乳頭山と千沼ヶ原(黒湯ルート→湯森山縦走)ずぶ濡れ、藪漕ぎ、熊遭遇で楽しかった!!w
- GPS
- 08:52
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,135m
- 下り
- 1,109m
コースタイム
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 8:47
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今週は秋田の乳頭山へ。
うぃんさんのリクエストで秋田側からの縦走路を選択。私もこのルートは初めてだ。
乳頭温泉駐車場へ着き登山開始。何時もより遅い時間の出発だ。それには理由が有って乳頭山の最大の敵が朝露だ!
舗装路歩きを終え、黒湯温泉から登山口を抜けると沢沿いを歩く、すると背丈程の草を掻き分けて進むと朝露で全身ずぶ濡れだ。
やがて樹林帯に入ると足元だけで済んだが長ズボンを選択して正解だった。出発時うぃんさんがスパッツを持って来なかった事に気が付きわざわざ戻って本当に良かった。
樹林帯を抜けると風が抜けて気持ち良かった。朝露もこの辺からはすっかりと消えていた。乳頭山の山頂はガスが消え、周りの景色が少しずつ見え始めた。次は千沼ヶ原を目指す。
久々に千沼ヶ原、この景色はやっぱ(・∀・)イイ!!
ココをピストンして笊森山から湯森山へ。このルート一番の気持ち良さw
だが、この後試練が訪れる。
笹森山分岐からのトラバースは通るハイカーが少ないのであろう、かなりの藪漕ぎだ。特に足元が不明瞭。登山道を踏み外し転落したり大きく崩れた個所を迂回したりと難所が続く。
それでも何とか通過して樹林帯に入ると一息ついた。その後は快適な登山道を歩き。勾配が緩く距離を歩かないとイケなかった。
やがて樹林帯を抜け旧スキー場に。ココで携帯の電波が入ったので気になった相撲の千秋楽。錦木負けたーー、でも三賞かー良かった。良かった。と立ち止まって居ると。
うぃんさんが「熊だ!」おおよそ30m位先の登山道に子熊が一頭。近くに親熊が居ればヤバイ!!?
二人で鈴を鳴らしたり大声を上げるが、こちらを見たまま動く気配無し!笛を吹くとようやく茂みに消えていった。しばし時間を置いて歩き先程居た場所に差し掛かると、ドスン!ザザザと逃げていく音が!
どうやら木に登ってこちらを見ていたようだ。何はともあれ親熊が居なくて良かったー
程なく無事下山しました。
このルートある程度の難コースは予想していましたが、渡渉・沢歩き・道迷い・藪漕ぎ・熊遭遇と波乱に満ちたコースでしたが景観にも恵まれ楽しい一日となりました。
今回は秋田側からの乳頭山には登った事がないから登ってみたいという自分のリクエストに応じていただき、乳頭山周辺を縦走してきました。
6時前に集合場所にした自宅を出発するも、朝露で足元がびちゃびちゃになるからスパッツを持ってきた方がいいというrekaさんのアドバイスで自宅に戻るという失態を…。
準備不足ですいません💦
山行を開始すると、案の定朝露に濡れた葉っぱでずぶ濡れに…、しかしスパッツをしていたおかげで足元が濡れるのは防ぐ事が出来ました。
ズボンではなくサポートタイツを履いていたので、rekaさんのアドバイスがなければ多分靴の中までびちゃびちゃになってただろうなー。
7年ぶり2回目となった乳頭山山頂は、到着して程なくしてガスがすっかり取れて雄大な眺望があらわに!
7年前に来た時はガスで何も見えなかったので嬉しかったなー。
乳頭山を後にして次は千沼ヶ原へ。
ここも7年ぶり2回目でしたが、池塘周辺はキンコウカが咲き乱れていて見応えがありました。
キンコウカと言えば八甲田のキンコウカも見てみたいなーと思いました。
千沼ヶ原の次は笊森山方面へ。
ここから笊森山方面は未踏の地。
笊森山から宿岩までは天空を散歩しているような気持ちのいい縦走路でした。
歩く度に近づいてくる雄大な秋田駒、やっぱり秋田駒の存在感は半端ないですw
笹森山山頂手前から乳頭温泉に下るルートは正直酷かった…。
草が生えて不明瞭な足元をトラバースするのはめちゃくちゃ怖い😱
登山道はところどころ崩落している箇所もあるし、背丈より高い薮を延々と藪漕ぎ、森林帯に入るまではほんと大変でした。
黒湯から乳頭山までのルートも渡渉や藪漕ぎで大変だったけど、笹森山から下山するルートは更に酷かったなー。
そしてなんといっても最後の最後で起きた一波乱、熊との遭遇!
下山完了まであと2〜300メートルのところに現れたたぶん小熊ちゃん?
色々と音を出したり声を出したりするが全く動く気配はなくこちらを見ている。
rekaさんが何度も笛を鳴らしてようやく笹薮の方に逃げていったけど、小熊ちゃんは好奇心旺盛なのか、音を出してもこちらを見てなかなか動かなかったので、熊鈴を付けていても過信は出来ないなーと改めて思いました。
2人だったので冷静に対処出来ましたが、単独山行だった場合冷静に行動出来たのか?
いやー、ビビってヤバいかもなー。
波乱万丈な山行になりましたが、今回も楽しい山行になりました!
コメント
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熊と遭遇されたそうで、私もそうでしたが、意外に人里に近いところで会うんですよね。
そうです。そうです(๑´ڡ`๑)
あの日、スライドした方々に出発ルートをお聞きした中で殆どが秋田駒八合目からだったのに、autumnlove2さんだけが乳頭温泉からと。
ある程度の藪漕ぎは覚悟して居ましたが、実際は程度を越えて居ましたねwww
ホント、熊との遭遇は。まさかの下山直前!
恐らく親離れ直後だったのでは無いでしょうか。助かりましたε-(´∀`*)ホッ
コメントありがとうございます<(_ _)>
autumnlove2さんから笹森→登山口のコース状況を伺ってはいましたが、想定以上の藪漕ぎでした。
人里近くに出る熊は人馴れしているのかあまり逃げないイメージがあります。
おはようございます!私も以前に乳頭山から笊森の縦走路で熊と鉢合わせした事がありました。私も笹森からの旧乳頭温泉スキー場までのコースも歩いた事ありますが、なんかいそうな感じしますね。ご無事で何よりでした。
笹森から旧乳頭温泉スキー場のコースはあまり人も歩いていないようなので熊にとっては居心地がいいのかもしれませんね(苦笑)
やっぱり!正直遠めに見る子熊は可愛さを感じる程でした。恐らく草むらになっている何かの実を食べていたと思われます。
山の先輩方から「子熊に遭遇したら気を付けろ!近くに親熊が居て一目散に駆け寄って来るから」と言われていました。なので近寄る事をせずに辺りを静観するしかなかったです。結果は何事もなかったですけど。もし、同じような状況に出くわしたら決して近づかないのが良いのでしょうね。
コメントありがとうございます<(_ _)>
おはようございます。なかなかのアドベンチャーでしたね。お疲れさまです。私はこのルートの反対周りを考えてましたが、私には無理だと感じました。乳頭山ですが、一本松沢からのぼられてますが、田代平山荘への尾根道もにたようにヤブでしょうか?ソロでは厳しいですかね?行くのは8月初めなんですが。
コメントありがとうございます。
乳頭山山頂で居合わせた方々は全員田代平山荘のコースを歩いてきたようでしたが、藪漕ぎしたような話しは出ませんでしたし、乳頭山に登られる方々の大半は田代平山荘のコースを歩いているようなので、おそらく大丈夫だと思います。
さっそくありがとうございます。私には無難な田代平山荘のコースで行こうと思います。また、松本から行くので早池峰山も久しぶりにと思いましたが、お二人のレコ見て、今回は焼石岳に変更しました。小屋の建替えは聞いていましたが、まさか三角点にも行けないとは思いもよりませんでした。情報提供ありがとうございました
松本からお越しとの事、気を付けてお越しください。
私は数年前に蟹場コースを歩きましたが、藪漕ぎはありませんでした。
しかしながら少なからず一部の泥濘地や登山道の草木で足元のガードは必須と思います。
早池峰山は直近のレコを見ると、まだ工事が始まっていないのか山頂に立ち入る事が可能なようですが、何時規制されるか逆に不確かになっているのかな。いづれにしても確実に山頂をめざすなら次の機会良いと思います。
お役に立てれば嬉しいです。
ご丁寧にありがとうございます。
東北は3年前と4年前に行ってます。4年前秋田駒に行こうと思い、前日国見にて車中泊するも翌日土砂降りで泣く泣く帰ってます。今年こそと思い、欲張りして乳頭山も予定した次第です。
秋田県?つうか岩手県が多すぎですね(笑)会えて良かったね
くそ暑い中登山はやばいやばい・・しかも小熊・・・お母さんが・・怖い(大笑)
お疲れ様でした。自分は暑さに弱いのでエアコンと愛し合ってます。
お盆明けに岩手山へ・・・・お疲れ様でした。
実は自分、登山中の熊は初体験w
2人でいたのであまりビビりませんでしたが、1人だったらやばかったかも😅
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