妙高山にて転落負傷。応急処置ありがとうございました。

2023年08月26日(土) [日帰り]

• GPS: 06:55
• 距離: 9.4km
• 登り: 1,227m
• 下り: 1,227m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:22
• 休憩: 1:33
• 合計: 6:55

距離 9.4km 登り 1,229m 下り 1,235m

8:27 妙高高原スカイケーブル山頂駅
9:50 9:51 林道出合（赤倉登山道）
9:55 10:03 大谷ヒュッテ
10:31 10:40 天狗堂
11:00 光善寺池
11:05 風穴
11:33 11:47 燕登山道九合目・鎖場
12:16 13:03 妙高山
13:16 13:26 燕登山道九合目・鎖場
13:46 風穴
13:48 光善寺池
14:04 14:05 天狗堂
14:21 14:24 大谷ヒュッテ
14:27 林道出合（赤倉登山道）
15:22 妙高高原スカイケーブル山頂駅

天候

曇りときどき晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

写真

8/26 8:01

ちょっとでも歩かないで済むように、スカイケーブル使っちゃいます。しかし、山にはゴッソリ雲が乗ってる。雨降らないと信じて出発。

8/26 8:28

さて、登山開始。
スキー場の直登、スタートから地味に厳しい。

8/26 9:17

山道に入るとよく整備されてて登りやすい。雲のおかげで暑すぎないところはよかった。

8/26 10:00

1時間半ほどで大谷ヒュッテ。トイレはボットンですがとても綺麗。

8/26 10:01

小屋の中も清潔で綺麗。お布団もあるしここなら普通に泊まれそう。

8/26 10:02

登っている最中、人工的な轟音がしていたけど、正体はこれか。
妙高も石灰石の採掘場なんですね。

8/26 10:31

天狗堂。

8/26 11:44

九合目から、結構骨のある鎖場に岩登りが続きます。

8/26 11:45

足場が切ってあってありがたいですが、凄い斜度に高度感。慎重に登ります。

8/26 12:07

山頂までこんなのが続きます。

8/26 12:17

登頂。そこまではよかった。
調子に乗って左の岩に登って、降りるときに足場がよく見えずに背後から転落。背中と頭を下の岩場に打ち付けてしまった。頭の出血にビビりましたが、居合わせた登山パーティの女性の方がすぐに応急処置してくださり、本当に助かりました。

8/26 17:48

なんとか下山して、信濃町立信越病院へ。
土曜の夕方の時間外に診療してくれるだけでもありがたいですが、ちゃんとCTも使って診断してくれて安心。少し切れてた頭部は念のため縫っていただきました。

撮影機器：

iPhone 12 mini Apple

感想

a_okura

天候やや不安定ながら、日中の登山は行けそうだったので、急遽妙高山行きを決定。
なるべく短時間で降りてこれるようにスカイケーブルを使ったルートで行ってきました。予想以上に岩場や鎖場の連続で面白い山でした。

やってしまったのは山頂到着後。
登らなくてもいい岩につい登ってしまい、岩に捕まりながら降りるときに首にかけた手拭いが邪魔して足場が見えず、たしかこの下は平らだったはずとの思い込みで、えいっと降りてしまった。思いのほか遠くてしかも斜めの足場にバランスを崩して背後からその下の岩場に転落。ほんとに馬鹿な事してしまいました。
たまたま居合わせたパーティの女性の方が、すぐに来てくださり、まずは安定したところに座らせ、出血している頭部を止血。その後水で流して傷の状態を確認し、ガーゼで押さえていただきました。私も妻も動揺している中、とても冷静に対処してくださり、アドバイスもいただき、大変救われました。本当にありがとうございました。おかげでそのあと落ち着いて慎重に下山することができました。その場できちんとお礼もできず、お名前しかお伺いできませんでしたが、もしこれご覧になってましたらきちんとお礼したくご連絡いただきたいです。
その方のパーティの皆さんにも、こんなことに時間を割いてしまい申し訳ない思いでいっぱいです。自分の浅はかな行動でご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

下山後は、診断してくれる病院を探して、信越病院さんの当直医の方に見ていただけることに。時間外で訪れたにも関わらず、頭部も胸部もCTでしっかり診断いただき、とても丁寧に状態を説明してくださいました。肋骨は1本折れていたものの、幸いにも内臓に影響はなく、頭部も表面の打撲と小さな裂傷だけですみました。傷口は縫って頂きましたが、手際よくて麻酔も全然痛みもなく、とても信頼できて素晴らしい先生でした。時間外での対応ありがとうございました。

こんなに何度も山に行っているのに、今回の登山では学ぶことが多かったです。
たとえ山頂の岩に登ったとしても、基本に忠実にやっていれば、そもそもケガしないで済んだはずでしたし、ファーストエイドの持ち物が足りなすぎだし、水も飲む分しか持っていなかったし、短時間の日帰り山行だからと保険にも入ってませんでした。今までも何度も山を舐めてはいけないと思ったことがあったのに全然だめだなと大反省です。
しっかり身体を治して次からは万全の安全登山を心がけたいと思います。

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イーグルクリーク35��

生きて帰ることが一番大切