東日原〜鷹ノ巣山〜六ツ石山〜水根 予想裏切る富士山・南アルプスの絶景


- GPS
- 07:05
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,318m
- 下り
- 1,388m
コースタイム
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
立川で乗り過ごし、7:00頃に奥多摩駅着、7:27奥多摩発のバスに乗り、7:50頃に終点の東日原に到着。 帰りは15:24頃に水根発のバスに乗り奥多摩駅へ。16:03の電車は青梅で快速に乗換が発生するものだったので、ゆっくり帰れるように16:23奥多摩発、17:50新宿着のホリデー快速おくたま号に乗車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■東日原〜鷹ノ巣山 中日原まで舗装道を歩き、鷹ノ須山へという看板に従い、川に向かって下りていきます。そこから鷹ノ須山までは延々と続く登りです。 登山道に入って少しで雪が出始めます。ほとんどがくるぶし上くらいの深さですが、吹き溜まりではひざ上くらいの深さのところもありました。ただ、しっかりとトレースがついているので、ツボ足になりラッセル不要でした。ノーアイゼンでも十分歩けますが、チェーンスパイクがあると歩きやすいかもしれません。私は結局終日ノーアイゼンでしたが、一緒に行った山の師匠はチェーンスパイクでした。12本爪までは不要ですね。 トレースがしっかりついているので道に迷うことはありませんが、目印が少ないので、トレースがなければかなり不安だったろうと思います。基本的に尾根を行けばいいのですが。 また、目の前のピークが山頂かと期待するが、まだ先が続いているという連続でした。展望の利くところがほとんどないですし、辛抱第一ですね。 ■鷹ノ巣山〜六ツ石山 ダラダラとした下り坂です。冬の時期は木が枯れていて、枝の間から富士山を見ながら歩く山道です。 雪はほとんどがくるぶし上くらいの深さです。こちらもトレースがしっかりついています。 危険と感じるところはありませんでしたが、地面が滑るところがあるので、こけないように要注意です。 また、冬だからですが、かなり日差しが入ります。雪の照り返しも含めて日焼けをするので、日焼け止めをした方がいいですね。私はかなり日焼けをしてしまいました。 ■六ツ石山〜水根 最初のうちは雪がありますが、雪と地面のミックスが主体です。こちらもトレースがしっかりついています。 危険と感じるところはありませんでした。こちらは、鷹ノ巣山〜六ツ石山以上に地面が滑るところがあるので、こけないように要注意です。 |
その他周辺情報 | 奥多摩駅から徒歩10分にもえぎの湯がありますが、結局入りませんでした。 http://onsen.nifty.com/okutama-onsen/onsen001437/ 山の師匠の中でいい印象がなかったので。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
輪カンジキ
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
携帯
タオル
ストック
カメラ
ゴーグル
|
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備考 | 結局、オーバーグローブ、フリース(防寒着)、ワカン、12本爪アイゼン、ネックウォーマー、毛帽子は使用しませんでした。 防水レジャーシートは、雪の上に座るのに役立ちました。なくても問題ないと言えばないですが。 |
感想
1/18(日)は子供と雲竜渓谷に行こうと話していたのですが、子供が平日にはしゃいでいて足を軽く捻挫してしまったので、雲竜渓谷は断念。せっかくなので、山の師匠を誘って、木曽駒に行こうと計画しました。天気予報では西から天候が回復するようで、金曜の予報(ヤマテン)では昼には風速15m/秒程度だったので、大丈夫だろう、と。ただ、土曜の天気予報では風速20m/秒を超えるとのことで、また雪崩ネットワーク(http://nadare.jp/alert/index.html)の情報では雪崩の危険性も高いようなので、木曽駒は断念。山の師匠の推薦で、鷹ノ巣山へ行くことに。
※後で調べたら、木曽駒ヶ岳ロープウェイは現在運行中止でしたね。危なかった。
鷹ノ巣山は山頂で富士山が見える程度で、その他はひたすら林の中をわかんで歩く歩行訓練、ということで、今日は運動の日だなと覚悟をして臨みました。
朝3:15に起き、4:25中野発の電車に乗り、奥多摩駅を目指します。ただ、地図を見ながらルートを確認したり、別のルートをとろうか、などと話していたら、乗り換えの立川駅を乗り過ごしてしまいました。結局、奥多摩駅には約30分後に到着、1時間後のバスに乗ることになってしまいました。
バスを降りると、まず車道を少し歩き、川に下り、橋を渡ります。そこからは延々と続く登りです。先に見えるのが山頂かと思うと、まだ先がある、という連続です。やっとの思いで到着した山頂は、富士山だけでなく南アルプスも一望できる絶景ポイントでした。それまで木々に囲まれて、雲取山が木々の間から少し見える程度だったので、視界が開けた時には余計に感動しました。
絶景を見ながら昼食をとり、下山へ。下山道は、最初のうちはふかふか雪でしたが、そのうちところどころ雪が解けている道になります。見た目には枯葉があるのですが、その下の地面がぬかるんでいるので、非常に滑りやすいです。その後、登り返して六ツ石山へ。六ツ石山でも富士山や南アルプスを見ることができました。六ツ石山の展望も期待していなかったので、こちらも望外の喜び。ここで小休止して、急な下り坂を滑りながら下って、水根のバス停へ。着いて1分でバスが来るというラッキーさ。
もともと展望を期待していなかっただけに、富士山はもちろん、南アルプスの絶景に感動した山旅でした。当日までに行き先がコロコロと変わりましたし、ワカンも使いませんでしたが、鷹ノ巣山は予想を大きく裏切り、大正解でした。奥多摩にも、いい山がありますね。
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