐ物は何も有りませんので、ちょっとした雪山登頂の感激を味わいました。 この辺りは積雪が2m以上なので、無積雪時期と比べると山や稜線の形が変わっているのが明らかに判ります。昨年と比べて雪の量が倍以上違いました。 その後進路を牧峠へ取り峰を降りますが、ナイフリッジ状となっていて雑草や低木林が雪の下になっているので一面は雪の滑り台、ちょっと緊張しながら慎重に降りました。 牧峠は雪のない峠といわれていますが、昨年は確かに雪がなく道路の舗装面が数十メートル出ていました。が、今年は舗装面は出てなく代わりに高さ十数メートルの雪の壁が出来ていました。山の峰からほぼ斜めに雪の吹き溜り道を塞いでいるので、今年の雪解けには時間が掛かり開通が遅くなるのではないでしょか? 牧峠では気温が低く雪面は硬く締まっていました。スノーシューがなくても十分歩ける状態です。ここでお湯を沸かしカップラーメンでお昼ご飯を頂きました。 帰りは土倉へ降りる林道沿いにコースを取りました。 林道をトレースするのではなく、ショートカットでほぼ直線的に降りて行きます。雪質も抜群で下りスノーシューはとても楽しくさくさく歩けて、あっという間に下って行きます。ため池までのルートはスキーやスノーボードでも十分楽しめる斜度と地形が広がっています。 ため池を過ぎ段々畑(たんぼ?)をまっすぐ下て行きますが、ここは段差をジャンプしたり、プラソリで降りてくるのがとっても楽しいコースです。 くれぐれもデジカメを落としたり、無線機のアンテナを折り曲げたりしない様、身辺には注意をして下さい。(あ、自分の事か) 昨年は無線機が衝撃で内部でショートを起こし壊れました。 この日の午後は気温が上がった為粗目状の雪となり、非常にぬれやすく丸で春の雪質となっていました。 楽しみ過ぎて曲がる所を曲がらず道を間違えない様にご注意をお願い致します。 |
写真
感想
天気がまずまずでした。風もなく穏やかな一日だった為、非常に快適なスノーシューを楽しめました。下りで遊び過ぎてデジカメを落とし、探しに戻ったのはちょっと大変でしたが、見付けた時の喜びはなんとも云えませんでした。
また、道を間違えて15分ほど遠回りして少し悔しかったです。
次回は羽広山辺りが面白そうなので行ってみようかを思います。
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