虚空蔵山〜八王子山
- GPS
- 03:35
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 596m
- 下り
- 606m
コースタイム
天候 | くもり/晴れ→雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登りはじめ付近は杉林。植林エリアか? 途中から自然の森になるが、階段が続く。 虚空蔵山頂上を過ぎると道が狭くなり、周りの木の枝に荷物が引っかかって歩き辛い。 |
写真
感想
十数年も前に雨天で断念した虚空蔵山に、登ってみることにした。
一人だし、午後から雨が降り始める予報だし、車でパッと行ってパッと登ってサッと帰ってくる...予定。
けれども、湿度のせいか低気圧のせいか、なんだか身体が重たくて、重力に逆らうとはなんとも苦しいものかと実感する。
それに、平日だからか登山客は私以外に一人も見当たらない。私の前に歩いた人もいないらしく、まだ誰にも壊されていないクモの巣トラップに引っかかるたびに、気持ちが萎えていく。
うぎゃー、ぎょえー、と声に出して(どうせ誰も聞いていないし)、なんでもない風を装いながら
歩を進めるが、もしかしてこの山全体に、私一人かも?なんて想像してしまったりして、恐怖も感じる。
初めて来た所だし、ヘビに噛まれたら、クマに遭遇したら...といろんな想像が頭をよぎる。
ああー。だんだん心細くなってきた。
でもその一方で、いつもより五感が研ぎ澄まされるような感じがして、日頃は意識していない、生きてるなーっていう実感も湧いてくる。
こういう感覚が、私は結構好きなのだと思う。ふふっ。
丹波岩〜頂上付近でひとしきり絶景を堪能してから、次の八王子山へ向かう。
思ったよりアップダウンがあり、道幅が狭くて木の枝に引っかかったり、滑りやすい所があちこちにあったりして歩きにくい。急な下りで転倒し、お尻を思い切りぶつけてしまった(帰宅後に確認したら、大きなアザになっていた)。
やっと到着した八王子山頂上は林の中で、折り返し地点としては少々物足りない感じもしたが、予定より時間がかかってしまったことと、この後の雨予報が心配だったのと、やっぱりちょっと怖かったのとで、ここで引き返すことにした。
虚空蔵山で昼休憩。ここまで戻って来るとまたちょっと強気になってきて、やっぱりもう少し先まで行けばよかったかな、なんて思えてくるのだが、いやあともうちょっとしたら雨だし(まだこんなに晴れているけれど)、とか気持ちがうろうろ。
まあ今回は仕方ない。ここまで戻って来ちゃったし、とりあえず、下りるかー。
歩き始めてすぐのこと。急に人の声がした。
本日、最初で最後、唯一遭遇した人が、挨拶してくれていたのだ。
ずっと人の気配なく歩いていたので、すっかり油断していて、まったく予測なしの状態だったので、ほんとに無茶苦茶びっくりして変な声をあげてしまった。
「○×△※□!!!...こ、こんにちは。」辛うじてあいさつを返すが、その方も私の反応に驚いたに違いない。
本当に、失礼しました...!
杉林まで下りて来た所でもう一回転んで、本日のトレーニングは終了。
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