鷲峰山

2023年07月29日(土) [日帰り]

• GPS: 04:06
• 距離: 14.3km
• 登り: 697m
• 下り: 721m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:37
• 休憩: 0:30
• 合計: 4:07

8:21 スタート地点
8:49 8:54 大神宮茶宗明神社
9:48 9:55 鷲峰山 一等三角点
10:07 10:17 鷲峰山
10:34 10:41 金胎寺行場めぐり
11:05 11:05 東海自然歩道合流地点
11:57 11:57 大道神社
12:27 12:28 大宮道バス停
12:28 ゴール地点

天候

晴れ、猛暑

アクセス

利用交通機関：

バス

（登山開始）京阪バス　工業団地口バス停から
（登山終了）京阪バス　大宮道バス停まで

コース状況／危険箇所等

金胎寺は入山料300円。湯屋谷コースからの登山客は、山門に降りて寺務所に入山料を納める必要がある。寺の境内に入らないならば、鷲峰山三角点で引き返す。

写真

7/29 8:21

暑すぎる季節の低山登山は、午前中で終わらせるに限る。今日は朝から登れる山を探して、宇治田原の鷲峰山に向かった。登山口（工業団地口バス停）へのバスは、宇治駅と新田辺駅の両方から出ている。

7/29 8:50

永谷宗円の生家。宇治田原の人で、江戸時代中期に画期的な緑茶製造法を開発した人物である。

7/29 8:51

生家の脇にある茶宗明神社。鷲峰山登山口（湯屋谷コース）は、神社の境内にある。

7/29 8:52

永谷武蔵顕彰碑。永谷武蔵は永谷宗円の子孫で、「お茶漬海苔」を開発して永谷園の社名を全国に行き渡らせた経営者列伝中の人。

7/29 9:07

登山道はわかりやすく、倒木もわずかしかない。しかし風はそよともなびかない。歩けばたちまち汗が眉毛にたまって落ちる。

7/29 9:28

しかし歩き続けると、ふと空気が変わった気配がした。ナビを手に取ると、標高が500メートルを越えていた。このくらいの高さから、下界と空気が変わり始めるのであろう。わずかに風も吹いて、登りやすくなった。もう最高点まで近い。

7/29 9:40

金胎寺の境内との分岐。右に進んで三角点を目指す。

7/29 9:45

舗装道をZ字に進み、無線電波塔の横を通って三角点に向かう。

7/29 9:48

鷲峰山三角点に到達。

7/29 9:48

三角点からは大津市街にびわ湖、比良山に近江富士も見える。右には鈴鹿山脈まで。冬の日であれば、おそらく伊吹山まで見えるだろう。

7/29 10:04

三角点から戻って、金胎寺への道を行く。

7/29 10:08

金胎寺多宝塔。

7/29 10:12

鷲峰山「山頂」は、三角点と違って寺の境内にある。

7/29 10:37

下の山門に降りて入山料を払い、奥の行者場への道を歩く。行場の辻まで、めぼしい展望はなかった。行場めぐりは予定していなかったので、ここで引き返した。

7/29 10:54

金胎寺の山門から、旧登山道で下山する。金胎寺は元弘の変のときに後醍醐天皇が京都を離れて最初に拠点としようとしたが、境内が兵を籠らせるには狭すぎたために笠置山に遷座したという。

7/29 10:56

金胎寺への道は、東海自然歩道の一部になっている。

7/29 10:58

クマが出現したらしい。京都の山には、かなり出没する。私は幸いにも、これまでイノシシとシカとサルにしか会ったことがない。

7/29 11:48

旧登山道の登山口に降りる。町石が残されていて、この道が古来からの参拝道であったことがわかる。旧登山道の入口はチェーンが巻かれているが、ハイカーは気にせずくぐり抜けてよいと思われる（チェーンは自動車への進入規制用であろう）。

7/29 12:28

維中前バス停が指定のゴールだが、戻り側車線のバス停を探して歩き続けて次のバス停まで来てしまった。大宮道バス停で終了。

撮影機器：

Google Pixel 6a au Google

装備

個人装備

ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 飲料 地図（地形図） コンパス 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル ストック カメラ ヘッドライト 虫よけスプレー

感想

Kinjin

猛暑の週末。それでも山に行く。近場で午前中に登り終えることができる低山を探して、鷲峰山に決めた。意外にも交通の便がよくて、バスを使えば駅から登山口まで行って戻ることに支障はない。展望は三角点からの眺めが圧倒的によい。