小仏城山・景信山【(相模湖)小原本陣から小下沢へ)(相模湖駅→日影BS)
- GPS
- 05:50
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 751m
- 下り
- 710m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
甲州道中で小原本陣に寄った時は時刻が遅かったため閉館していたので、今回再訪、初めて見学する。本陣なのでかなり立派な造りだ。このハイクの少し前に、東海道歩きで脇本陣を見学しているのだが、脇本陣よりも本陣の方が格も上なのでやはり立派だ。
小原本陣でゆっくりし過ぎてしまったので、やや慌て気味に千木良から小仏城山を目指す。小仏城山は大した高さの山ではなく、千木良からの登りもそれほど急ではないが、あわてすぎてペースを上げ過ぎ、自分だけばててしまった。本当に恥ずかしい。城山茶屋で十分休憩してから、景信山山頂へ。この区間はばてなかった。
この日は行ったことのない小下沢(コゲサワ)に下ろうと、景信山山頂から景信の東尾根まで下りた。東尾根から小仏BSにも下れるが小下沢(コゲサワ)へのルートはお勧めだと友人から聞いていたので、かなり期待していたのだが・・
肝心の小下沢方面は結構荒れた踏まれていない道で、かなり歩きづらい。しかも人に会わない。その先、ザリクボからは綺麗な沢沿いを歩くが、夏草や木々が生い茂り、光が差し込まず暗くて蒸し暑い。多分、我々が歩く時期を間違えたのだろう。春先などは花が多くて人も少ない、日差しの差し込む沢沿いで、歩くにすがすがしい道なのだろうが・・。
息苦しい鬱蒼とした沢沿いの道は突然終わり、清流を渡るとそこは開けた芝生広場のような一画になる。これが小下沢キャンプ場で、ここから山方面、北高尾山稜の狐塚峠に行くこともできる。
キャンプ場からは小下沢林道を日影BS方面の標識に従って歩くだけ。林道途中、川辺で家族連れが遊んでいたり、明るい雰囲気でいい感じ。更に歩くと整備された森のような場所に変わり、この森のあずまやで漸く休憩できた。更に日影BS方面に進むと小下沢梅林なんてのもあったのだが、時期外れなので誰もおらず。
日影BSから高尾駅まで歩こうかと思っていたが、蒸し暑さにばてぎみのいたち大臣が日影BSからバスに乗ることを宣言したのでバスで高尾駅へ。高尾駅はすごい人出で、結構疲労した状態で帰宅したのだった。
追記:この景信山の東尾根の分岐(小下沢と、小仏BSとの分岐)で、20代と思しき軽装のカップルから、「陣馬はどっちですか?」と聞かれた。彼らは我々の前を、景信山頂から下っていたパーティで、彼らと我々以外、周囲に人は皆無だったのだ。彼らはかなり道を知ったような感じで藪こぎしながらどんどん坂を下っていたので、小下沢か小仏BSに行く来満々なのかと思っていた。しかし、本当は高尾→陣馬まで歩こうとして、道間違えしていただけらしい。
景信から陣馬までは山頂から尾根道を縦走するので、これは縦走に至らない下山路だよ、と伝えた時の男性の方のショックな顔!気の毒な位だった。
地図を持っていない彼らから、東尾根から陣馬に行くには景信山頂に登り返す以外に近道はないのか聞かれたが、そんな正規ルートはないし景信山頂に登りなおさなければならない。
景信に登り返さないと陣馬に行けないと知った彼らはかなり落胆していた。んー、景信山山頂に陣馬山方向の標識はでかでかとあった筈なんだがなあ。
でもあるよね、自分も20代で山にたまにしか行かなければ、おんなじような間違えをしていたと思うよ。しかも私らは30代に入ってから筑波山下山中、日暮れになって、懐中電灯も持ってなかったので携帯の明かりで何とか下山したよ。あれは遭難しかけの状態だったし、確かその時、地図も持ってなかったよ。
君らも辛いかもしれないけど、頑張って登り返してね。間違っても東尾根から登山道じゃないルートで陣馬山に行こうなんて思っちゃだめだよ〜東尾根の道なき道は結構やばいらしい?んだから〜。それか小仏BS方面に下山したらいいと思うよ。陣馬はいつだって行けるさ。
と口には出さなかったが心でつぶやいた。といっても、我々も東尾根は初めてだったのだが。
まあその時間に東尾根から景信に登り返して何とか陣馬に着いても16時は過ぎるから、陣馬の茶店は営業していないかもしれない。彼らがどうしたかわからないが、我々は彼らと別れて小下沢に向かったのだった。(おわり)
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