2023.08_自然観察登山_サギソウ(岡山県)
- GPS
- 02:57
- 距離
- 3.3km
- 登り
- 60m
- 下り
- 49m
コースタイム
- 山行
- 4:08
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 4:20
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
南国IC(高知県)⇒瀬戸大橋⇒岡山総社IC →矢喰の岩公園→高松城→龍泉寺の裏山約1キロ散策 →鬼ノ城→ヒイゴ池湿地散策→矢喰の岩公園→倉敷・農マル園芸に立ち寄り→ 倉敷IC⇒瀬戸大橋⇒南国IC |
写真
感想
自然観察登山 岡山に「サギソウ」を見に行こう(バスツアー)
日時 令和5年8月19日(土)
コース
南国IC(高知県)⇒瀬戸大橋⇒岡山総社IC
→矢喰の岩公園→高松城→龍泉寺の裏山約1キロ散策
→鬼ノ城→ヒイゴ池湿地散策→矢喰の岩公園→倉敷・農マル園芸に立ち寄り→
倉敷IC⇒瀬戸大橋⇒南国IC
岡山の龍泉寺とヒイゴ池湿地で、サギソウを観察し、
同行の我らの師匠、稲垣さんに伺いました。
稲垣さんは、牧野植物園(高知市)のアドバイザーでもあります。
(質問)サギソウって、牧野富太郎と関係があるんですか?
(稲垣さん)
牧野富太郎が100年、もうちょっと前かな、佐川の粕谷(かすたに)というところで、サギソウの絵を描いている。
それが立派な絵を描いて本になってるわけね。
(牧野植物園の発行した図集にサギソウの図があります。
この図は日本植物志図篇の第一巻第三集第18図版の予備図で、左下に粕谷、佐川の字があります)
と聞いてます。
そこはどこにあるのか。探し回って粕谷見つけて、今も湿地がある。
けれど、ものがなかった。
近所の人に聞いたら、その白い花だったら10年前はありよった。
それがサギソウのことかわからん、事実はね。
田んぼを作るのを止めてるから、女竹(めだけ)で、いっぱいになっている。
今、一所懸命切ってもらってる。
10年くらいの間に、年3回切りましょうということで、いろんなものが出てきた。
アゼオトギリ、とか、タチカモメヅル、とか湿地の植物が出てきた。
サギソウはまだ出てこない。
唯一、牧野富太郎が100年前に見つけて、絵を描いて、発表してるわけ。
その後、高知県では、見つかってない。
だから、いま絶滅したということで、ずいぶん前にサギソウの葬式もした。
でも、復活するかもしれん。
岡山でサギソウの実物を見ました。高知県外の湿地でサギソウのことを見聞きします。
高知県内にはサギソウはありません。でも、高知県とのつながりがわかってくると、見方も変わってきます。
未来のことはわかりませんが、牧野富太郎博士が佐川の粕谷で描いたサギソウが、その佐川の地で復活する可能性はゼロではないのかもしれません。
稲垣さんから、サギソウが咲いている現場で、こういう話を聞けて、嬉しく思ってます。
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