東田原・弘法山公園(権現山)【関東ふれあいのみち神奈川(15)】弘法大師と丹沢へのみち(蓑毛BS→南平橋BS)

2009年07月20日(月) [日帰り]

• GPS: 04:00
• 距離: 13.4km
• 登り: 190m
• 下り: 448m

コースタイム

12:20蓑毛バス停→12:25大日堂→小蓑毛→源実朝公首塚→東田原ふるさと農園→波多野城址→名古木→権現山(弘法山公園)→16:20南平橋バス停

天候

曇り

コース状況／危険箇所等

●ルート:「関東ふれあいの道　神奈川」のイメージ図のマップ(神奈川県コースは公式マップが配布されない)を参考した。下りばかりで楽勝の道だが、蓑毛BSから弘法山公園に入るまでは殆ど舗装路を歩くので、暑い日は全く向かないコースと思われる。

●危険個所:特になし。

●分かりづらい場所:寄り道した秦野城址。行きに秦野駅前に観光マップなどおいてある和菓子屋があるので、そこで各種マップを集めて臨む方がよいかもしれない。

●混雑度:どこも空いていた。弘法山公園は地元の高校生がクラブ活動のトレーニングをしていた(何のスポーツか不明)以外は、人は余りいなかった。

●展望:弘法山公園内、馬場道から権現山に向かう途中、三浦半島まで望めるような場所があった。権現山山頂の展望台からも、それなりに展望が得られた。

●トイレ:弘法山公園、(寄り道した)田原ふるさと公園

●水・食べ物の調達:弘法山公園内と公園周辺は自販機すらない所が多かったが、それ以外は自販機は沢山ある。コンビニは名古木付近で探すのがいいかもしれない。

●休憩場所:弘法山公園内、(寄り道した)田原ふるさと公園

●最寄り駅情報:秦野駅は立派なバスターミナルや食事出来る店など、割と便利。駅構内にコンビニもある。但し、駅内、駅周辺にゴミ箱がなく、行きのロマンスカーで食べた駅弁の空箱を持ってロマンスカーを降りてしまったので、捨てる場所に苦労した。

●日帰り温泉:鶴巻温泉駅まで行けば、複数の日帰り温泉がある。東海大学前にも温泉かわからないが日帰り入浴できる施設があるらしい。

●その他:蓑毛BSはハイカーがちらほらといた。蓑毛BSからは大山に登れる他、ヤビツ峠までも行けるらしい。秦野駅から蓑毛行きバスは案外本数がある。

写真

7/20 12:38

スタート地点の蓑毛BSから徒歩数分の所にある、大日堂の説明書き。

7/20 12:39

これが大日堂の本堂だが、写真の下の方が切れているのは、相方が写っているため大幅にトリミングした結果。

7/20 12:42

宝蓮寺・大日堂山門。これが本コースの関東ふれあい撮影ポイントだ。

7/20 13:17

蓑毛BSから小蓑毛BSまではバス通りを歩き、小蓑毛BSを少し行った先でバス通りから分岐した道(舗装路)に入る。この道が、蓑毛道(大山参拝の裏参道)らしい。東公民館前で右折し「源実朝首塚」に寄り道。写真は東公民館前から「源実朝首塚」に向かう途中のみち。

7/20 13:17

この写真も前の写真と同様だ。ともかく一面の田園風景であることがわかると思う。

7/20 13:24

そしてここはもう、田原ふるさと公園のそばだ。

7/20 13:28

写真右下にある標識に沿って、「源実朝首塚」を目指す。案外遠い寄り道となった。

7/20 13:41

漸く辿り着いた「源実朝公首塚」の説明板。この説明を読むと、公暁に殺害された実朝公の首が行方不明になっていたのを三浦義村が拾い、吉村の家臣がこの地を治める波多野氏を頼って葬ったそうだ。

7/20 13:43

これが実朝公の首塚。この実朝公が殺害されたことにより、源氏の直系は途絶えることに。

7/20 13:54

実朝公首塚の真向かいが「田原ふるさと公園」だ。家族連れでにぎわう里山の公園で、地の野菜販売が行われていた。

7/20 14:02

長い寄り道から関東ふれあいルートに戻る途中に寄った、金剛寺。写真はその境内に可憐に咲いていた蓮の花だ。

7/20 14:25

東公民館前まで戻ったら、小学校の隣にある波多野城址を訪ねる。これも寄り道だが、こちらは関東ふれあいコースからはさしたる距離の寄り道ではない。写真は、「波多野城址の歴史」の説明板。

7/20 14:27

波多野城址の石碑。この場所は田んぼの隅っこ。城址といっても公園にすらなっていない。

7/20 15:48

寄り道に結構時間を費やしたので、頑張って名古木まで蓑毛道を歩く。名古木から先は弘法山公園を目指して登っていく。このコースでは弘法山公園は歩くが弘法山山頂には行かず、「めんようの里」という牧場から権現山山頂を目指すのだ。権現山に向かう途中、三浦半島まで望める場所があった。

7/20 15:48

この日は終日曇っていたのだが空気だけ澄んでいたのだろうか、やけにくっきりとした展望が得られた。

7/20 16:39

弘法山公園を後にし、南平橋BSに向かう途中の峰ノ上橋からの眺め。ここは東名高速に架かる橋だ。この連休は高速1000円乗り放題にあやかろうとする車両で大混雑だった。

7/20 16:40

これも同じく、峰ノ上橋から見た東名の混雑具合。ちっとも車進んでないじゃん。そしてゴールの南平橋BSまで田んぼの中を歩き、バス停前の金目川の澄んだ水を見て心地よさに浸っていると秦野駅行きのバスがやって来た。

撮影機器：

COOLPIX S52 NIKON

感想

kumiyan

この前々日に友達と千葉の鋸山にハイキングに行ったので、やや疲れ気味。よってこの日は楽勝そうな関東ふれあい神奈川県コース��「弘法大師と丹沢へのみち」に決定。蓑毛みちを通って蓑毛BSから弘法山付近まで歩き、弘法山公園を使ってまたしても南平橋BSまで歩くコースだ。

感想としては、標高の高い蓑毛BSからの下りばかりなので、楽。夏の暑い時に逆コースだと、蓑毛BSまでの坂道が辛いかもしれない。

見どころは秦野城址や東田原にある実朝公の首塚などだろうか、しかし個人的に一番印象に残っているのが、弘法山公園、「めんようの里」(牧場)から権現山を目指す途中に一面に咲いていた山ユリの強烈な甘い香り。最初は何の香りかわからなかったが、本当に本当に強烈で、あの甘い香りは何と表現してよいのかわからない。

また、権現山手前の展望の良いベンチからの眺望が、これまでこの場所に来た中で一番良かったことも印象的だった。この日は三浦半島、その先の房総半島まで見えたことに感激した。

個人的に一番残念だったのは、弘法山公園の一角にある「めんようの里」でジェラートを食べるつもりだったのが祝日で営業していなかったことだった。これまで何度も弘法山公園に来てるのに、どうも「めんようの里」とは縁が無いようだ。