北ア・坂田峠臨時駐車場から山姥コースで白鳥山往復
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- GPS
- 04:58
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 933m
- 下り
- 919m
コースタイム
- 山行
- 4:12
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 4:59
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山姥洞までは遊歩道として整備の手が入り階段状になってるけど、かえって歩きづらい(苦笑)。 山姥洞から鼓ヶ滝上の渡渉ポイントまでは足元が不安定なトラヴァースが多く、緊張する。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ポール
テント
シェラフ
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感想
テント泊装備を背負ってのボッカ訓練のため、北アの栂海新道にある白鳥山を、山姥コースで往復して来た。私がボッカ訓練に出掛ける先は、1時間で標高差350 mを上るとして、最低2時間は歩かないと訓練の意味が無いと考えて、登山口から頂上までの標高差が700 m以上の山をピックアップしてる。本来、坂田峠もしくは山姥ノ洞登山口からの白鳥山は標高差が700 m以上の条件を満たさないから対象外だけど、今年に限っては林道工事で坂田峠までクルマが入れず、峠の1.5 km手前にある臨時駐車場からの歩きとなる。臨時駐車場の標高は約450 mで、白鳥山との標高差が700 m以上あり、ボッカ訓練先の対象となった(笑)。ということで、7月23日に白鳥山に行って来た。
朝3時過ぎに『キャラメルハウス』(自宅)をクルマで出発。魚津までは国道8号で移動し、魚津I.C.─朝日I.C.間は高速乗った。道の駅市振の関でトイレを済ませてから、上路集落へ向かう。4:30に臨時駐車場に到着。すでに先客のクルマが1台。弁当喰って、靴を履き替えてから、4:45に駐車場をスタート。すぐに通行禁止のA型バリケードが現れる。左手に別の林道が分岐してくけど、この先にも臨時駐車場がある模様。どっちの臨時駐車場を使ったほうが有利なのかは、確認していない(苦笑)。従来の坂田峠駐車場には約30分かかって到着。ここから山姥ノ洞登山口への車道に入る。7年前にファミリーハイクで白鳥山に登った時(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1001338.html)、あまりのコンディションの悪さに「このコース状況じゃあ子供を下山では歩かせられない」と判断し、シキ割経由で坂田峠に下山。私ひとりだけで山姥ノ洞登山口に置いてあるクルマを取りに走ったことがあるけど、季節が違うからか、全然景色に見覚えが無い(苦笑)。一ヶ所ミョーに明るく開けたところがあって「登山口に着いたか!」と喜んだけど、地すべりの災害跡のためで開けてるだけで、登山口はまだ先だった…(汗)。臨時駐車場から59分で、山姥ノ洞登山口に到着。意外に時間がかかったな。
5:54に山姥ノ洞登山口から入山。山姥ノ洞までは一般ハイカー向けのハイキングコースなので一部階段状に整備されている。すっかり文字が消えてしまって読めなくなっている解説板のある山姥ノ洞を通過すると、道は右手に廻り込み、鼓ヶ滝に向かう。ハイカーはここまで来ないという想定なのか、道のコンディションが極端に悪化し、歩きづらい斜面のトラヴァースになる。一旦沢沿いに出て、木々の間から鼓ヶ滝がみえるようになるけど、沢沿いを離れ、これまで来た反対方向に向かってトラヴァースを始める。一旦尾根上に乗って歩きやすくなるけど、尾根から離れて鼓ヶ滝上部の沢に下り始める。赤ペンキでサインがあるし、渡渉ポイントにはトラロープが渡してあるので、迷ったり渡渉出来なかったりすることは無いだろう。この渡渉ポイントに6:33に到着。ここで休憩し、水分補給。ファミリーハイクで来た時、リンちゃん(当時、小3)にはここの渡渉は出来ない、と判断。私が抱っこして渉るしかないなぁ〜…と思ってたら、リンちゃんは自力でここを渉った。いつまでも子供だと思ってても成長するもんだなぁ〜…と頼もしさを感じたあの時から、早7年。今では親とは絶対山歩きしない高校生になってる(苦笑)。
この渡渉ポイントですでに標高1,000 mを越えてるので、1時間もしないうちに白鳥山に着くハズ。白鳥山の頂上部はなだらかなので、そのせいか急な上り坂は無く、鳥居杉を通過して、7:10に栂海新道に合流。ここまで来たらすぐにも頂上に着きそうだけど、栂海新道に出てからが長い…(苦笑)。木々の間から白鳥小屋がチラ見したけど、あんなに遠いの?…と愕然となった(苦笑)。ここを上るのは4回目だというのに…(苦笑)。栂海新道に出てから13分かけ、7:23に白鳥山頂上に到着。
白鳥小屋の東側に隣接して、トイレのような建屋が増設されていた。去年白鳥小屋に来た時(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4437468.html)、トイレが傾いてたので「とうとうマトモなトイレを設置したか?」と思って内部を確認したら、携帯トイレブースだった(苦笑)。昨今のトレンドだから仕方無いけど、白鳥小屋で宿泊を予定されるかたは、携帯トイレを持参しましょう! ちなみに傾いてた旧来のトイレがどうなったかは、確認していない(苦笑)。頂上でイカフライ弁当食ってたら、栂海山荘のほうから女性ハイカーがひとりやって来た。この日私が目撃した唯一の登山者(苦笑)。
7:38に白鳥山を出発。小屋前の下りの展望は抜群で、糸魚川港や青海黒姫山、海谷山塊や明星山、栂海山荘のある犬ヶ岳がよくみえた。帰りは往路をそのまま戻るだけだけど、山姥コースを下りに使うのは、今回が初めて。下りだと、鳥居杉の存在感が半端無い(苦笑)。あと、山姥ノ洞から先の遊歩道区間の階段で、階段にしたばっかりに水たまりになっている箇所がいくつもあって、凄く歩きづらかった。山姥ノ洞登山口に戻った時には、階段から解放された喜びにうち震えた(笑)。登山口からは車道歩き。50分かけて臨時駐車場のクルマに戻った。クルマが2台増えてたけど、相当分の登山者に合わなかったのは、みんな坂田峠─シキ割経由で歩いてるんだろう。臨時駐車場からの帰りは、途中『モンベルビレッジ立山』に立ち寄ったけど、『ハーベステラス』の開店前だったので、何も買わず(喰わず)に退散。11時過ぎに『キャラメルハウス』に戻った。
7年前にファミリーハイクで登った時の苦い経験から、自分のなかで「難コース」のイメージが勝手に出来上がってたけど、子供が居なければフツウの山道だった(爆笑〜!!!)。コースの殆どが日蔭で、水も取れることから、(早出なら)今の時期に歩いても大丈夫!
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