入笠山スノーシューハイク(ゴンドラ利用)



- GPS
- 05:45
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 368m
- 下り
- 373m
コースタイム
- 山行
- 3:46
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 5:38
天候 | 晴れ時々くもり ゴンドラ山頂駅−7.7℃、入笠山山頂−3.3℃、八ヶ岳ビューポイント−6.7℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪は十分あり、スノーシューの真価が発揮されるルートです。トレースのあるところを歩く限り、危険箇所はありませんが、入笠山頂上直下でスノーシューが滑り、手を突くことが数回ありました。この区間はシール登行の方も難渋されているようでした。そのまま登りきる方、アイゼンに換装される方と様々でした。 スノーシューでの下りは固まったトレースより、踏み跡のない部分を進む方が楽に下れることを発見しました。 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉はスキー場への沿道にある「ゆーとろん水神の湯(800円)」を利用しました。脱衣場、浴室内の洗い場が狭く午後3時を過ぎての利用は考えものです。但し、「八ヶ岳牛乳(180ml瓶入り)」は私の知る限り最安値の100円でした。 |
写真
感想
先週、ジビエ料理(岐阜県山県市の”摘草料理・かたつむり”)に誘われて山はお休みになってしまったので、ウズウズしていましたが、結局、入笠山になりました。
晴れていたら、雨池への再挑戦も候補にありましたが、中央道から見る八ヶ岳方面は雲の中で・・・、晴れている入笠山に決定しました。
例によって、軟弱者の私たちは迷わずにゴンドラ利用(往復1650円)です。前回、2011年6月に訪れた時は、「沢入登山口」から歩きましたが・・・
今回は、車中泊をせず午前3時起き(私)、午前4時半自宅出発で午前8時前に「富士見パノラマリゾート」到着でした。ゴンドラの始発は8時半です。ここのゴンドラはグループ単位の乗車ではなく、複数グループを詰め込む方式でした。今回私たちと男性2名のBCスキーヤー、単独の女性の計5名での乗車となりました。
ゴンドラ山頂駅を出るとそこはすでにスキーヤーで一杯でした。ゴンドラではなく、リフトを乗り継いでもこの地点へ到達できるようです。
私たちがスタートする前に複数のスノーシューパーティやBCスキーヤーがスタートして行かれました。その方々はマナスル山荘へは寄らないルートで入笠山山頂を目指しておられましたが、私たちだけはマナスル山荘方面へ進みました。
営業中であることを確認するためです。昼食はマナスル山荘と決めていたので、途中、寄ったコンビニでは行動食しか購入していません。結果は営業中で安心しました。
そのまま、入笠山へ向けスタートしました。薄っすらとトレース(凹み)はありますが、明確な踏み跡は風で吹き消されたのかありません。後でマナスル山荘で聞いたところ「ウニくん」が山頂近くまで散歩したとのことでしたので、トレースは数時間でここまで薄くなるということです。
このルートも頂上直下で他の皆さんが進まれたルートと合流しますが、チョッとだけ急な印象です。合流後は少々急登となり、私はスノーシューを滑らせ前のめりになることが数回ありました。今思えば、キックステップ風に蹴り込むようにしていましたが、スノーシューの全体でフリクションを確保する方が良かったと思います。クランポン部分が丸まってしまったことも一因かとも思います。
山頂は多くの人で賑わっていて、無人の風景を撮影するのが難しい状況でした。風もソコソコ吹いていて、眺望もあまり良くなかったので長居は無用と判断しました。今年初の富士山が拝めたのがラッキーでした。
下りはシリセードやスリップ痕で丸まった雪面をスノーシューを斜面に対し平行になるように降りていましたが、踏み跡のない部分を直線的に降りる方が安定することに気付きました。
嫁はんはへっぴり腰で恐る恐る降りていましたが、シール登行のベテランスキーヤーに「MSRなら前傾して進めば大丈夫!」とアドバイスをもらっていましたが、そんな勇気は出なかったようです。
登りとは別のルートで下りましたが、途中からマナスル山荘へのショートカットを進み、2組目のマナスル山荘到着を果たしました。
奥にいる犬を嫁はんが発見し、名前をお尋ねしたところ”ウニ”と教えてもらいました。嫁はんは外の「ウニの家」を見ていたらしく、すぐウニと分かったようですが、久しぶりにワンコに触ることが出来ました。(山荘の方によると、午後からはウニの機嫌が悪くなるとのことでしたので、早く来て正解でした。)
私は迷うことなく、ビーフシチュー(ご飯と味噌汁セットで1400円、単品は1000円)、嫁はんは鍋焼きうどん・味噌味(900円)を注文しました。
このビーフシチュー(1000円)はお値打ちです。これを食べるためだけに来ても惜しくはありません。通常、下界で食べるより山小屋は割高が当たり前ですが、ここではその常識が通用しない。ありがたい価格設定です。
また、手作りの”野沢菜の漬物”もたっぷりサービスして下さるし、店内には「休憩無料、火の使用もOK」との張り紙もありました。
マナスル山荘でゆっくりした後、大沢山経由で戻ろうと思い、山荘の方にお聞きすると、「山荘の裏を登れば別荘もあり迷うことなく、湿原へ出られる。」と教えていただき、実行に移しましたが、林道ルートも直登ルートもトレースはなく、ラッセルを強いられるので、軟弱な私はすぐに諦めてしまいました。
その後、山荘の奥へ続くトレースがあったので進んでみましたが、行き止まり。そこにはゴミ捨てようの穴が開いていました。私が近づくと茶色の動物が飛び出して逃げていったので、「イタチ?」と思いましたが、正体は”茶トラの猫”でした。
ここまでで歩行距離は3Kmくらいなので、歩き足りない私(嫁はんは”温泉”と主張していました)は”八ヶ岳ビューポイント”を往復することにしました。渋々、ついて来てくれましたが、八ヶ岳は全く見えずでした。
下山後は”ゆーとろん水神の湯(800円)”で日帰り入浴をしましたが、脱衣場・浴室共に狭く、スキー客の帰る時間帯の利用は遠慮したほうが良かったと思います。但し、唯一の救いは「八ヶ岳牛乳(180ml瓶入り)」が100円だったこと、縄文の湯の110円を下回る快挙です。
ちなみに”ゆーとろん水神の湯”は長野県諏訪郡富士見町にあります。もし山梨県なら失礼なので、予め確認してから「信州物味湯産手形は使えませんか?」と聞きましたが、見事に却下されてしまいました。
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