赤岳はなんと雨だった・・・(敗退してます)
- GPS
- 07:20
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 882m
- 下り
- 881m
コースタイム
天候 | 雨。行者小屋ではザーザー降り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪は相当融けています。美濃戸口から美濃戸までの林道上はほぼ皆無。クルマでも通行に支障はないでしょう(路面の荒れ具合はさておき・・・)。 南沢コースは2000m過ぎまで融け残った雪と土のミックス路面で歩きづらいです。2000mをちょっと超えるとようやく雪山らしくなる感じ。 北沢コースは南沢より雪がよく残っているようで下り時はアイゼンを履いた方が歩きやすいと思います。また、雪解けのためか降雨のためか、北沢は濁り水がごうごうと流れていました。春先までは増水に要注意かもしれません。 |
写真
感想
今年の天気はマジやばいっすね!という思いに駆られた山行でした。
天気が悪いのは承知の上、ようやくこぎ着けたヤマのチャンスに迷いはない!雪の中でもへっちゃらさ!などと思い込んでいたところ、まさかの全行程雨、雨、雨!上まで行けば雪だろうと歩き出したまま、行者小屋でザーザー降りの憂き目にあい、阿弥陀も赤岳も濃密なガスにその片鱗も見えない状態を目の当たりにして山頂アタックはあっさり諦めました。
で、テントが2張残された無人の行者小屋を後に予定外の赤岳鉱泉で特製ラーメン(¥800)をいただき、北沢コースで降りました。赤岳鉱泉は何度も通過してますが利用したのは初めて。ほぼ全員が宿泊のお客さんと思われましたがアイスクライミングの人やガイドツアーとおぼしき人たちなど大勢でにぎわっていました。また下りの北沢では多くの多人数パーティとすれ違い、この先に営業小屋はない(まさか天望荘まではいかんでしょうし)ので、テン泊も含め今夜の赤岳鉱泉は盛況と思われました。
なお、小屋のお兄さんの話ではここ1週間ほど日中はプラスの気温で異様な暖かさだったとのこと。感覚的にはゴールデンウィーク前くらいのコンディションみたいで1ヶ月以上は雪解けが早い模様。
また、美濃戸口の駐車場管理のおじさんや美濃戸山荘の女将さん(?)もここ数日の異常な暖かさにびっくりしているようでした。
実際、3月は八ヶ岳の積雪量が多い時期。それを踏まえれば明らかに異常です。気温の高さが雪解けを早め、本来雪であるところを雨にしてしまう・・・。南アルプスなど近隣のエリアはもとより、全国的な傾向とすれば・・・雪崩に要注意ではないでしょうか!?
ここ数日で山行を予定されている方、くれぐれもお気をつけください。
でも、今期中に赤岳にはリベンジするぞと心に誓うのでした。
ちなみに、今回は愛機のカメラが故障(シャッターが切れない!)中で、嫁様のコンデジを借りるのもはばかられ泣く泣く携帯写真となりました。雨の中で撮るには不便だしなによりぶれるぶれる。写真が少なくスミマセン。。。
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