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Yamareco

記録ID: 57377
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雪山ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

鍋倉山

2010年02月20日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 長野県
 - 拍手
GPS
06:00
距離
8.7km
登り
754m
下り
750m

コースタイム

温井ゲート口10:00−11:30尾根取付き11:45−13:45山頂15:00−16:00尾根取付き−16:30温井ゲート口
天候 晴れ時々曇り後雪
過去天気図(気象庁) 2010年02月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
森の家でストックを借りると共に地図と山の情報を入手した。天気予報では午後3:00から雪になるとの事と現在山の状況を見ると、牧峠・梨平峠・鍋倉山の何処へ登るか迷う所で有りました。スタッフからは天候が悪くなると鍋倉山は厳しいとの話を聞いたが、今日の天候は梨平峠・牧峠に雪雲が掛かる傾向があったので、鍋倉山へ登る事を決定した。事前に地図と山の情報が入手できる事は大変心強い所である。もし鍋倉高原周辺への山行の際は森の家へ立寄られる事をお薦めします。また、入山届けを出す事になるので、何かが有った際は連絡を取るキーポイントとなりますので心強い所が有ります。またスノーシューやクロスカントリースキーのレンタルも有りますので、私の様にストックだけを借りる事も出来ます。道具の不足を補う事やまた違う道具を借りて楽しむ事が出来ます。今回は無事に温井ゲートに到着しましたが、山の天候は急変する事を実感しました。寒気が来るとあっという間に曇って風が吹き雪が降って来ました。
森の家のスタッフに笑顔で見送られ車で温井のゲート口へ移動、スノーシュー履き替えて登り始める。ここでの積雪は2mをやや超えた程度場所に寄れば3m近く有りますが、比較的雪面は硬く歩きやすいです。登り始めはショートカットコースの為、きつい斜面を登り車道に出ます。比較的平らな車道を歩くと間もなく田茂木池周辺へ、そこはなだらかで雪面は固くスノーシューなしでも歩ける状況ですが、まったくマーキングがないのでトレース跡と地形と地図からコースを選択するしかない状況です。したがって荒天(吹雪や霧)時は非常に迷いやすい場所及び地形となっていますので注意が必要です。池は積雪で全くその姿は確認出来ず場所すら判りません、谷と山から地図を読み解くしか有りません。トレースにしたがって左方向へ進むみ、小川のスノーブリッジを渡ると2階建ての木造製の小屋が現れます。その左脇を抜けると尾根登りの取り付けとなります。目の前にあるかなりきつい斜面(トレース跡有り)を登坂しても良いのですが、素直に小屋の裏に有る尾根のトレース跡を登って行きます。雪は3m程度と思われるが場所によりその硬さは目まぐるしく変わります。登り始めるとブナの林が現れその大きさと艶やかさに圧倒されます。時々鍋倉高原を眺められるビューポイントが有り、足を止め休憩を兼ねて写真を撮りました。尾根を登って30分でかなり斜面がきつくなり大休憩を入れました。眼下には鍋倉高原の広大な雪原、天水山脈が美しく南から北東へ延びている光景は、言葉では言い表せない感動を与えてくれます。ここから先は30度を越える斜面を九十九折で登って行きますが、息が続かず数多くの休憩を余儀なくされます。今回は硬い雪層の上に20cm程のやわらかい粗目状の雪が積り、足場が固まらず踏ん張りが利きません。谷側の足が下へ流れますので滑落に中が必要です。ここを過ぎれば壮大なブナ林の中を、大自然を心行くまで堪能出来る素晴らしいトレッキングが待っています。好きな場所を好きなだけ歩いて下さい。そしてここの抜け先が明るくなるといよいよ頂上です。
山頂は雪のドーム状となっていて夏場と違い眺めは360度の大展望となっています。
帰りは来た道を折り返すピストンとしましたが、霧出てと雪が降り始めた事も有り、トレースを見失う事がしばし有りましたので注意が必要です。目線が変わるのと雪が降ってなくても、風により雪が飛びトレース跡が見難くなる事が判りました。また、足が流れる斜面ではやはり数回すべり転倒しましたので、慎重な下山が望まれます。本当にここは注意をしないと10数メートルの雪面を転げ落ち、捻挫や打撲により山行の継続が困難ともなりかねません。後は色々なトレース跡がある為自分のと見間違えずに歩く事が重要となります。
温井のゲートです。
2010年02月20日 10:08撮影 by  DSC-W170, SONY
2/20 10:08
温井のゲートです。
温井ゲートからの歩き初めです。
畑と思われる場所を登って行きます。
2010年02月20日 10:12撮影 by  DSC-W170, SONY
2/20 10:12
温井ゲートからの歩き初めです。
畑と思われる場所を登って行きます。
意外と歩き初めにはきつい登りです。
2010年02月20日 10:08撮影 by  DSC-W170, SONY
2/20 10:08
意外と歩き初めにはきつい登りです。
田茂木池南側の小川のスノーブリッジより撮影。
2010年02月20日 10:47撮影 by  DSC-W170, SONY
2/20 10:47
田茂木池南側の小川のスノーブリッジより撮影。
この先の右側に木造の小屋が有ります。
2010年02月20日 11:00撮影 by  DSC-W170, SONY
2/20 11:00
この先の右側に木造の小屋が有ります。
斜度30度を越える雪面を九十九折でトラバースしながら慎重に登って行きます。トレース跡が手助けとなって助かりました。
2010年02月20日 12:03撮影 by  DSC-W170, SONY
2/20 12:03
斜度30度を越える雪面を九十九折でトラバースしながら慎重に登って行きます。トレース跡が手助けとなって助かりました。
急斜面を振り向けば。
2010年02月20日 12:20撮影 by  DSC-W170, SONY
2/20 12:20
急斜面を振り向けば。
急斜面を登り切るとし緩斜面を登ります。
2010年02月20日 12:28撮影 by  DSC-W170, SONY
2/20 12:28
急斜面を登り切るとし緩斜面を登ります。
山頂より千曲川下流を望む、鍋倉高原を一望出来ます。
2010年02月20日 12:30撮影 by  DSC-W170, SONY
2/20 12:30
山頂より千曲川下流を望む、鍋倉高原を一望出来ます。
高社山を望む。
2010年02月20日 12:30撮影 by  DSC-W170, SONY
2/20 12:30
高社山を望む。
急斜面後のブナの森、好きなだけ大自然を満喫出来ます。
2010年02月20日 13:08撮影 by  DSC-W170, SONY
2/20 13:08
急斜面後のブナの森、好きなだけ大自然を満喫出来ます。
もう直ぐ頂上。
2010年02月20日 13:28撮影 by  DSC-W170, SONY
2/20 13:28
もう直ぐ頂上。
山頂直下少しきつい斜面。
2010年02月20日 13:35撮影 by  DSC-W170, SONY
2/20 13:35
山頂直下少しきつい斜面。
もちょっとで山頂へ。
2010年02月20日 13:35撮影 by  DSC-W170, SONY
2/20 13:35
もちょっとで山頂へ。
山頂より妙高山を望む。
雪雲で山は見えませんでした。
2010年02月20日 13:42撮影 by  DSC-W170, SONY
2/20 13:42
山頂より妙高山を望む。
雪雲で山は見えませんでした。
夏場と全く違う山頂の地形、展望の悪い山頂は何処に行ったんでしょうか?
2010年02月20日 13:55撮影 by  DSC-W170, SONY
2/20 13:55
夏場と全く違う山頂の地形、展望の悪い山頂は何処に行ったんでしょうか?
山頂より信越トレイル斑尾方面を望む。
2010年02月20日 13:43撮影 by  DSC-W170, SONY
2/20 13:43
山頂より信越トレイル斑尾方面を望む。
山頂より千曲川下流を望む。
2010年02月20日 13:48撮影 by  DSC-W170, SONY
2/20 13:48
山頂より千曲川下流を望む。
山頂から野沢方面を望む。
2010年02月20日 13:54撮影 by  DSC-W170, SONY
2/20 13:54
山頂から野沢方面を望む。
2010年02月20日 13:48撮影 by  DSC-W170, SONY
2/20 13:48
昼ご飯です、鍋倉高原方面は既に雪雲で真っ暗です。
2010年02月20日 14:18撮影 by  DSC-W170, SONY
2/20 14:18
昼ご飯です、鍋倉高原方面は既に雪雲で真っ暗です。
やはり天気予報通り急に曇って来ました。この後雪となります。
2010年02月20日 14:54撮影 by  DSC-W170, SONY
2/20 14:54
やはり天気予報通り急に曇って来ました。この後雪となります。
下山時の田茂木池付近にて。
2010年02月20日 15:48撮影 by  DSC-W170, SONY
2/20 15:48
下山時の田茂木池付近にて。
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コメント

鍋倉山行きたくなりました!
冬の信越トレイルはとても行けそうもない所と思っていました。
でも、kinntakunteさんの山行報告を見ているとウズウズしてきます。
天気が確実にいい日(そんな日ある?)を選んで行きたいよう
2010/2/23 21:45
すごく良いすよ!!
kusmmkさんコメント有難うございます。
是非との鍋倉山山頂へチャレンジをしてみて下さい。
森の家でもイベントとして有料ツアーが有りますので、ご利用をしてみては如何でしょうか?
2/8牧峠へ、3/7信越トレイル、3/21森太郎・森姫を見に行く、4/11鍋倉山山頂
リンク先を貼り付けて置きます。

http://www.iiyama-catv.ne.jp/~morinoie/09-10nsp.htm


2010/2/25 20:55
プロフィール画像
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