記録ID: 5670106
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無雪期ピークハント/縦走
比良山系
三国山・明王の禿 下山道を自分で作る怖いハイク
2023年07月02日(日) [日帰り]
福井県
滋賀県
ファンキー小太郎君
その他1人
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 06:24
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 614m
- 下り
- 593m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 6:23
距離 7.5km
登り 614m
下り 617m
13:41
ゴール地点
天候 | 朝 小雨 昼以降 晴れ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■害虫・害獣 マダニ・山ヒルなどはいませんでした。 獣に関しては、見たのは鹿と青大将ぐらいで、 ヘビ(マムシ・ヤマカガシ)はいなかった。 今年のものではありませんが、熊の剥ぎ跡があった。 ◼︎県道から駐車場までの林道(黒河林道) 車の通行ですが、アスファルト道です。車幅の広いアウトバックでも通れないほどではなかったですが、倒木1ヶ所、窪地3ヶ所ありました。ベンツゲレンデやレクサスLX、ランクルなど2mほどある車幅の車は木の枝が触れるのではないかと思います。ちなみにアウトバックは約1.87m ギリギリでした。 ■駐車地から黒河登山口 林道です。2匐瓩は緩やかな傾斜面を歩きます。左斜面が急斜面の崖もあり、前日は大雨だったので、落石には注意いたしました。 ■黒河登山口から三国山 狭い山道です。左側が谷で切れている個所もありますので、転倒滑落に注意。特に木の根や岩など雨も多少降っておりましたので、注意しながら歩きました。斜度は緩やかです。三国山山頂直下がこのコースの登りで一番のきつい斜面。以前、階段だった斜面で、鉄の棒などが処理されておらず、そのまま残っております。転倒して頭でも打ち付けたら大怪我の元ですので、粘土質状の滑りやすい斜面ですので注意が必要。 ■三国山から明王の禿 緩やかな登り降りの山道。明王の禿までは登りませんでしたので、 山頂直下までの道はわかりません。 ■明王の禿(導線看板)から駐車地までの下山道 前半は緩やかな尾根道の降りですが、何せ道と言う道はありません。熊笹の藪漕ぎってほどではありませんが、背の低い草、厄介なのは低木の木々の枝。掻き分けるように降ります。まっすぐ行っているつもりでも、目算ですとズレてきますので、とにかくコンパスチェックが頻繁に行います。最初は国土地理院地図上の569m地点を目指しました。次に510m地点。ここまで降りれば、登山道表示があるはずと思ったら、道はなかった。かっては道があったはずですが、実際はありません。テープは1ヶ所あったのみ。まぁ 人が入った痕跡はあったので、気持ちは楽になります。 問題はこの510m地点から駐車地までが急斜面です。特に林道に降りる斜面の選択には迷いました。どこから降りるのが一番安全かどうか?まぁ なんとか尻もちをつきながら、木の根をつかみながら、無事 下山。 |
その他周辺情報 | トイレ: 長浜市側からの場合は、賤ケ岳トンネルともう一つ越えると道の駅 塩津海道・あぢかまの駅にあります。高島市側からの場合は、道の駅 マキノ追坂峠 黒河登山口にトイレがありますが、あまり管理されていないようで汚い。 お土産:本日も名神養老SAでスエヒロの弁当+赤福を コンビニ:道の駅近くにセブンイレブン |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
バックパック(パランテ・ジョーイ
家内 山と道・ミニ2)ヘルメット(MAMMUT WALL RIDER
家内 black daimond vapor)
トレッキングポール( ゴッサマーギア・スリーピースカーボン
家内 レキ・クレシダ)
雨具(山と道・UL All-weather Hoody・pants各自)
熊鈴各自
熊よけスプレー各自
熊除け用爆竹ピストル
警笛各自
携帯電話各自
サバイバルナイフ
Garmin(FENIX6X)
ゴミ袋各自
|
---|---|
共同装備 |
予備(長袖シャツ
半袖Tシャツ
下着
靴下)
濡タオル
救急医療セット
雨具
ヘッデン(PETZL各1)
エマージェンシーキット(ビバーク用ライト「アクモキャンドル
赤色発煙筒「ココデス」SOL ヒートシートサバイバルブランケット
ポイズンリムーバー)地形図
ガイドマップ
筆記具
ヒルスプレー
ダニ
蚊
ハエスプレー
サランラップ
ツェルト(ファイントラック1.5)
Gasmap66i
|
備考 | 雨具:山と道 UL All-weather Hoody coat Tシャツ:A'rcterycs・イオニア メリノウールTシャツ ボトムス:A'rcterycs・Gamma lightweight pant インナーウェア:aclima・woolnet singlet インナーパンツ:wacoal・CW-Xスポーツショーツ ソックス:Hiker Trash H.Y.O.H サポーター:バンテリン膝サポーター シューズ:A'rcterycs・アクルックス LTブーツ グローブ:patagonia・ソフトシェルグローブ キャップ:MMA&Hunger knock トラッカーキャップ 初めて使用した山道具の感想: 〇各擦All-weatherシリーズ 秀逸。生地が丈夫です。急斜面で尻餅をつき滑りました。コートですので、腰下の部分が汚れましたが、尻餅をついた際に傷もできませんでした。雨を完全にシャットアウトします。 A'rcterycs・イオニア メリノウールTシャツ 生地は汗の発汗作用が素晴らしいので、ジメジメした感じにはなりにくいのですが、丈の長さが他のTシャツのシリーズよりも長いために、裾をパンツの中に入れたぐらい。ちょっとカットしないとカッコ悪いです。 バックパック・パランテ・ジョーイ ここ数年で日本でブレイクしているULハイカー向けのバックバックですので、25ℓ、約400gと軽いのは良いですが、ウェストベルトタイプのバックパックに慣れてましたので、無いタイプのこの商品には多少、違和感はありました。ただ背中で背負うと言うか、背中に密着しますので、腰に負担が少ない気がします。ただ、パック内にサブの収納スペースがありませんし、フックも無いために、車のキーや財布、ココヘリを付ける場所が無い。またパックを閉める際にパックの紐が緩まないようにするバックルの器具?が閉めにくいなど(かなりストレス)、アメリカ製特有の大雑把な作り方の難点はありました。購入はあまりお勧めできません。販売店も良いところばかりWEBで紹介しているが、悪い箇所も説明するようにした方が、販売店が最初に気が付いていたと思います。カスタマーはお店を信用するのになぁ。まぁその器具はバックルを別のものに交換しようと思っております。 |
感想
三国山までの登山道は、高島トレイルだけあって、道も鮮明で間違うような箇所はありません。
下山道のルートは、ルートファインディングですので、おすすめは決していたしません。ピストン下山が面白くないので、敢えて困難な道を選びました。もちろん地図などは十分にチェックし、気を付けるべきポイントやあらかじめ地図をチェックするポイントを設定して、傾斜度や岩場などないかどうか?崖、谷などを頭に叩き込み、下山しました。道ははっきりと道と言えるようなルートではありません。踏み足のような痕跡はありますが、信用すると命取りです。自分の地図とコンパス、GPS、いざと言う時は携帯では連絡が取れませんので、私たちの場合は、このような登山をする場合は、GarminのGasMap66iを利用しております。世界中どこでも使えるイリジウム®衛星ネットワークを介した双方向通信が可能です。機種代に通信費が必要ですが、命には代えられません。
下山道は困難極まりないほどの鬱蒼な藪道。草なら掻き分けられますが、木々は腕の力をつかっても避けられません。また尾根が分かれている個所があったり、両サイドが谷のような箇所もあり、頻繁にコンパス、GPSの確認をいたしました。無事下山してみれば、「面白かった」の一言です。
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