川苔山 2014年末登り納め
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,067m
- 下り
- 1,164m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【復路】鳩ノ巣15:12−(JR線)→池袋17:15 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪はなし ・川乗橋〜細倉橋間の林道(アスファルト)は一部凍結するが、問題なし ・細倉橋〜百尋の滝間の川乗谷沿い正規ルートは通行止めで、林道を迂回 ・東の肩に取付くまでの横ヶ谷源流部で部分的に凍結するが、アイゼン不要 |
写真
感想
年末休みで時間が取れ、天気も良さそうだったので奥多摩の川苔山へ出かけた。
前日の天気が悪かったので積雪が残っているかもと思い、南東側(鳩ノ巣や古里)から行くルートにしようか迷ったが、百尋ノ滝に寄りたかったので川乗谷ルートを行くことにした。積雪に備えて一応、6本爪アイゼンを持参したが、ほとんど雪はなく、結局はアイゼンを使うことはなかった。
家を6時頃出発し、わずかだが割安の西武線経由で行った。
小平くらいから山登りらしき人がちらほら見え始め、拝島でJR青梅線に乗り換える頃には登山者がだいぶ増えてきた。青梅で奥多摩行に乗り換えると大部分が登山客となり、席は7割方埋まっていた。
年末なのに大掃除をさぼって出かける人が結構いるもんだ(自分もだけど・・・(-_-;))
奥多摩駅を出てすぐ右側の東日原行きバス停には既に10名弱の列ができていた。バスが出発する頃には席はほぼ埋まり、15分ほどで着いた川乗橋のバス停で6名が降りた。私を含めて単独行の年配者が3組、若者の3名パーティが1組だった。
細倉橋までは長い林道歩き。最初は暗い杉林で所々路面が凍結しているが、注意して歩けばそれほど問題はない。半分くらいを過ぎると徐々に視界が開け、朝日に照らされた前方の岩壁が見えてくる。細倉橋から先の谷沿い正規ルートは通行止めなので、標識に従い、百尋ノ滝のすぐ手前まで林道をさらに迂回した。
百尋ノ滝からはようやく登山らしくなってきたが、急斜面をしばらく登るとやがてゆるやかになり、火打石谷という沢を越えると足毛谷分岐の標識に着いた。
分岐を左に行き、横ヶ谷という明るい沢を詰め、尾根に取付いてひと登りで東の肩の広い尾根に出る。ここから川苔山山頂までは目と鼻の先。
山頂では先客が5名ほどいたが、直後に別のパーティが続々と到着し、すぐに15名くらいに増えた。年末なのにさすがに人気のある山らしい。
雲取山方面の展望が良かったので、風景を楽しみながらカップラーメンとパンの昼食にしようとしたが、手がかじかみ気味のため、少し錆びついているコンロ収納ケースのふたがなかなか開かない。10分ほど悪戦苦闘してようやくこじ開け、無事にお湯を沸かせたものの、登りでかいた汗があっという間に冷えきってしまい、重ね着をしても寒さが身にしみた。
風はそれほどでもないが、日差しが雲に遮られていたので、しんしんとした寒さのため、じっとしていると震えがとまらないので、食べ終わると早々に下山することにした。
あとで気づいたが、山頂からの富士山を見ずに降りてきてしまった。
東の肩にいったん戻り、巻き道を通って20分ほどで舟井戸というベンチのある広々とした鞍部に着く。そこで本仁田山方面の鋸尾根ルートと分かれ、傾斜はそれほどきつくないが杉林内の暗い下山路を鳩ノ巣駅方面へひたすら下る。
植林地にすっかり飽きたころ、左から来る車道と合流したあたりが大根ノ山ノ家で、舟井戸からここまで約1時間半。暗い樹林内の下山路に再び分け入り、さらに30分ほどで鳩ノ巣駅のある棚沢集落に到着した。
駅に着くと青梅行の列車がちょうど来るところだったので、疲れた体に鞭打って改札からホームまで走り、ガラガラの列車に飛び乗った。
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