安達太良山山系 湯川
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- GPS
- 04:13
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 403m
- 下り
- 402m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
入り口に登山ポストあります。 |
写真
感想
リーダーの報告にもあるとおり、当会の会山行として企画されている沢登教室であった。
8:20、塩沢スキー場手前に車を止める。我々の数台車が止まっており、山行の準備をしていた。我々も装備を整えて終わると、リーダーからブリーフィングがあり、本日の行程を確認し、8:40に6名で歩き出した。
馬返しに到着し湯川へと右折、9:00に入渓した。今日は気温が高く、水が気持ちいい。湯川の岩はスリップしやすく、フェルト底の摩擦を確認しながら遡行した。
F1(5m)に9:30到着、ここからが湯川の核心部となる。F1は落ち葉スリップに気を付けながら右岸を直登した。取り付いた箇所は3m程度だが、垂直の壁は高度感を感じる。
ここから滝が次々に現れ、F2(2m)、F3(2段、2×4m)、F4(斜瀑)を超えていくと、10:20に核心部である三階滝F5(7×5×5m)に到着、1段目の7mでロープ登攀練習を行った。リーダーがロープをフィックスし、メンバーはスリングでクライムヘイストノットを作り安全確保して登った(登攀終了11:00)なお、2段目と3段目の登攀は難易度が高いため高巻きした。
11:08にF6(斜瀑7m)、11:15にF7(6m)と次々に現れる滝を直登する。F7を超えると11:21に100mのナメと屏風岩となり、安達太良山塊の岩盤を目の当たりにできる。11:23に想恋の滝F8(2段、6×2m)に取り付く。下から見ると高度感があるが、細かくホールドを拾って直登できる。11:34八幡滝に到着し、遡行は終了となった。
ここで大休憩をとり、メンバーからキュウリとナス浅漬けの差し入れをいただいた。塩気が効いていてとても美味しくいただいた。
帰路はフェルト底にチェーンスパイクを履くか靴を履き替えて登山道を下って12:55駐車場に戻った。
今回は、会山行で沢登り教室となる。
大滝沢は、今年死亡事故があり詳細がわからない為パス。
杉田川は、沢床が豪雨で未だ安定していないのでパス。
残った湯川を計画をする。
山行メンバーは、沢登り教室という名の会山行だが入会後2シーズン目の方1名のみで他は十分なぐらい慣れている方達である。
準備をはじめ大まかなルート説明などをし登山道を歩き始める。
湯川の登山道だがいつも湿っており滑りやすくなっているので沢靴のフェルトだとかなり足場が悪い。
ゆっくりと登山道を歩き10分程でくろがね小屋と僧伍台分岐を僧伍台側へ降りすぐに入渓ポイントの湯川へと着く。
基本的な沢の歩き方を確認してゆっくりと遡行する。
F1が見えた時に滝の音で話し声が聞こえないと困るので少し離れた場所から滝の種類や遡行図の書き方、滝の高さの読み取りなどを説明。
先週、下見の際に滝を登るのに邪魔な落ち葉をある程度登り易くしておいたので全員問題なくスルスルと登る。
いくつか土砂崩壊が起こった場所があり注意点を説明をする。
三階滝の1段目のみロープを使い事集会で行った事前学習の再確認をしてもらう。
沢登りでしか見れない屏風岩を見上げながら湯川で一番好きな沢床を2週連続見れたので満足である。
また、紅葉の季節に来ようと思う。
相恋の滝を登りその後出てくる八幡滝で今回の沢は終了となる。
三階滝から八幡滝まではすごく距離が短いので楽しみがぎゅっと詰まった感じである。
昼食後ゆっくりと登山道を下るのだが八幡滝遠望台と屏風岩展望台、三階滝への分岐の看板があるのでぜひ登山者にも行っていただきたい。
ただ、今の季節は木々が多いのであまり眺望は望めないのでおすすめは秋の紅葉シーズンです。
無事に塩沢登山口へと着き今シーズンの沢登り講習会も終了となる。
事前の下見で2週連続での湯川となったが沢登りの初心にかえる為にはちょうど良かったと思う。
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