安達太良山
- GPS
- 06:26
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,219m
- 下り
- 1,220m
コースタイム
- 山行
- 5:48
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 6:23
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
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登山日:5月4日
ルート:あだたらエキスプレス(観光ゴンドラ)山頂駅〜安達太良山往復
天気 :晴れ
水 :1.5リットル。0.5リットル位飲む
マイベスト5に入る山だった。
景色が非常に良い。天候にも恵まれた。ただし、山道は基本雪道。ただ、別に凍ってるわけではなく、単なるザラメで、アイゼンが欲しい、ということは全くない。
その前に、この日は、仙台宮城野区で震災ボランティア(と言っても実態は半日の作業)の翌日となったのは別に書いている通り。要するに体調がすぐれなくて、まずは、標高差が100m程度しかない、蔵王に向かった。
蔵王は雪が積もっていた。そして、強風、ガス。
これは無理だと断念。あまり切迫感はなかった。もうちょっと若い頃だったら、結局、ダラダラ時間がすぎたことにさらにイライラしていたことだろう。
とりあえず、やっぱり、ゴールデンウィークの東北の山はまだ雪山、という格言が残るが、あとは、赤城山とか、関東の2000m弱の山に登ろうかと、南下を始めた。
結果、ゴールデンウィーク後半に登れるのは、いつでもこれそうな赤城山だけかと諦めかけていたところで、東北道から、結構、雪がなさそうに見えたのが、安達太良山だった。
ただ、もうお昼近く、はたして登れるかと思って、近くのサービスエリアに停まって調べてみたら、12時過ぎに行けそうな雰囲気なので、行ってみることにした。
なお、コースは、杖も初めからばんばん使い、もう、軟弱ルート一択で、観光ゴンドラを使うことにした。
これにより、標高差が700mのところ、350mに縮まる。もう、体調も良くないし、そもそも足も痛いし、ピークハントという既成事実さえできればどうでも良い感じになっていた。
これが、結果、頂上まで行ったらば、来て良かった、になるものの、その良さをさらに噛みしめたのは下山してからだった。やっぱり、体調はパリっとしてなかった。腹の調子も悪く、下山時、野ぐそもした。とても黄色いうんこが出た。
感情の起伏も激しかったが、良かったと断言できるのは、別名乳首山がそれまで遮られていた太陽光から照らし出された瞬間だった。
乳首山は登りだして、結構、早いタイミングから見えだす(下の写真)。それが、途中遮られて、麓まで来て、もう一回見えだす。
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そして、その麓まで来たところで、月面のような岩と砂といったなだらかな地表から、そこだけ突き出た安達太良山が太陽というスポットライトで照らされ、若干残った雪が白く輝く様と空の青さとのコントラストが目に飛び込んできたのだが、それは感動的だった。
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あとは、この乳首山からの360°の展望だった。北側は、赤茶けた山肌と白の雪のコントラスト、そして、遠くに吾妻山を臨み、西は、磐梯山、南と東は、福島の街並み、そして青い空と白い雲。360°綺麗に見えるということはとても感動的なことだった。
ただし、乳首山は強風。10秒ごとに冷えてくる感じと、直立不動は非常に難しい感。あとで、冷静に写真で見て、その感動的な光景をかみしめた次第。
なお、帰りは野ぐそをしたこともあり、ものすごい勢いで下ってきたのであった。かなりのタイムが出たように思う。
ほとんど雪道だったので、逆に滑れるように降りれたので。
捻挫の左足首はやはり若干痛かった。
帰ってきて、翌日、ネットで安達太良山のことを見ていたら、温泉があるらしかった。あと、安達太良山よりも30m位高い、箕輪山というのがあったり、峰の辻はそれなりにメジャーなルートということで、まだまだ楽しみどころもある山だということがわかった。ピークハントだけでは非常にもったいない山なので、今後、登る人がいたら、そういう風に意見しようと思う。
体調がもっと万全だったら、とも思ったが、あの景色だけでも、十分、登山できたことに感謝の気持ちの沸き起こる山だった。
■12:35 観光ゴンドラ山頂駅到着〜登山開始
■13:05 仙女平分
■14:00 乳首山
■14:15 下山開始
■15:00 観光ゴンドラ山頂駅着
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