“行” 鋸岳

2023年07月22日(土) ~ 2023年07月24日(月)

• GPS: 17:24
• 距離: 15.4km
• 登り: 2,291m
• 下り: 2,197m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:03
• 休憩: 0:20
• 合計: 2:23

距離 3.7km 登り 194m 下り 517m

12:19 歌宿
12:46 12:55 丹渓新道登山口
13:24 13:35 丹渓山荘
14:42 熊穴沢渡渉点

2日目

• 山行: 10:12
• 休憩: 2:07
• 合計: 12:19

距離 8.5km 登り 1,623m 下り 1,621m

5:16 熊穴沢渡渉点
5:31 5:42 角兵衛沢渡渉点
10:24 10:39 角兵衛沢ノ頭
11:07 11:28 鋸岳
12:14 12:59 鹿窓
13:09 13:41 鋸岳
14:00 角兵衛沢ノ頭
15:35 15:37 岩小屋
17:05 17:06 角兵衛沢渡渉点
17:33 熊穴沢渡渉点
17:35 宿泊地

3日目

• 山行: 2:02
• 休憩: 0:33
• 合計: 2:35

距離 3.2km 登り 490m 下り 91m

6:37 宿泊地
7:15 7:23 丹渓山荘
8:31 8:56 丹渓新道登山口
9:12 丹渓新道登山口
9:12 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

コース状況／危険箇所等

危険と言えば、ほぼコース全般で危険です。^^;
川の渡渉は水量多くて、落ちたらただでは済まない。
ガレ場は落石と言うか、岩雪崩の危険あり。
少ギャップの鎖場が一番平和に感じました。

写真

歌宿バス停で下車して、登山口に向かいます

う〜ん微妙な天気

20分ほど車道を歩きます。

鋸岳登山口
ここから400mほど下って河原に降ります。

皆それぞれ20kgのテン泊装備を持っての下りはキツいものが有ります。まさに苦行の始まり(^_^;)

河原に着きました。

何度か渡渉しますが、流れが凄くて、中々勇気が必要。飛ぶ幅もエゲツ無いので、自分を信じて飛ぶ他有りません。

河原も石がゴロゴロで歩き辛い！

テン泊出来そうなポイントに着きました。
今日はここで幕営します。

熊スプレーをお守りに、酒盛り開始。

宴も盛り上がって来ましたが、ソロソロお開きです。

翌日、鋸岳へ向けて出発します。

またまた河原を下ります。今日は荷物が軽い！

対岸に取り付きへの入口が見えて来ました。

またまた渡渉です。
飛びます！飛びます！！

暗い森の中に入って行きます。

暗く鬱蒼とした樹林帯を暫く歩きます。

急遽ですが、足元がしっかりしているので、平和な登りと言えます。

目印のノコ岩です。

木にめり込んだ看板も有ります。

大きな岩が有りました。踏み跡だらけなので、良い目印になりますね。

眼の前にガレ場が見えて来ました。
難路として悪名高いガレ場です。

このガレ場は、浮石だらけで、足元不安定、石落としまくり。
全く名高き悪路です。
他の登山者が踏んだ僅かな痕跡を辿ると、比較的に安定した足場です。

ほえ〜😂
難路は続くよ何処までも！

壁に沿って進みますが、壁の上から落石が無いか注意が必要です。

オニユリ

アカバナシモツケソウ

ガレ場のトラバース。
落石と言うか、石雪崩になりそう😰

タカネビランジ

もうすぐコルに出ます。
頑張ろう！

ニョホウチドリ

ワサタチバナ

最後はガレ場から開放されました。

ミヤマダイコンソウ

山頂へ登ります

コルに着きました。登ってきたガレ場です。
よく登りました。

ハクサンシャクナゲ

タカネビランジ

山頂に向けて登ります。

鋸岳山頂です。
これ以上登らなくて良いと思うと、ほっとするわ。

ガスガスだが、全くオッケー！

バス道、バスが走ってます。

鹿の窓に向かいます。

少ギャップでロープを出します。

懸垂下降の練習します。

まあ、クライムダウンも可能だか、体力消耗半端ないので、安全策です。

次の山行では、ロープ使うのでこのくらいの壁が練習には丁度いいです。

鹿の窓に登り返します。

鹿の窓に到着！
ちょっとくぐってみました。
これがやりたかった！

さあ、帰りましょう

長い辛いガレ場を下って、最後もエゲツ無い渡渉してテン場に戻りました。

3日目の朝、テント撤収して帰ります。

またしてもエゲツ無い渡渉！
誰も落ちないで渡れて良かったね

バス道への連絡道が有ります。400mの登りです。
これを登り切れば、苦行は終わりです。
20kgの荷物が重い!!

バス道に出ました。
歌宿への下り15分ですが、追加料金を払えば、途中で拾って貰えるので、ここでバスを待ちました。

鹿の窓が見えました。
感動！
もう二度と行かないからなぁ〜!!

鹿の窓のアップ

仙流荘でカツカレーを頂いて帰りました。

感想

kawatomo767

今回の山行を一字で表現するならば、苦行の“行”となりますね。
頼り甲斐のあるリーダーと仲間たちとワイワイやりながら楽しい山行となりかなり気が紛れ助かりましたが、全般を通して「辛い」「怖い」と感じる山行でした。
ソロでゆくなら、かなりの苦行になりそうです。ただ、修行と言うか自分と向き合うのには、良いかも😁