山伏(おそらく史上初。山伏で山伏ラーメン)
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- GPS
- 06:50
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,215m
- 下り
- 1,241m
コースタイム
天候 | ■山伏 12:45 晴れ 3℃ 風速0〜3m(体感) |
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過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■全体として 特に危険を感じる場所はありません。標示やリボンもたくさんあります。また、登山者も多く、(先頭に立たなければ)トレースもしっかりしています。 みなさんのレコを拝見すると、蓬峠からアイゼンを装着する登山者が多ったです。蓬峠までは、沢を10mほど登る場所や、陽当たりのいい場所に雪がないなどの理由かと思います。私たちは、登山口からしばらく登ったところで12本爪を装着しました。下りは外して降りました。 |
その他周辺情報 | ■梅ヶ島 新田温泉「黄金の湯」 http://www.koganenoyu.com/ |
写真
装備
個人装備 |
ツエルト(2人用)
救急セット
ヘッドライトPETZL ZIPKA PLUS2
非常用防寒シート
手袋・フェイスマスク(1)
インナー(1)
ステンレスボトルTHERMOS FEK-800(1)
ガスカートリッジPRIMUS IP-110(1)
バーナーPRIMUS P-153(1)
イグニッションスチール(1)
カートリッジホルダーPRIMUS P-CH(1)
コッヘルセットsnow peak(1)
手拭・ハンカチ・ティッシュ(1)
地図・コンパス(1)
高度計・時計Suunto Core Glacier Gray(1)
GPS GARMIN etrex20(1)
カメラOLINPUS TOUGH TG-1(1)
無線機STANDARD VX3(1)
携帯食
水
トレッキングポールHelinox LB130(1)
アイゼンGRIVEL G12 ニューマチック(1)
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共同装備 |
非常食(2)
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感想
■静岡県の登山者に愛される山梨100名山
雪の山伏(やんぶし)を攻めるため、5:30に甲府を出発。静岡県までやってきました。8時前に到着したときには、駐車場や林道の路肩には10台近くの車が。先行者がたくさんいて、ラッセルの必要がないと安心して登山開始。ワカンも車に置いて出発しました。
トレースばっちりの登山道を快調に進んでいくと、西日陰沢分岐の手前あたりで、先頭に立つことに。先頭でラッセルしていた山伏70回目という静岡県のオジサンに、「若いから頑張れ!」(そんなに若くないんですけど・・・)と鼓舞され、regさんが社会貢献をはじめました(笑)。
70回というのもすごいですが、この日はその上をいく500回以上の強者も。食事をしているときに話をした方も、この冬に山伏でテント泊したとか。山梨100名山ですが、静岡県の登山者の強者ばかりが集まっていました! 安倍峠や山伏峠の山梨県側の林道が通行止めという理由もあるでしょうが、これほどまでに静岡県民に愛されているとは・・・ 山伏は静岡県に差し上げてもいい気がしました(笑)
■山伏で「山伏ラーメン」
いろいろ話題に事欠かない山行でしたが、regさんの「山伏ラーメン」もそのひとつ。ご当地ヤマ飯にこだわるregさんは、前日ずっと「山伏ラーメン」(やんぶしでなく、やまぶしラーメンという)を研究していたそうです。
山形県の秘境にある秘湯にそれはあるらしく、レシピが謎につつまれているとか。白味噌ベースなんですが、なにか酸味が足されているということは、多くのブログから判明。それがなんなのか、ずっと研究しつづけたとか(涙ぐましい!)。おいしかったです。
レシピの答えは、是非、regさんの感想をご覧ください!
山伏ラーメンは、山形県のやまぶし温泉ゆぽか内にある「美味」という食堂で販売されているラーメンのようです。
食べたことはないのですが、写真や食べた人の感想を総合し、再現してみることにしました。(レシピは秘密らしい)
確定要素は、〔A好蕁璽瓮鵝´乳白色 辛い せ戚がある ド當婿廚い弔ないものが入っている です。
また、酒粕の味? Г泙蹐笋 ┐燭屬鵐蕁写 にんにくが強い という食べた人の感想もありました。
ということで、試作です。
辛さはラー油で出すことにしました。あとは、乳白色、酸味です。
思いつかないというのなら変わったものだろうと思い、ヨーグルトを使ってみました。
ところが、ヨーグルトでは色が出にくかったので、牛乳も入れました。
すりおろしのにんにくも少し入れました。
試食したところ、まろやかですし、どことなく酒粕のような香りもします。
ベースの味噌ラーメンスープが白みそ仕立てではなかったので、
思ったほど白くはならなかったのですが、これは白みそを使えば、いけるはずです。
さて、最も肝心なのは「うまいかどうか」なのですが、実は、そこに納得がいっていませんでした。
でも、私の娘、奥さんはおいしいといってくれましたので、これで勝負しました。
人を選ぶ味ですので、今回は1食分だけ山に持ち込みました。
結果、yamaariさんがおいしかったと言ってくれたので、ひとまず成功とさせてください。
ただし、本物の山伏ラーメンとどの程度近いのかはわかりませんので、山伏ラーメンモドキとしておきます。
作ってみたい方は、以下を参考にどうぞ
山伏ラーメンモドキ 1人分
<材料 >
生ラーメン 1食分
味噌ラーメンスープ(市販品、濃縮タイプ) 1食分
ヨーグルト(無糖タイプ) 大さじ1
牛乳 100cc(スープの規定量の3分の1)
水 200cc
すりおろしにんにく 適量
具材として、もやし、にら、豚肉、きくらげ
ラー油 適量
<前日準備>
1 ヨーグルトをよくかき混ぜて、ダマにならないようにする
2 味噌ラーメンスープを水と牛乳でのばし、火にかける
3 すりおろしにんにくを少量入れる
4 ヨーグルトを入れて、さらに過熱する
5 ペットボトルに入れておく
6 生ラーメンをかためにゆでて、ラー油であえてジップロックへ
7 もやし、にら、豚肉、すりおろしにんにくをサラダ油で炒める
8 きくらげを水もどしする
9 7、8をジップロックへ
<山で>
1 スープの中に具を入れて、温める
2 その間に、お湯を沸かし、生ラーメンをあたためる
3 生ラーメンをスープの方にうつして、かたちを整える
※ 実際は、生ラーメンを2食分、味噌ラーメンスープを1食分持ち込み、
山伏ラーメン完成後、温めた方のお湯に味噌ラーメンスープを入れて、
ふつうの味噌ラーメンも作りました。こちらは、私が食べました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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yama-ariさん、regさん、こんばんは
甲府からでも登山口は遠いですよね。
それにしても10台の車が止まっているほど人気の山なんですね。
アクセスが悪いだけに、冬はほとんど人が入らないものと思っていました。
写真を拝見するに、結構な積雪量です。
これはトレースないと大変そうですが、regさんのパワー炸裂ですか!
山頂からの眺望、羨ましい限りです。
私が登った時は、山伏山頂では富士山は現れず。
大谷崩れと富士山のツーショット、こんな風に見れるのですね。
冬だけになおさらきれいです。
笊ヶ岳、今年行かれますか。
私は多分来年行きます。
辛抱の登りが続くようですが、健闘を祈ってます!
ラッセルを頑張ったのは、急坂を登り切った山頂のちょっと手前からだけなので、
パワー炸裂と評されるとお恥ずかしいです。
本当に頑張ったのは、多分、ラーメンスープづくりの方です。
hirokさん。メッセージありがとうございます。
山伏は、たくさんの静岡の登山者でにぎわっていました!
ベテランの登山者がおっしゃるには、こんなに見えるのは珍しいとのこと。
絶景を満喫できました。とてもいい場所でした!
笊ヶ岳は、hirokさんなら日帰りも可能かと思いますが、
私たちでは、テン泊になるかと思います。
本当は笹山まで縦走したいんですけど、長距離な上に水場がないですね。
どうしたものかと、悩み続けています。
今週末も甲府は晴れそうです。貴重な晴れ間なので、登り貯めします!
やはり雪ありますから、ピストンですね。
山伏はたしか200名山ですが、人気ありますね。
温泉どうでしたか❔良い温泉でしょう
Kazuhagiさん。メッセージありがとうございます。
山伏を登っている最中は、「大谷崩れ方面に周回しよう」と考えていたのですが、
山頂付近のラッセルで、その野望も大谷崩れしてしまいました(笑)
トレースはもちろん見当たりませんでしたし、先行者がたくさんいたので、
ワカンを車に置いてきてしまういう大失態。ピストンとなりました。
Kazuhagiさんに教えて頂いた、「黄金の湯」よかったです。
つるつるして、お湯の温度もぬるめで、私は気に入りました。
ありがとうございます。
11日の日は、ストック捜索隊だったんですね。お疲れ様でした。
11日は私達も山伏に登りました。丁度同じ頃に夫婦二人で登山口を出発した者ですが、山頂に着いたのは13時(→訂正、12時)を過ぎていました・・・。あの素晴らしい眺望を、十分な休憩時間をとって楽しまれたのがとてもうらやましいです。我々は30分ほどできりあげて下山しましたが、それでも 黄金の湯に着いた時は16時を過ぎており、無理を行って20分だけ入浴させてもらいました。あんなにせわしない温泉入浴は初めてです。でも気持ち良かった。
駐車場、登山口、山頂、温泉の4カ所でお会いしましたね。
温泉の受付の方と奥様がお話ししているところをお見かけしました。
ご夫婦で雪の山伏というのは素敵ですねえ。
私も奥さんと登ってみたいと思いましたが、まあ、無理だろうなあ。
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