沢初体験者と行く湯川(安達太良山)
- GPS
- 06:15
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 587m
- 下り
- 580m
コースタイム
- 山行
- 3:38
- 休憩
- 2:34
- 合計
- 6:12
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
CLが、沢やったことない女性を沢へ連れていくというので、またもやお目付け役で行って参りました。
暑くなる予報でしたが、泳いだら寒かった^^;
私が沢を好きな理由は、水が大好きっていうこと以外に、この滝はどっから登るとかここは巻くとか、自分で好きに決められるところで、道もないし、好きなように技量と好みと状況に合わせて、自由に歩けるところ。
同じPTでも巻いたり登ったり、泳いだりへつったり、ドボンしたりそれを笑ったり、そういう超自由なとこを、彼女が気にいってくれたらいいなと思います。
CLのはやぶさ半さん、伝説クライマーKさん、
参加されたSさん、お疲れ様でした。
久しぶりの湯川、たのしかったー。(^^)
(なお、なぜか私の名前が筆頭で記事が上がってますが、文&写真コメントはすべてCLのはやぶさ半さんによるものです。)
沢登り初体験のsanaviさんを湯川でスパルタ指導??
いやいや、優しくアテンドしました。
沢道具は何も持ってないので、とりあえずハイパーVとネオプレンの靴下を購入してもらい、ヘルメットとハーネスは貸し出し。
靴さえあればなんとでもなるさ!!
サイズさえ合えば私の靴も貸し出せるけど、ちょっと大きいよね。
ということで入渓!
沢での歩き方も山歩きする時の歩き方も変わらないけれど、やはり街中の歩き方とは違うので指導しながら進む。滑るところと滑らないところの見極めもだいたいは教えられても、あとは自分の目と体で覚えてもらうしかない。なので、いきなり沢登りしても普通の人は最初は大変だと思う。でも、慣れてくればだんだん上手になっていく。そして、この経験は普通の山登りでもすっごく役立つと思う。効率の良い疲れない歩き方ができるようになると思う。
(ちょっと余談)実際私のトレランシューズはそこがすり減ってフラットソールのようになっているけど、靴底の凸凹が役に立つ場面ってほとんどなくて、足のつき方さえしっかりできていれば問題ないのです。靴底のパターンを過信して歩く方がよほど危ない気がする。
さて、入渓してしばらくゴーロ歩き、初体験者にはちょうどいい練習になります。なるべく水の中を進んで水と石に慣れてもらう。
私も慣れてるからと過信せず、未経験者をみていろいろ勉強させてもらう。今まで気づかなかったことが見えたりする。これもいい経験です。
最初の5mくらいの滝、高さのある階段状の岩、難なくクリア。
これなら大丈夫!!
その後もゴーロとなめで歩きながら練習と経験積み!!
そして三階滝到着、私のプランでは全部巻道を使って抜ける予定でしたが、カトリンがせっかくだから登ろうよ!ということになりまず私が登ってロープセット。
さあ、どうかな?登り始めると細かい足場がよく見えてないようで早々にスリップ、ぶら下がり状態で少しスライドしてまともにシャワーを浴びている。なかなかリカバーできない。そりゃそうです、岩の経験もないのですから大変です。そこからスパルタ!!シャワー浴びながらなんとか登ってきました。頑張りました。
2段目はトラバースが長いのでロープあっても危ないだろうということで巻き!よかった!
そして3段目。ケンジヤンもカトリンも1段目より簡単だよ!ということでこれも登ることに。また私がロープ引っ張っていき、上の立木でビレイ、で、今回も早めにスリップして1段目以上のシャワーを浴びることに。それでも良く頑張りました。その後リカバーして無事登ってきました。いい経験ができたね!!オイラだってあんな状態でシャワーを浴びたことないわ!
その後は一皮剥けてなめ滝帯をクリア、歩き方もだんだん上手になって安心してみれるようになってきた。
八幡滝で休憩し、その上の滑を順調に登り上げ、中滝はケンジヤンは中央突破もスキルのない我々は右端のブッシュとのコンタクトラインを上る。
そして問題なく霧降の滝到着!!
休憩して同じところを下る。下りはちょっと心配だったけれど問題なし!!
屏風岩でしばし休憩し、ヘラヘラ話をしながら降ったらあっという間に駐車場!!
というわけで、初体験の沢登り無事終了、お疲れ様でした。
スマホの手撮り動画なので難しいところでは撮っていません。
コメント
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但し、一段目は左からですね。ヘツリで右から行けるなら、トライしてみます。
なお、三階の滝より下は、初心者講習会で一度だけ遡行しましたが、それ以降はスルーです(;・∀・)
ラバーでは、八幡滝上部のナメと中の滝が不安ですが、スリップしないんでしょうか(゚Д゚;)
中の滝は、垂直に立ち上がることと、トラバース気味に歩くという基本的なことができていれば、それほど難しくはありませんトラバースで上手く弱点を付けば、クライムダウンも問題ないです。
でも、ラバーだったら、ヌメリが怖い気がします。
三階滝の1段目は、昨年の豪雨の影響?右側膝下くらいの深さで普通に歩いて取り付けました。
今回は初体験のお姉さんにあわせてハイパーVでいきました。梅雨中でまだ滑りが少なかったと思います。ケンジヤンもハイパーVでしたが、もともとズックで沢登りしてた12クライマーなのでどこでも登ってしまいます。ぬめってなかったか?と聞くと、なにげに”ん、ぬめってたね〜”って言うんです。経験だけでなく、もともと備わったセンスがあるんでしょうね。うらやまし!
終わってみれば全てが忘れられない濃厚でステキな1日でした。感謝しかないです。
鍛えておくので、またご一緒させてください!よろしくお願いします。
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