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記録ID: 58013
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ハイキング
奥多摩・高尾

南高尾山稜(中沢山・小仏城山・高尾山など)【関東ふれあいのみち東京(1)】湖のみち(高尾山口駅から周回)

2009年07月11日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 東京都 神奈川県
 - 拍手
kumiyan その他1人
GPS
07:15
距離
17.3km
登り
922m
下り
920m

コースタイム

10:00高尾山口駅→10:25梅の木平バス停→11:18三沢峠→(中沢山山頂手前で15分休憩)13:10大洞山山頂→14:45小仏城山山頂(30分休憩)→16:02高尾山山頂→17:05高尾山ケーブル清滝駅(10分休憩)→17:15高尾山口駅
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2009年07月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
●ルートづくりで参考にした情報:関東ふれあい東京公式マップ

●ルート:南高尾山稜。高尾山口駅から山稜をぐるっと回って、また高尾山口駅に下りてくるルートなので、アクセスは良い。スタート地点の梅の木平BSだが、高尾山口駅からのバス便は少ないし距離も余りないので、全部歩いてしまうのが良いと思う。昼過ぎに城山の茶店でゆっくりしたかったので、梅の木平をスタート地点としたが、茶店に拘らないなら逆ルートの方が下山路がなだらかなので足への負担は少ないかも。

●危険個所:特にないが、梅の木平BSから三沢峠までの区間、数日前に降った豪雨の影響で倒木が多く道が荒れていたので、土砂崩れなどに注意が必要。

●分かりづらい場所:標識が完備されているので無し。三沢峠ー中沢峠付近までは小ピークを巻ける道が多いが「巻き道」標識があるので迷わない(但し我々は全て巻かずに頑張った)。

●混雑度:高尾山口駅、高尾山ケーブル駅付近はいつもの通り大混雑。高尾山口駅から梅の木平方向に向かうとハイカーは皆無、中沢峠付近からハイカーに多く会うようになる。特に大洞山山頂付近が結構混んでいて驚いた。大垂水峠→小仏城山ルートは殆ど人に会わず。小仏城山山頂→高尾山山頂までは結構ハイカーを見るようになったが、それでも高尾山山頂→高尾山口駅までの混雑に比べたら大して混んでいないと感じた。

●展望/景観:「湖のみち」というネーミングだが、縦走中の尾根道で湖が見えたのは中沢山の手前のベンチの辺り1か所のみだった。小仏城山山頂はアジサイが綺麗。高尾山山頂は前から思っていたが草木が生い茂って展望は言うほど開けていないと思う。

●トイレ:高尾山口駅、小仏城山山頂、一丁平、もみじ台、高尾山、薬王院。ともかく小仏城山山頂までトイレが極端に少ないが、城山まで行けばトイレは幾つもある。

●水・食べ物の調達:高尾山口駅にはコンビニがあったか定かでないが売店が沢山ある。寄り道して高尾山口駅から徒歩数分のケーブル清滝駅付近まで行けば、店も多い。清滝駅に行く途中も土産物屋街。高尾山口駅から梅の木平BS付近の甲州街道はコンビニ等の店なし。小仏城山山頂は茶店があるが営業日・時刻に注意。高尾山山頂の茶店も営業日時に注意。縦走途中、大垂水峠で車道の甲州街道に下りるが、自販機もなかった。

●休憩場所:梅の木平BSから三沢峠まで行く途中、広めのあずまやがあり、休憩に持ってこい。三沢峠は展望が開けず、テーブル+ベンチがあるが数が少ない。但し三沢峠は広い。三沢峠から中沢山まではそこここにベンチあり。中沢山登る手前に広めのテーブル+ベンチが2組のみあり落ち着ける。コンピラ山と大洞山の山頂もベンチがあるが、狭いしベンチ数も少ないので、混雑していると落ち着けない。最大休憩ポイントは小仏城山茶店。ランチタイムは混雑の可能性があるが、14時過ぎであればゆっくり休めると思う。高尾山山頂は店も多いがそれを上回る人の数で、恐らく休憩は無理。

●最寄駅:高尾山口駅はとても人が多いので、落ち着いて休憩したいならやはりケーブル清滝駅前まで行き、清滝前のベンチで休む方が良い。高尾山口駅前は駐車場も電車もトイレも混むと思っていた方が良いかも。

●日帰り温泉:温泉はなし。高尾駅(高尾山口駅ではない)と狭間駅の間に、健康ランド「ふろっぴい」がある。

●その他:案外、高尾山表参道の下山路は傾斜がきついので、長距離縦走をした後にこの傾斜を歩くのは疲れる。関東ふれあいをしないなら表参道ではなく琵琶滝コースを使うのがいいかも。稲荷山コースも全て山道だがこれも傾斜が一部きつい場所があるので、なだらかな琵琶滝コースが一番足に優しいのではなかろうか。
梅の木平BSから気持ちの良い森林を進むと、倒木だらけの荒れた道になる。
2009年07月11日 10:37撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
7/11 10:37
梅の木平BSから気持ちの良い森林を進むと、倒木だらけの荒れた道になる。
自然の脅威だ。
2009年07月11日 10:38撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
7/11 10:38
自然の脅威だ。
倒木は梅の木平から山道に入ってすぐの区間。後は森の中、とてもなだらかな山道をのんびり登り続けると、三沢峠(標高約400m)に着く。ここが本コースの関東ふれあい撮影ポイントの1つ。
2009年07月11日 11:19撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
7/11 11:19
倒木は梅の木平から山道に入ってすぐの区間。後は森の中、とてもなだらかな山道をのんびり登り続けると、三沢峠(標高約400m)に着く。ここが本コースの関東ふれあい撮影ポイントの1つ。
浅川峠を少し過ぎて中山に至る途中、尾根上で一か所だけ展望の開ける箇所があった。写真の湖は津久井湖のいずれか。
2009年07月11日 12:06撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
7/11 12:06
浅川峠を少し過ぎて中山に至る途中、尾根上で一か所だけ展望の開ける箇所があった。写真の湖は津久井湖のいずれか。
こんな景色。
2009年07月11日 12:06撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
7/11 12:06
こんな景色。
多分、津久井湖。
2009年07月11日 12:07撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
7/11 12:07
多分、津久井湖。
案外、高さを感じない展望。でも尾根道縦走中、本当にこの一か所以外は木々に覆われた道なので、展望が開ける素晴らしさを味わえた。
2009年07月11日 12:08撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
7/11 12:08
案外、高さを感じない展望。でも尾根道縦走中、本当にこの一か所以外は木々に覆われた道なので、展望が開ける素晴らしさを味わえた。
本コース関東ふれあい撮影ポイント2つめ、大洞山の山頂。標高は536m。ベンチがあったが山頂は結構狭い。20代と思しき男性二人で長々と人生相談をしていた。山の中でする人生相談もまた乙なものだ。
2009年07月11日 13:10撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
7/11 13:10
本コース関東ふれあい撮影ポイント2つめ、大洞山の山頂。標高は536m。ベンチがあったが山頂は結構狭い。20代と思しき男性二人で長々と人生相談をしていた。山の中でする人生相談もまた乙なものだ。
大垂水峠までは全然疲れていなかったのだが、大垂水峠は尾根上の鞍部で400mくらいまで下るため、そこから城山山頂までの登り返しが非常にきつかった。ここでペース配分を間違え、ゼイゼイ息切れしながら城山山頂に着く。城山山頂のベンチが嬉しかった。
2009年07月11日 15:11撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
7/11 15:11
大垂水峠までは全然疲れていなかったのだが、大垂水峠は尾根上の鞍部で400mくらいまで下るため、そこから城山山頂までの登り返しが非常にきつかった。ここでペース配分を間違え、ゼイゼイ息切れしながら城山山頂に着く。城山山頂のベンチが嬉しかった。
城山山頂ではアジサイがちょうど見頃。
2009年07月11日 15:12撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
7/11 15:12
城山山頂ではアジサイがちょうど見頃。
城山の説明書き。標高は670m。そういえば「城山」って山名が日本全国で一番多いそうだ。ここは正式名は小仏城山なのだが、高尾付近で「城山」といえば、普通は津久井城山でも八王子城山でもなく、この小仏城山を指す。
2009年07月11日 15:12撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
7/11 15:12
城山の説明書き。標高は670m。そういえば「城山」って山名が日本全国で一番多いそうだ。ここは正式名は小仏城山なのだが、高尾付近で「城山」といえば、普通は津久井城山でも八王子城山でもなく、この小仏城山を指す。
城山周辺の地図。これは東海自然歩道の説明書きだ。
2009年07月11日 15:12撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
7/11 15:12
城山周辺の地図。これは東海自然歩道の説明書きだ。
東海自然歩道の説明書き。
2009年07月11日 15:12撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
7/11 15:12
東海自然歩道の説明書き。
「陣馬相模湖ウォーキングマップ」人気のコースですな。私も好きだけど。
2009年07月11日 15:13撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
7/11 15:13
「陣馬相模湖ウォーキングマップ」人気のコースですな。私も好きだけど。
そして山アジサイが存在を主張。
2009年07月11日 15:14撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
7/11 15:14
そして山アジサイが存在を主張。
混んでいるに違いない高尾山より、本当は相模湖方面に下山したかった。しかし関東ふれあいの本コースは小仏城山-高尾山を歩くルートなので、渋々高尾山方面に向かう。
2009年07月11日 15:14撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
7/11 15:14
混んでいるに違いない高尾山より、本当は相模湖方面に下山したかった。しかし関東ふれあいの本コースは小仏城山-高尾山を歩くルートなので、渋々高尾山方面に向かう。
城山から高尾山までも少しだけ登り下りがあるが、さしたる道ではない。
2009年07月11日 15:28撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
7/11 15:28
城山から高尾山までも少しだけ登り下りがあるが、さしたる道ではない。
こんな道。しかし本コースも関東ふれあい東京◆崢擦里澆繊(高尾山-陣馬山)のコースと同様、高尾山-高尾山口駅の間は1号路を使うことになっており、この1号路の参道が舗装路で急な下山路なので、既に12キロほど歩いている我々は足が痛くなった。
2009年07月11日 15:29撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
7/11 15:29
こんな道。しかし本コースも関東ふれあい東京◆崢擦里澆繊(高尾山-陣馬山)のコースと同様、高尾山-高尾山口駅の間は1号路を使うことになっており、この1号路の参道が舗装路で急な下山路なので、既に12キロほど歩いている我々は足が痛くなった。
撮影機器:

感想

案外きつかった、というのが正直な感想。一番きつかったのが大垂水峠から小仏城山山頂までの道。大垂水峠は400mちょい、城山山頂は670mだから、270mの標高差を(1時間で!)登り返す。しかもこの頃は自分の登りペースをつかめず、やたらとスピードをあげて登ったため、城山山頂に着く頃にはすっかりばててしまった。

肝心の景観だが、正直それほど景観は楽しめなかった。しかしこのコースは森の中、登り返しも多い尾根道の縦走を堪能できるのが醍醐味だと思う。

実は低山ということでなめておりトレーニングのため1つの小ピークも巻かずに歩いていたら、私もいたち大臣もかなり疲れてしまった。
特に三沢峠を過ぎてすぐの小ピーク、泰光寺山は474.9mしかないが、かなり急峻な登りで手を使って登った。更に小ピークは狭くて休めるところもないので、結構疲れる。

中沢峠を過ぎた辺りから、撮影ポイントの大洞山以外は巻き道を使おうと思っていたが、三沢峠ー中沢峠区間は多かった巻き道が中沢峠以降は無くなり、巻けない道となるので、このコースで「道は巻ける時は巻いておく方が良い」ことを我々は学んだのだった。

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