記録ID: 572015
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越
[過去レコ] 親子で楽しい! 平標山 (松手山〜平元新道周回)
2006年10月15日(日) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,014m
- 下り
- 1,001m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 2:35
- 合計
- 8:30
今年は初夏の頃から週末の天気に恵まれず何度か親子登山が見送られており、子供たちも山への関心が薄らいでいたようだった。このままではいけないと思い、今回の山行を計画した。
とくに Yuta は昨年の刈羽黒姫山が初登山で、以来山には登っていない。
一度、高山の雰囲気を味わわせてあげたく、多少登りは長いが松手山コースでの登頂を選んだ。
☆元橋駐車場
駐車場でバナナを食べ、仕度をして出発。遊歩道を抜けて一度車道に出てから登山口に向かう。
結構寒くて、子供たちにはウィンドブレーカーと手袋を着用させた。
子供たちは横に並んで歩きたがったが、登山口からは先頭 Hono 、二番手 Yuta 、ラストに私、という隊列で進む。
山慣れしているHonoは足取りもしっかりしており、しかも速い。すぐにYutaと私から見えなくなってしまうので、ペースを抑えてもらう。それでも三人のペースはご年配の登山者よりも速く、健脚の人より遅い程度で立派なものである。
鉄塔までは眺望もなく長く感じられ、子供たちも「まだ?」「脚が疲れた」などと言い始めるが、なだめすかして頑張ってもらう。
☆鉄塔
ようやく休憩。パンやお菓子を食べる。
松手山までは同じような眺望のない道だが、「山頂までもう一息だよ」と励ましながら進む。傾斜は除々に緩やかになり、松手山頂へ。
☆松手山頂 (1613.6m)
ようやく視界が開ける。ここでまた休憩。
これから向かう一ノ肩から平標山頂までの稜線は背後からガスが激しい勢いで流れてきている。周囲の潅木は皆紅葉しているが、すっきり晴れていないせいか今ひとつぱっとしない。
☆一ノ肩まで
紅葉した潅木の中を展望を楽しみながら進む。子供たちの顔にも余裕が感じられる。
そのうちに道はザレた斜面に入っていくが、数年前から木の階段が整備されて子供でも安全に登ることができる。
登るにつれ、さっきまでいた松手山頂が遥か下に見え、Yutaも喜んでいる。
☆一ノ肩
急な登りもここまで。休憩するつもりでザックを下ろしたが、冷たい強風の中でとても休んでいられないのですぐに出発して平標山頂へ向かう。
もう山頂までは緩やかに登るだけ。いつの間にか風が弱まり陽が当たってきた。
☆平標山頂(1983.7m)
思った以上に早く山頂に到着できた。Honoは前回の平標山(2004年)の時よりも格段に速くなった。登山二回目のYutaも大したものだ。まだ隣の仙ノ倉山まで行けそうな時間だが、頑張った二人にご褒美で山頂でゆっくりしていくことにする。
山頂は登山者たちでにぎわい始め、年配の方々からは子供たちは注目の的となっていた。
天気はすでに穏やかに晴れて暖かい。ラーメンのほか、持ってきた食料を食べる。
そのうちに子供たちがトイレに行きたくなった。この日通行止めになっていた平標新道を少し下ったところでトイレさせてもらう。
展望は、仙ノ倉より向こうの万太郎山の方にはガスが掛かっているが、反対側の苗場山はひときわ大きく見えている。そこから連なる山々もよく見えるが、ひとつひとつの同定が難しかった。
長い昼休みのあと、平元新道に向け出発。
☆下山へ
平標山の家までは木道と木の階段を下る。松手山からの階段と比べて踏板の幅が広くて子供たちにはすこし歩き難そうだ。しかし、大源太山から三国峠までの山並みを眺めながら、気持ちの良いお散歩である。
平標山の家は建て替え工事中で休憩するスペースがない。そのまま素通りして稜線を離れ、平元新道に入る。しばらく下り、ブナ林の中の道幅が広くなっている場所で休憩した。子供たちも脚が疲れてきたようだが表情は明るい。
どんどん下っていくとやがてブナ林が唐松林に変わる。それからすこし下ると林道に面した平元新道登山口に到着した。ここで最後の休憩をとる。
☆林道〜駐車場
幅の広い林道を三人並んで歩く。子供たちも今日の山旅が楽しかったようで、また山に行きたいと言ってくれた。
私も今日の山行が無事に成功したことに大満足。とても楽しい一日だった。
とくに Yuta は昨年の刈羽黒姫山が初登山で、以来山には登っていない。
一度、高山の雰囲気を味わわせてあげたく、多少登りは長いが松手山コースでの登頂を選んだ。
☆元橋駐車場
駐車場でバナナを食べ、仕度をして出発。遊歩道を抜けて一度車道に出てから登山口に向かう。
結構寒くて、子供たちにはウィンドブレーカーと手袋を着用させた。
子供たちは横に並んで歩きたがったが、登山口からは先頭 Hono 、二番手 Yuta 、ラストに私、という隊列で進む。
山慣れしているHonoは足取りもしっかりしており、しかも速い。すぐにYutaと私から見えなくなってしまうので、ペースを抑えてもらう。それでも三人のペースはご年配の登山者よりも速く、健脚の人より遅い程度で立派なものである。
鉄塔までは眺望もなく長く感じられ、子供たちも「まだ?」「脚が疲れた」などと言い始めるが、なだめすかして頑張ってもらう。
☆鉄塔
ようやく休憩。パンやお菓子を食べる。
松手山までは同じような眺望のない道だが、「山頂までもう一息だよ」と励ましながら進む。傾斜は除々に緩やかになり、松手山頂へ。
☆松手山頂 (1613.6m)
ようやく視界が開ける。ここでまた休憩。
これから向かう一ノ肩から平標山頂までの稜線は背後からガスが激しい勢いで流れてきている。周囲の潅木は皆紅葉しているが、すっきり晴れていないせいか今ひとつぱっとしない。
☆一ノ肩まで
紅葉した潅木の中を展望を楽しみながら進む。子供たちの顔にも余裕が感じられる。
そのうちに道はザレた斜面に入っていくが、数年前から木の階段が整備されて子供でも安全に登ることができる。
登るにつれ、さっきまでいた松手山頂が遥か下に見え、Yutaも喜んでいる。
☆一ノ肩
急な登りもここまで。休憩するつもりでザックを下ろしたが、冷たい強風の中でとても休んでいられないのですぐに出発して平標山頂へ向かう。
もう山頂までは緩やかに登るだけ。いつの間にか風が弱まり陽が当たってきた。
☆平標山頂(1983.7m)
思った以上に早く山頂に到着できた。Honoは前回の平標山(2004年)の時よりも格段に速くなった。登山二回目のYutaも大したものだ。まだ隣の仙ノ倉山まで行けそうな時間だが、頑張った二人にご褒美で山頂でゆっくりしていくことにする。
山頂は登山者たちでにぎわい始め、年配の方々からは子供たちは注目の的となっていた。
天気はすでに穏やかに晴れて暖かい。ラーメンのほか、持ってきた食料を食べる。
そのうちに子供たちがトイレに行きたくなった。この日通行止めになっていた平標新道を少し下ったところでトイレさせてもらう。
展望は、仙ノ倉より向こうの万太郎山の方にはガスが掛かっているが、反対側の苗場山はひときわ大きく見えている。そこから連なる山々もよく見えるが、ひとつひとつの同定が難しかった。
長い昼休みのあと、平元新道に向け出発。
☆下山へ
平標山の家までは木道と木の階段を下る。松手山からの階段と比べて踏板の幅が広くて子供たちにはすこし歩き難そうだ。しかし、大源太山から三国峠までの山並みを眺めながら、気持ちの良いお散歩である。
平標山の家は建て替え工事中で休憩するスペースがない。そのまま素通りして稜線を離れ、平元新道に入る。しばらく下り、ブナ林の中の道幅が広くなっている場所で休憩した。子供たちも脚が疲れてきたようだが表情は明るい。
どんどん下っていくとやがてブナ林が唐松林に変わる。それからすこし下ると林道に面した平元新道登山口に到着した。ここで最後の休憩をとる。
☆林道〜駐車場
幅の広い林道を三人並んで歩く。子供たちも今日の山旅が楽しかったようで、また山に行きたいと言ってくれた。
私も今日の山行が無事に成功したことに大満足。とても楽しい一日だった。
天候 | 曇り→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ザレ場の斜面や植生保護のため、部分的に木製階段が設置してある。歩幅とのマッチングが微妙で歩きにくいところも。 |
その他周辺情報 | 湯沢の街に戻る途中に日帰り温泉がいくつもあります。 コンビニは湯沢インターから三国方面に向かうと最初にある、神立のセブンイレブンが最後のコンビニになります。 |
写真
撮影機器:
感想
過去に書いた山行記録が出てきたので、保存を兼ねて公開させていただきます。
私のプロフィールの中でも記しましたが、私の二人の子供はそれぞれ5才の時に山に連れて行きました。山の諸先輩からのアドバイスに従い、山頂では必ずラーメンやパスタなど、山頂で調理するお昼ご飯で釣るという作戦を実行していたところ、目論み通りに二人とも山が好きになってくれました。
2008年までは毎年親子登山を何度か実施していましたが、その後は部活(親も保護者会や応援などで忙しい)であったり、趣味の移り変わりなどもあり、途絶えていました。
2014年にようやく私も山を再会する決断をし、それに伴ってまずはYuta(中二)を誘ったところ、また一緒に山に登れることになりました。( 谷川岳〜茂倉岳 レコはこちら→
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-545833.html )
高二のHonoも積極的ではないものの、嫌ではなさそうです。今年は高三ということもあり難しいところではありますが、かつての楽しい山行の再開を夢見ています。
これから親子登山を始めたいとお考えのお父さんお母さん、初めが大事とは思いますが、親が楽しそうに登り、楽しそうに語れば、子供にもきっと楽しさが伝染して山が好きになりますよ。きっと!
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