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記録ID: 5692945
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ハイキング
奥多摩・高尾

雲取山:過去ログシリーズ

2012年06月30日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
19.8km
登り
1,470m
下り
1,468m

コースタイム

日帰り
山行
6:20
休憩
0:48
合計
7:08
6:45
6:55
95
8:30
8:30
30
9:00
9:00
40
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10:00
45
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10
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11:00
57
11:57
12:10
43
過去ログです
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鴨沢の小袖駐車場利用
コース状況/
危険箇所等
10年以上前の記録です。現在とは状況が異なっている可能性があります。また、記憶違いをしているところがあるかもしれません。予めご了承ください。

感想

荷物の整理をしていたら、昔の山歩きのメモが出てきたので、過去ログとしてアップします。残念ながら写真類は残っておらず、単に「行った」という記録だけになるのですが、自分にはひとつの思い出なのでヤマレコに登録させてもらいます。

 *

この山行は苦い記憶として自分のなかに残っています。その理由はおいおいと・・・。さて、朝一に小袖の駐車場に車を置いて登り始めました。時期的にまだ梅雨のさなかだったんじゃないかと思いますが、当日はくもりで雨は降っていませんでした。


登り始めは快調に進んでいました。ただ、往復20キロメートルの長丁場なので、若干不安がなきにしもあらず。登山道はそれほど傾斜が厳しくなく、歩きやすい道だったと記憶しています。樹林のなかを黙々と行くといった趣だったかと。


七ツ石を越え、奥多摩小屋を過ぎて、幅広の尾根筋になったあたりから展望が開け、山頂が見え始めたように思います。ただ、そのへんから虫が多くなり、次から次へとまとわりついてくるのがうっとうしく、それには閉口しました。


小雲取りを越えてからが正念場で、だんだんパワーが落ちてくるのが自覚されました。それまで飛ばしすぎだったのかもしれず、このへんから登りを見るとうんざりしてしまうように。そして、最後の試練が訪れました。ジグザグに登っていく急登の壁が出現したのでした。すでに疲れているところに加えてのこの急登には、大変手こずった記憶があります。


ほとんど這う這うの体といった感じでようやく登頂。したのはよかったのですが、山頂も虫の多いこと多いこと。常に動いていなければ、すぐに顔やら腕やらにたかってくる有様でとてもゆっくりしていられませんでした。1週間前の大菩薩嶺行きで購入した防虫ネットを被ってしのぎました。ほかの人が羨ましそうに見ていた覚えがあります(笑)。記念写真を撮り(残念ながら写真は残っていません)、ささっと行動食を食べて、そそくさと下山を始めました。


しかし、真の問題はこのあとに。はじめは膝のところに少し違和感を覚えたぐらいだったのですが、だんだん両膝の皿の横が痛み始め、歩くに従ってどんどんひどくなっていくではありませんか。やはり、ふだん運動不足のところに、急に20キロメートルの山行というのは無理があったようで、歩く速度がどんどん落ちていきました。というより、落とさないと歩けなくなってきたわけで。


下りの堂所あたりからは、もはや苦行の様相を呈するようになり、駐車場までほんとうに戻れるのか不安が大きく膨れ上がってきました。ついには、ヨチヨチ歩きのような歩き方しかできなくなり、とにかく下へ下へと一歩ずつ足を踏み出すほかありません。そして、悪戦苦闘の末、ようやく車まで戻れたときは、ほんとうに安堵したのでした。


以来、長い下りで膝の横が痛むという症状が生じるようになってしまいました。登りで調子に乗って飛ばし過ぎたのがいけなかったように思います。やはりペース配分というものを考えながら歩くことが大事なのだと、身に沁みて学んだ、苦い山行なのでした。

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