虫倉山 最高地点 虻襲来 サルスベリ↑不動↓
- GPS
- 02:56
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 578m
- 下り
- 579m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
「道しるべ休憩舎」前を2km程林道を行くと不動滝登山道 |
コース状況/ 危険箇所等 |
さるすべりコース 鎖が続く 一カ所かなり苦労してよじ登る |
その他周辺情報 | 小川の湯 ぽかぽかランド美麻など |
写真
感想
2023年(令和5年)8月7日(月)
虫倉山 最高地点 虻襲来 サルスベリ↑不動↓
2年ぶり6回目になる虫倉山へ。
この時期は初めて、2度目のさるすべりコースで登る。
雨などで足下が滑るようだったらコースを変えるつもりでいた。
不動滝の駐車場に着く。
車の周りに虻が大量にまとわりつく。
これは冠着山へ登ったときを思い出すしかなかった。
ドアを開けると一斉に飛込んできた悪夢。
同時に山行を諦めようかとも。
でもせっかく来たのに虻ぐらいでとの思いもあり、車中で靴を履く、今シーズン初の防虫ネットを被るなど準備をして出発することにした。
これは大成功。
外に出ると車中に飛込んできたのもいるがわずかで済んだ。
私にもまとわりつくが思ったよりは気にならずさるすべりコース方面へと向かった。
ということで登りではブンブン周りを飛ぶが差ほど気にならず登れた。
下りが悲惨だった。
山頂、そして一服むしくらで一息つき、下り始めると虻の襲来が始まった。
パンツは厚手だったので良かったが、シャツはペラペラの生地、そして汗でぴったりと身体の表面に張り付いた状態のために格好の餌食となってしまった。
できるだけ身体を揺すりながら、腕を大きく振り、早めに下るが、虻はそんなことでは諦めずに襲来。
脇腹付近がチクッとする。
シャツをパタパタしながらくっつかれないようにするが、ザックのベルトが当たっているところは絶好の虻にとっての目標地点になったようだ。
と言うことで虻の襲来にお手上げ。
下山して車に入る際には素早くドアを閉めたが十匹以上の虻が侵入していた。
車の中でも虻との戦いは続き、目に付くものをやっつけてからの出発となった。
左肩付近に一発、腕に三発、そして肩に近い右脇腹には数カ所刺されてしまった。
それに手袋をすれば良かったのに素肌の出ていた手の甲にも一発攻撃されていた。
刺された日は症状もなかったのだが、これを書いている二日ほど経った今赤く腫れかゆみが襲ってきている。
キンカン塗って、また塗っての状態。
虻の襲来の強烈な思い出の山になってしまったが。
さるすべりコースは、雨による滑る状態ではなかったのが良かった。
新しく張られたような鎖が100mは続いただろうか。
足下もしっかりしているので、ほぼ問題なく鎖にも助けられ一気に高度を上げた。
ただ一カ所私にとって難しい岩場があった。
ハングぎみにもなり、足場が見つけにくい、ロープで足が入れられるようにもなっていたが届かない。
今考えるとそのロープを掴んで這い上がれば楽だったのかも知れない。
最後は膝を使い這いずるように登ることはできた。
山頂からの展望は雲に覆われたアルプス。
西岳、戸隠の迫力ある眺望も雲の中。
どこのスキー場か、一服むしくらからは気になり眺めていた。
緑に覆われ、山頂が雲の中ではっきりしないが、方向からして五竜か八方のスキー場の一部が見えていたのだろう。
小川村日本記方面へ向かう。
虫倉山系の最高峰を目指した。
途中の尾根からは雲があがり、黒姫山・飯縄山がきれいに見られた。
もう少しで西岳・戸隠山の山容も現われそうだったがそれはなかった。
樹林に囲まれた最高峰を踏み、引き返し不動滝へと下った。
サンショウウオの沢が大きく崩れていたのには驚いた。
2年前の5月に登っているので、その夏に流され沢を渡るのは初めてだ。
小さな沢だったので大きく岩肌が出た広くなった沢には驚く。
この時期は虻の襲来注意。
それにしても1500山以上登っている山の体験として、ここまで不快を感じたのは初めてだった。
何らかの条件がそろい大量発生した虻の中に入ってしまったのだろう。
ふるちゃん
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