鷹狩山スノーハイク
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- GPS
- --:--
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 385m
- 下り
- 385m
コースタイム
- 山行
- 3:34
- 休憩
- 2:44
- 合計
- 6:18
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良好 |
写真
装備
共同装備 |
調理用具 ガスコンロ ガスカートリッジ
|
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感想
山のあしおと小学校と森のくらしの郷(森くら)共催・子ども達対象の鷹狩山スノーハイク。参加者は小2女児、小2男児・小4女児姉弟と母、小4女児と両親、小4女・小5女児・小6男児兄妹と両親、中3男子、応援スタッフ3名とnobouの計17名(子ども8名,おとな9名)。
大町市でグルッタネットや森くらの強力な応援スタッフと保護者の協力を得てのカンジキによるスノーハイク、雪山登り。雪中ゲームや20團競奪リレー、尻セードで雪の中をはしゃぎ廻り、昼は豚汁とぜんざい、ココアでお腹をパンパンにした後、元気よく走り回り、飛び回りながら無事に下山し、雪まみれの1日を過ごした。
2月11日8時,大町市山岳博物館P集合。グルッタネットはじめ、様々な分野で八面六臂の活動を展開している『ノッポさん』リードのじゃんけんゲーム準備体操で楽しく体をほぐし、鷹狩小径の入り口に移動してカンジキを装着。慣れないカンジキ装着に時間がかかって8:45出発となる。
大町市は2月に入って大きな降雪もなく比較的天候が安定している。鷹狩山は大町市の東に位置し、山岳博物館のある山麓から林道が通じているので無雪期に歩いて登る人は皆無に近いが、林道が不通になる冬季間は鷹狩小径と言うハイキングコースを利用して山頂を目指す人があり、しっかりしたトレスが出来ている。
そのトレースを辿ってカンジキのトラブルもなく、栗鼠の足跡を見たり、カラ類の巡回の声に耳を澄ませたりしながら50分歩いて『山の子村』と言う野外体験フィールドに到達。ここでノッポさんのリードによる雪中ゲームを楽しむ。
最初は〜3〜4人のグループで固めた雪を積み上げ、高さを競う雪のタワーづくり。雪を積み上げるだけの単純な遊びながら子どももおとなも夢中になるところが雪のフィールドのよさ。上に向かって高さを競った次は雪を掘って深さを競うゲーム。地面に到達したら周りを高くすると言う、これも単純なゲーム。最後は旗の代わりに松ぼっくり(宝)を投げ、雪に埋まった『宝』を探してダッシュ‥‥,と、まだまだ遊び足りない顔の子ども達だが、山頂まではまだ5分の3を残して時刻はすでに10時。ノッポさんと子ども達を促し、一足先に出て30分で林道着(10:32)。
平坦な林道に出たところで子どもたち全員に20圓myザックを担がせることを思い立ち、担ぐ子と両脇でサポートする子の3人1組で高学年50歩、低学年30歩を課す。担ぐ子と立ち上がらせて手を添える子、見守る親達のまなざしが面白かった。最後に6年生と中学生が山頂まで担ぐと言うので任せる。
林道を100m歩いた先の『登山道・近道』と書いた看板のあるところから林道を捨てて急斜面の登りにかかり、トレスを辿ること20分で折り返してきた林道と再び交差する。ここからは左右に斜上する林道があり、そのどちらを選んでも大きく迂回することになる。子ども達にはそのどちらでもなく、斜面をてんでバラバラに好き勝手に直登するように指示。ノッポさんが子ども達に付いてくれて先行。大荷物は6年生から中学生にリレーされ、自分はどん尻を行く。林道を迂回し始めた親達も別の登山者に引きずられて斜面を登り始める。こうして20圓六劼匹眞によって山上に運び上げられることとなり、予定より40余分遅れの11:42ゴール。身軽な子ども達はとっくに着いて雪の斜面を滑ったり転んだりしながら跳ねまわっている。
ひとしきり遊ばせた後、展望塔2Fの展望室に入り豚汁つくりにかかる。大きめ鍋に具だくさんの豚汁は煮えるまでにかかり、『腹へった〜,弁当食べていい?』と言うノッポさんと子ども達をもう一度外に追い出して腹減らしさせ、小1時間たってやっと豚汁が出来上がったところで昼食。
大鍋いっぱいの豚汁はあっと言う間に売り切れ、残った具を追加してつくった豚なし・みそなしの??汁も完食。ココア・ぜんざい・ざらめ雪の氷あずきも好評だった。
存分に遊び、存分に食べて飲んで山頂からの展望を楽しみ、14時前から下山開始。子ども達は瞬く間に滑り降りて視界から消え、おっかなびっくりの大人たちが遥か後ろを降りてくると言う図式で14:19に林道着。山の子村のブランコでひとしきり遊ぶ子ども達を置いて先行するも、数分後には猛スピードで走り降りてきた子ども達に追い越される。走ってきて傍らの雪溜りに飛び込んで止まるのだから勝ち目がない。
かくして15:09山博駐車場着。子ども達は大きな雪の塊を転がしてがけ下に落としたり雪の中にダイ・インする等、次の雪遊びに興じていた。
集合写真を撮り、次の雪遊び・各駅停車旅での再会を約して15:30解散。
鷹狩山では初となる子ども達対象のスノーハイクは、あまり計画性のないぶっつけ本番、出たとこ勝負の企画だったが、当日飛び入り参加のノッポさんとネイチャーガイドのONちゃんに大いに助けられ、またポカポカ陽気の好天にも恵まれて成功裏に終えることができた。
同行した親御さんたちは、一緒になって雪にまみれて遊びながらも過度に手出し口出しせず、程よい距離を保って見守ってくれている、と言うより子ども達を放っておいて自分達も楽しんでくれている。それが一番のお手本になる。
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