湯河原梅林と幕山(標高625m)
- GPS
- 06:15
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 632m
- 下り
- 635m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年02月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
神奈川県湯河原町のJR東海道本線湯河原駅で電車を降りました。 駅前から東北方向に歩き始め城堀、湯河原町役場前を通り五郎神社に向かいました。 JR東海道本線や東海道新幹線のガードをくぐり、森下公園が近い新崎川手前を川沿いに進み、加治屋中央を通過し、楠木の大木がある五郎神社に着きました。 ここでトイレや身仕度を整え、リーダーの指示でストレッチ体操をしてから33名が再度歩き始めました。車道を五郎神社の上部まで上がり、収穫が終わったミカン畑の脇の急な作業道を登って行くと視界が開け、ミカン畑越しに相模湾や真鶴の街並みが見えるところから南郷山ハイキングコースに入りました。 湯河原カンツリー倶楽部のゴルフコースの脇に出て、道標を左に入り細い竹が茂った道に進むと、枯れた松の倒木が道を塞ぎ18日未明に降った雪の為か歩道がぬかるんでいました。 白銀林道に出て左に幕山ハイキングコースへ向かうと、舗装された林道は所々が雪で路面がアイスバーンになていました。 鎌倉幕府開運街道と書かれた支柱の幕山、自鑑水、南郷山分岐点の道標を幕山ハイキングコースへ進むと、歩道は細かい砂利道になっていて、幕山山頂手前からは階段になり良く整備された歩道になっていました。 標高625mの幕山のなだらかな山頂は一面カヤトにおおわれ、大勢の登山者が展望を楽しみながら思い思いの昼食を楽しんでいました。私達も先発隊が作ってくれた豚汁をいただきながら昼食をとり、雑談し親交を深めました。 幕山山頂からは道幅2mほどの幕山ハイキングコースをジグザグに湯河原梅林に向けて下がると、歩道の雪は消えていて良く整備され歩きやすく、梅林の上部には東屋がありました。梅林を眺めたり休憩をとっている人がいて、右の幕岩の岩壁では大勢のクライマーがロッククライミングを楽しんでいました。 湯河原梅林の梅の花はまだ三分咲きの状態で、梅林の中をゆっくり散策し観梅を堪能した後、暖かい陽気に誘われて湯河原駅までの街並みを散策しながら歩いて戻りました。 |
写真
感想
梅の花見気分でとの軽い気持ちで今回の山行に参加しました。
自宅を出発する時には天候が快晴でしたが、湯河原駅前から空を見ると曇り空に変わっていました。低山のハイキングということで完全な山登りの装備をしてこなかったので、ルート情報などを先輩や経験者から聞いて少し不安がよぎりました。
南郷山ハイキングコースはぬかるんでいてトレッキングシューズは泥だらけになり、せめてスパッツの用意をしていけばよかったと悔やみました。又、松の立ち枯れが倒れて道を塞いでいるので、木を跨いだり、木の下を潜ったりし迂回しながら通過しました。
白銀林道には所々に残雪や雪が解けてアイスバーンになり滑りやいところがありましたので、あえて積雪の部分を選んで歩きました。南郷山山頂からの下山は勾配が急な下り坂があり、滑りやすく通過には注意が必要と判断して今回は登頂が中止になりました。
15名の一般参加者が同行していましたので、力量がわからないこと、スニーカーを履いた参加者も見られ足元にも不安があったことなどにより、リーダーは中止の判断をしたようです。
幕山山頂からは相模湾に突き出た鶴が羽を広げたような真鶴半島、真鶴の街並みが霞んで見え、西に目を向ければ箱根方面の近郊の山々が見えました。晴れていれば伊豆半島はもちろんのこと三浦半島まで見えるとのことで残念な展望でした。この時期は湯河原梅林の梅の花の開花時期に合わせての幕山への登山者が多く、ちょうど昼時に重なり山頂は大変混み合っていました。私達は先発隊が作ってくれた、豚汁に舌づつみをうち穏やかな日差しを受けながら昼食時間を楽しみ、心が和むひとときを過ごしました。
個人的には、今回の山行での一番楽しみは湯河原梅林の梅の花でした。約4000本の白梅や紅梅が植えらているという梅林園内は、梅の花見を楽しむ観光客が大勢園内を散策していました。まだ三分咲きで満開の時期には早かったようですが、一本の梅の木から紅梅と白梅の花が咲いている「想いのまま」という品種の梅の木もあり、背後の岩壁の荒々しい自然に人工的に植樹された紅白の梅の花が映え、やわらかい美しさを出していました。お休み処になっているウッドチップを敷き詰めた広場には、たくさんの出店が並び特産品などを販売されていてベンチやテーブルが用意された所では観光客の人達が飲み物や軽食などををつまんで歓談していました。更に下がって行ったところの梅林入り口には発券所があり入園料200円(15才以上*中学生を除く)を徴収していました。私たちは幕山から梅林に下がってきたので徴収されることはありませんでした。
梅林近くの道筋には何ヶ所も臨時駐車場が設けてあり、料金は自家用車が500円、大型バスは2000円でした。第3駐車場からは湯河原駅まで料金240円で臨時バスが頻繁に運行されていました。
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