西吾妻山・猫魔ヶ岳（百名山＆百低山ワンコハイク）

2023年08月22日(火) ~ 2023年08月23日(水)

• GPS: 07:45
• 距離: 12.5km
• 登り: 1,138m
• 下り: 1,111m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:52
• 休憩: 0:45
• 合計: 5:37

距離 8.5km 登り 873m 下り 873m

8:48 グランデコ・パノラマゴンドラ山頂駅
10:27 10:40 西大巓
11:17 西吾妻小屋
11:30 11:32 西吾妻山
11:53 11:54 天狗岩
12:05 12:07 西吾妻小屋
12:40 13:07 西大巓
14:25 グランデコ・パノラマゴンドラ山頂駅
14:25 宿泊地

2日目

• 山行: 1:40
• 休憩: 0:26
• 合計: 2:06

距離 4.0km 登り 265m 下り 266m

7:18 八方台登山口
7:40 猫魔八方台
8:11 8:37 猫魔ヶ岳
9:06 猫魔八方台
9:24 八方台登山口

天候

22日麓は快晴、山はガス　23日曇り　風強め

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

3:50埼玉自宅→圏央道圏央鶴ヶ島IC〜東北道〜磐越道猪苗代磐梯高原IC→R115・R459経由→7:40グランデコP

コース状況／危険箇所等

【西吾妻山】
◎登山道：山頂駅からしばらくスキー場の中の九十九折れの道。西大巓への登山道に入ると岩と泥濘の狭い急登。樹林帯の為、風も通りにくい。暑さ対策必要。西大巓から西吾妻山は比較的緩やかな道。
◎トイレ：グランデコの麓駅と山頂駅。西吾妻小屋（無料）にもあるらしいが利用していない為不明。
◎駐車場：グランデコ　利用者用なので無料。広いのでかなりの台数可。
【猫魔ヶ岳】
◎登山道：緩やかな道が続くが山頂手前に急登有り。
◎トイレ：登山口の八方台の観光トイレ（無料）
◎駐車場：八方台登山口駐車場（約70台）満車の場合は少し南に第2駐車場（約50台）少し距離はあるが北にこがね平駐車場（約80台）　※殆ど磐梯山登山

写真

8/22 8:04

【1日目】グランデコ裏磐梯ロープウェイ。標高をお金で稼ぐ(^^;

8/22 8:32

ロープウェイと言うかゴンドラ？中も暑いのかウチワが置いてあった。

山頂駅からスキー場を登る。振り返ると磐梯山とその後ろに猪苗代湖。

8/22 9:08

グランデコはアサギマダラの聖地らしい。そう言えばヨツバヒヨドリがいっぱい咲いてる。

8/22 9:00

おっ、早速居た。綺麗だな。

東南アジアまで飛んで行く旅の蝶。

8/22 8:51

道標からいよいよ本格的な登山道。

8/22 9:17

この西大巓（にしだいてん）への道、岩と泥でとても歩きにくい。そして風が通らずとても蒸し暑い。

8/22 9:25

ひたすら登りで休憩適地が少ない。暑さでぐったりのゆずママ。

8/22 9:29

サンシェード付けてあげてるのに顔を出すお犬様。

8/22 9:58

赤いオオカメノキの実。暑いけど秋は近づいてる。

8/22 10:13

朝は快晴だったのに雲が押し寄せてガスって来た(>_<)

8/22 10:15

ガスに映える？オオシラビソの実。ちょっと不気味でもある。

8/22 10:29

やっと西大巓に着いた〜、めちゃしんどかった。ガスで展望無し。吾妻連峰の西の端。

8/22 10:31

全然歩いて無いけどゼリーは頂きます。

8/22 10:35

豆大福でエネチャージ。

8/22 10:46

ガスの中、西吾妻山へ。ここからは比較的楽な筈。

8/22 10:48

アカモノの実がたわわ。

8/22 10:50

ウメバチソウも沢山咲いてた。

8/22 10:51

少ないながらもチングルマの花穂。

8/22 11:09

リンドウも沢山いたけど今日は日が差さないので咲かないかも。

8/22 11:12

うっすら西吾妻山の丸ーい山頂が見えて来た。

8/22 11:16

ミヤマホタルイが生える湿原が広がる。

8/22 11:11

小さいフデリンドウ。

8/22 11:18

晴れないかな〜。

8/22 11:20

木道歩いて丘の様な山頂に向かいましょう。

8/22 11:20

雲の動きが早くチラッと青空も見えるけど中々晴れない。

8/22 11:31

樹林の中の狭い場所に山頂標。西吾妻山2,035m、頂きました。ゆずパパは学生時代に来てるけど雪山だったから山頂標は初めて。

山頂標、肉球タッチ。日本百名山。

8/22 11:36

次はガスの中チラッと見えてる吾妻神社に向かいましょう。

8/22 11:41

こちらにも湿原。

8/22 11:42

イワイチョウの白い花。花びらが少しギザギザ。

8/22 11:46

ちょっとした低木帯を乗り越えると。

8/22 11:47

蓼科山の様な岩の広場が。左奥に神社。

山形側は晴れてるなぁ。

8/22 11:50

吾妻神社でこの後の安全祈願。

8/22 11:50

山頂を巻きながら西吾妻小屋方面へ。

8/22 12:00

こちらにも湿原と木道。

8/22 12:04

西吾妻小屋が見えて来た。

8/22 12:05

西吾妻小屋は無人の避難小屋。中には入っていないので様子分からず。

8/22 12:05

西吾妻山を後にして西大巓に戻ろう。

西大巓のピークに向かう大菩薩に似た笹原の道。

8/22 12:30

振り返ると西吾妻山の穏やかな山容。

8/22 12:44

西大巓に戻りまりはソーセージタイム、人間はオニギリタイム。

8/22 13:07

さぁグランデコに下りましょう。

8/22 13:39

またひたすら歩きにくい道を下る。西大巓の登り下りが核心部。

8/22 14:09

下りると晴れるの山あるある。10年前に登った磐梯山。

8/22 13:58

磐梯山の右横には明日登る予定の猫魔ヶ岳。

8/22 14:09

ふと左に目をやると安達太良山。学生時代にあそこから西大巓まで雪山縦走したなぁ。

8/22 14:06

安達太良山の荒涼とした沼ノ平をズーム。

8/22 14:18

陽射しがきつくモンベルの日傘をさす人。

8/22 14:25

下りて来た〜。

8/22 14:24

ロープウェイ山頂駅。

8/22 14:28

(^^)

8/22 14:28

乗りますよ〜。

8/22 14:44

麓駅に到着。今日も無事下山、感謝です。おつかれやまでした。

8/22 16:08

今日のお宿は裏磐梯みちのくキャンプ場でDODテント。芝生で磐梯山眺められるグッドロケーション。

8/22 17:34

シャワー浴びてビール頂きます！ってトンボが先に飲んでる？(^^)

晩ごはんはグリルパンで焼きそば。

8/22 18:49

ゆずパパの唯一のお仕事、焚き火当番。癒される〜。

【2日目】朝起きると霧雨が降って磐梯山も雲隠れ。とりあえずホットサンド食べながらこの後どうするか考える。

8/23 9:32

とりあえず登山口まで行って雨なら五色沼観光でも、と10年前に磐梯山登った時にも来た八方台に。

8/23 7:18

雨は大丈夫そうなので駐車場の奥から猫魔ヶ岳へ。駐車場の登山者の皆さんは磐梯山へ行かれこちら方面は我が隊のみ。

8/23 7:22

この熊看板、血しぶきが！

8/23 7:23

ブナ林がとても綺麗な穏やかな道。

8/23 7:27

まりも歩くよ。

8/23 7:42

昨日の西大巓の道と随分違って歩きやすい。

8/23 7:47

30分でもう半分来た。

8/23 8:10

山頂手前から急登になってきたので、まりザックIN。

8/23 8:13

着いたかな？

猫魔ヶ岳1,404m日本百低山、頂きました。展望良い筈だけどガスで真っ白〜。

1403,6mなので1403m、1404mどちらもOK。

化け猫伝説が山名の由来だそうだけど山頂標の猫はカワイイ。犬で申し訳ないけど肉球タッチ。

8/23 8:17

三角点があるはず、と探してみると少し奥にあった。

8/23 8:18

1等三角点、肉球タッチ。ありがたや〜。

8/23 8:20

まりはご褒美鹿肉ジャーキー。

8/23 8:30

人間はフルーツ羊かんでオヤツ。ふと振り返ると真後ろにテンが！見つめあってすぐ逃げてしまい写真撮れず残念。

まりはクワガタにケンカ売られ、見つめあってすぐ逃げる(^^;

8/23 8:41

さぁ帰りましょう。帰りはそこそこ猫魔ヶ岳への登山者にも会った。

8/23 9:22

駐車場に戻って来た。今日も無事下山、感謝です。おつかれやまでした。

撮影機器：

DSC-RX100M3 SONY

Canon IXY 640 Canon

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

ゆずパパ

日本百名山の西吾妻山と日本百低山の猫魔ヶ岳にワンコハイクで出掛けてきました。

西吾妻山は大学ワンゲル1年の時に磐梯山、安達太良山、一切経山、東大巓、西大巓と雪山縦走した思い出の山。稜線はなだらかなので当時はモンスターが林立する雪原で吹雪いてホワイトアウトになりリングワンデリング（雪上の自分達の踏み跡をルートと勘違いして大きな円を描いて歩き続ける）してしまい、ビバーク寸前で初めて非常食を食べた記憶が。
そんな思い出と重ね合わせながら、雪で埋まっていたので初めて見る湿原や山頂標や神社、そして濃い緑の優しい丘の様な山頂、ガスで展望はあまりありませんでしたが、夏山ならではの西吾妻山を楽しめました。ただ西大巓への登りは暑さと歩きにくい登山道には苦しみました(^^;

猫魔ヶ岳は小林泰彦氏の「日本百低山」を読んでから知った山ですが、今回すぐ近くなのでセットにしてみました。朝は霧雨や小雨でしたが八方台に着くと登山者が結構居て、皆さん殆ど磐梯山でしょうが、仲間が居ると勇気づけられるもので、猫魔ヶ岳へと向かいました。
こちらも雲の中、ガスの中で景色は真っ白でしたが、ブナの林が奇麗で歩きやすい良い道でした。山名はミステリアスですが、晴れていれば山頂からの景色も良いらしいので、機会あれば今度は反対側の雄国沼から登ってみたいです。