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Yamareco

記録ID: 5881883
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東北

秋田駒ヶ岳はまた行きたい山

2023年08月22日(火) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 岩手県 秋田県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:36
距離
14.4km
登り
1,131m
下り
1,117m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:26
休憩
1:56
合計
9:22
距離 14.4km 登り 1,131m 下り 1,131m
5:26
57
6:23
6:32
42
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13:33
43
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14:18
29
14:47
1
14:48
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
その他周辺情報 国見温泉の森山荘の露天が気持ち良い
ここで素泊まりするのも良い。ご飯も頼めば出してくれる
秋田駒最高峰(男女岳)
秋田駒最高峰(男女岳)
頂上からの眺め(ちょっとだけ晴れた)
頂上からの眺め(ちょっとだけ晴れた)

感想

また訪れたくなった秋田駒ヶ岳
昨夜泊った国見温泉の森山荘の裏手から秋田駒への道がある。暑くなる前にと早朝にそこから頂上を目指す。道は緩やかで御鉢まで続いている。P1178の御鉢の一端に着くとそこはよく踏まれた道が走っていた。これが横長根と呼ばれる御鉢の一部だ。
展望はいいはずだが、ガスが出ているようで何も見えない。しばらく行くとムーミン谷と横岳への分岐に来る。コマクサの尾根とチングルマの谷に分かれるところだ。ここはムーミン谷を選択する。入ってすぐの道わきにコマクサが何輪か咲いていた。こちらの道では期待していなかったのでこれはうれしい。何枚も写真を撮る。その後緩やかな水平道を行けばムーミン谷にはいる様だ。ここはチングルマが咲き誇る場所とのことだが今の時期は一面のチングルマとはいかない。またガスが立ち込めており全貌が見通せない。少々残念。ここはクマの目撃情報も多いらしい。池が合ったりして熊にとってもよさげな場所だ。今朝はまだ早いのか誰にも合わない。静かな谷となっている。
ムーミン谷を過ぎて道が急勾配となる。そこを順調に上っていると下からしきりに鈴の音が近づいてくる。振り返ると白い帽子を被った若者らしき人が勢いよく登って来る。そして男岳への分岐で休んでいるとその人がやってきた。アレ?若いと思っていたが何と自分と同年齢かもう少し上ではといった人だ。白い帽子と思ったのは立派な白髪だった。これから男岳を登ったのちに男女岳にいき、後は温泉そしてお酒と快活に笑う。そしてまだ休んでいる自分をしり目に軽々と男岳に向かって行った。山ではこんな人が多くてびっくりする。
自分は秋田駒の最高峰である男女岳を目指すが、それは目の前にどんとある。この峠まで来るとすっきりとした姿が見られる。ガスで時々見えなくなるも美しい山だ。そして手前の池もいい。避難小屋はその池のほとりにある。さて登るか。標高差は100mぐらいでどうということはない。ただ登ったものの展望がない。ガスに包まれている。折角来たのにこれは残念。少し粘ってみようと岩陰に腰を下ろしラーメンを食べながら待つ事にする。すると北方に緩やかな起伏の山が見えてきた。焼山になるのだろうか。結局1時間余の休憩でそれが見えたのみだが気分よく下山。次は横岳だ。そこを通ってから再度ムーミン谷経由で御鉢を一周する計画だ。
 横岳を通過し大焼け砂辺りに来ると火山の山特有の荒れ地になりそこ一帯にコマクサが現れた。ムーミン谷入り口でも見たがその比ではないコマクサの群落だ。時期的には今も盛りなのだろうか。そこかしこに咲いている。ここを通って正解。そんな気がしてくる。
 ムーミン谷との分岐で休憩後再度突入。前方に見え隠れする荒々しい岩峰が緩やかな谷との対比をなし絵になりそうであるが中々すべてが見えない。チングルマが咲き乱れるというこの谷はまたいつか訪れたいところだ。
  道が登りにかかると、今回は御鉢を回るために途中で女岳方面に行く。すると途端に道が悪くなる。道が女岳を回り込む辺りで、この先を見渡すとかなりの道のりとなり、果たして行ったものかどうか迷う。ただ地図で見比べてみるとさほど長いコースではなしと判断し決行。しかしこれは失敗。御鉢を廻る道は通る人が少ないと見えて道が藪で覆われており足元が見えない。なんどか転倒してしまう。それに思っていたほど展望もよくない。一刻も早くここを抜けたくて足早になる。このコースで唯一良かったのは他では見られなかったマツムシソウを見たくらいか。どんどん歩き御鉢の末端の低くなったところでティータイム。熱いコーヒーとパンで人心地をつく。ヤレヤレだ。
 この先も長いかなと思ったがそれほどでもなく、国見温泉の分岐に到着。ここからは一気に国見温泉に向かった。昨夜お世話になった森山荘の温泉にまた入るのを楽しみに。到着すると山荘の主人が遅かったねと言ってくれる。はやり御鉢まで回る人はそうはいないようだ。
この日も非常に暑くペットボトル2本に冷たい水を入れて露天に持ち込む。この辺は既に勝手知ったる感じ。心地よい疲れを温泉で癒すが持ち込んだ水は直ぐに無くなる。御鉢めぐりが余分とは思ったが、それを除けば登りやすくいい山だった。

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