小室井山 栗屋郷川 オリオ谷本谷
- GPS
- 06:13
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 761m
- 下り
- 763m
コースタイム
- 山行
- 5:57
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 6:14
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
廃林道は、灌木や笹がしげり荒れているが、道は残っている。 |
その他周辺情報 | もみのき森林公園もみのき荘。 |
写真
装備
個人装備 |
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
コンパス
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
ロープ
ヘルメット
カラビナ
スリング
エイト環
渓流シューズ
防虫ネット
防虫スプレー
|
---|---|
備考 | ロープ等登攀具は使用せず。 |
感想
小室井山東面のオリオ谷本谷は、湯来町本多田の栗屋郷川の最上流に位置し、広島市と廿日市市の市境になっている。遡行は打尾谷川との分水嶺にある熊押峠の南側の境橋が起点となる。栗屋郷川から打尾谷川に色梨林道が抜けているが、一般車の通行は困難であり、アプローチの遠さが問題になる。今回は、長い林道歩きを嫌って、もみのき森林公園から廃林道を辿って、栗屋郷川支流のシロイシ谷を下り、オリオ谷本谷の出合いを目指した。シロイシ谷は何もない谷だったが、廃林道が荒れており、オリオ谷出会いまで結局2時間近くかかってしまった。栗屋郷川は昭和30年代半ばに広島山稜会により踏査され、オリオ谷本谷は、桑原良敏「西中国山地」の小室井山の章で広葉樹林下の快的なコースとして紹介されている。最近では苅尾臥竜さんの灰郷スマモ山〜奥の原山〜オリオ谷下降の記録がある*。苦労してたどり着いた、オリオ谷本谷は美しい谷だった。序曲のナメ歩きに続く核心部は短いが、美しく、登れる滝が多いのも嬉しかった。核心部を抜けると、中盤は穏やかな小川が林の中に続くのも珍しく、エピローグの源頭部には広く美しいブナ林が広がっていた。詰めの笹藪はそれほど濃くなく、最後のひと登りを頑張ると、小室井山への立派な登山道に飛び出した。
*https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-253790.html
なお、桑原良敏「西中国山地」によれば、熊押峠から北を打尾谷、南を折尾谷と呼び、栗屋郷谷は、栗屋郷の集落があった枝谷を指すとされている。また、オリオ谷本谷の核心部を抜けた左岸の平坦地は打尾谷ではスマモと呼ばれているとある。また現在、もみのき森林公園付近で伐採作業中で一部の登山道が通行止めである(平日のみ?)。
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