富士登山競走(五合目コース)


- GPS
- 02:58
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,461m
- 下り
- 7m
コースタイム
- 山行
- 2:56
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 2:57
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
予約できる山小屋 |
里見平★星観荘
|
写真
感想
The4100D マウンテントレイルin野沢温泉でDNFし、「もうトレランやめようかな」なんて言っていたのに、富士登山競走は出るんかい! だって、あれだけ熾烈なクリック合戦を勝ち抜いたんですから、出なかったらもったいないじゃないですか。
目標は山頂コース出場資格の「2時間20分」と言いたいところですが、どう考えてもそんな力はないので、とにかく2時間台は死守し、その中でできるだけ2時間20分に近づける、という現実的な設定としました。
今回のレースプランの唯一最大のポイントは「馬返しまでは歩かない」。登りしかないコースですが、どこまで自分を追い込むか。せめてロードの区間は走り切りたいと思ったわけです。
天気は晴れ。午前9時のスタートの時点で富士吉田市役所はもう灼熱状態です。
選手の皆さんの足元を見ていると、ほとんどの人がランニングシューズ(アディゼロとアシックスが多かった)で、トレランシューズの人はわずかです。富士登山競走はロードと登りが基調なので、シューズはグリップよりも軽さの方が大事なんですね。実はこれを知ったのはつい最近で、どうしようかと迷ったのですが、山をランニングシューズで走るのはどうも怖いし対策もしていなかったので今回は手持ちのトレランシューズの中で一番軽いモントレイルのFKT Attemptで臨みました。
猛烈な暑さではありますが、幸い水分補給と塩分補給(前回の野沢温泉はこれで失敗した)がうまく行ったせいか、キツさは想定の範囲内で済みました。これが想定を超えると「なんでやねん」という思いでメンタルがネガティブになってしまいますので。
中の茶屋のエイドで頭から水をかけてもらってリフレッシュ。ここから斜度が増し、歩いている人も結構いますが、頑張って走ります。とはいえ、馬返しの手前500mほどでついに歩いているのと変わらないスピードになったので歩きに切り替えました。ここで無理をしても意味がないように思ったので。
馬返し通過は1時間33分。2時間20分でのゴールを考えるとここは1時間10分は切っておかないといけないところで、この時点で「2時間20分」の線は消えました。
馬返しから先のトレイルはほとんど歩くことになったのですが、ロードの区間よりも足が上がるではありませんか。ロードでじゃんじゃん抜かれていたのが、トレイルに入ってからは結構追い抜きました。しんどいけど、これは楽しい。
結果は2時間55分でフィニッシュ。なんとか3時間を切ることができました。これに完走できなかったらもうレースやめようと思っていましたが、なんとか格好がつきました。
振り返ってみるとエイドを除いて1回も休んでいない。フィニッシュ後も膝もどこも痛くありません。やっぱり登りのみのコースというのは足へのダメージが少ないんだなと思いました。
山頂コースにはまだまだ及びませんが、まったく手の届かない目標というわけでもないような気がしています。「出し切った」感がある一方で、「もっとやれた」という気持ちも起こってきましたので、また来年も挑戦しようと思います。今回は忙しくて試走ができませんでしたので、練習にも来たいと思います。
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