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Yamareco

記録ID: 588612
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
増毛・樺戸

大滝山偵察のち【神居尻山・察来山】

2015年02月13日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:49
距離
10.7km
登り
852m
下り
836m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

道道分岐7:20→9:29【神居尻山】9:34→10:50道道分岐
林道入口11:53→13:42【察来山】13:48→14:58林道入口
天候 曇りのち雪
過去天気図(気象庁) 2015年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・神居尻山は道道から道民の森への分岐地点に2台程度駐車可能
・察来山は四番川林道入り口に広めの除雪スペース有。除雪車の回転場と思われます。ちょうど除雪車がやってきましたが、運転手さんに会釈を交すと駐車okの合図をもらいました。
当初は徳富ダムまで入れることを期待して大滝山をターゲットに現地へ。
2015年02月13日 06:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
2/13 6:27
当初は徳富ダムまで入れることを期待して大滝山をターゲットに現地へ。
残念ながら冬季は一般車進入不可でした。天気が良ければここから歩く選択肢もありましたが、今日はこの後崩れる予報なので、諦めました。
2015年02月13日 06:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
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残念ながら冬季は一般車進入不可でした。天気が良ければここから歩く選択肢もありましたが、今日はこの後崩れる予報なので、諦めました。
ちょうどこの地点から見えていた白い山容が奥徳富岳でしょうか?
2015年02月13日 06:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
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2/13 6:27
ちょうどこの地点から見えていた白い山容が奥徳富岳でしょうか?
転身した先は、「神居尻山」です。道道の道民の森への分岐地点に駐車し出発!
2015年02月13日 07:03撮影 by  DSC-WX350, SONY
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2/13 7:03
転身した先は、「神居尻山」です。道道の道民の森への分岐地点に駐車し出発!
どっしりした山容はなかなか迫力があります。一度冬に登ってみたいと思っていました。
2015年02月13日 07:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
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2/13 7:27
どっしりした山容はなかなか迫力があります。一度冬に登ってみたいと思っていました。
新しいスキートレースがあり楽をさせてもらいます。
サイクリングロードに入ります。
2015年02月13日 07:36撮影 by  DSC-WX350, SONY
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新しいスキートレースがあり楽をさせてもらいます。
サイクリングロードに入ります。
目指す山を正面に広大な雪原を進む。右手の高いところが前衛の842pです。
2015年02月13日 07:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
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2/13 7:44
目指す山を正面に広大な雪原を進む。右手の高いところが前衛の842pです。
山肌にハート形の雪崩斜面。そういえば明日はバレンタインデー、そして今日は13日の金曜日、気を付けましょう。
2015年02月13日 07:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
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2/13 7:54
山肌にハート形の雪崩斜面。そういえば明日はバレンタインデー、そして今日は13日の金曜日、気を付けましょう。
雪原を振り返ると通称南別狩岳あたりの山並み。こちらも今度歩いてみたいです。
2015年02月13日 07:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
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2/13 7:55
雪原を振り返ると通称南別狩岳あたりの山並み。こちらも今度歩いてみたいです。
雪原から尾根に取り付きます。この尾根はBコースとCコースの中間の尾根のようです。
2015年02月13日 08:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
2/13 8:15
雪原から尾根に取り付きます。この尾根はBコースとCコースの中間の尾根のようです。
尾根は徐々に急になりトレースも消えますがルートは明瞭でラッセルも楽です。(来し方向を振り返る)
2015年02月13日 08:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
2/13 8:34
尾根は徐々に急になりトレースも消えますがルートは明瞭でラッセルも楽です。(来し方向を振り返る)
このルートは冬の定番コースらしく、ほぼ等間隔で木に○印が付けられてます。
2015年02月13日 08:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
2/13 8:47
このルートは冬の定番コースらしく、ほぼ等間隔で木に○印が付けられてます。
稜線にあがると左に神居尻山、右に前衛の842P。
2015年02月13日 08:58撮影 by  DSC-WX350, SONY
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2/13 8:58
稜線にあがると左に神居尻山、右に前衛の842P。
稜線に上がると風は強く両側は急な雪崩斜面なので、クラスト気味の雪庇尾根を慎重に進みます。
2015年02月13日 09:02撮影 by  DSC-WX350, SONY
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2/13 9:02
稜線に上がると風は強く両側は急な雪崩斜面なので、クラスト気味の雪庇尾根を慎重に進みます。
842Pからの神居尻山。山頂直下は急そうなのでクラストしている場合は撤退です。
2015年02月13日 09:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
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2/13 9:11
842Pからの神居尻山。山頂直下は急そうなのでクラストしている場合は撤退です。
雪庇の発達した尾根は慎重にルートどり。心配したクラストはコル付近は逆に深いラッセル。
2015年02月13日 09:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
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2/13 9:16
雪庇の発達した尾根は慎重にルートどり。心配したクラストはコル付近は逆に深いラッセル。
一瞬だけのご褒美、暑寒別岳が望まれました。
2015年02月13日 09:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
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2/13 9:16
一瞬だけのご褒美、暑寒別岳が望まれました。
急斜面が終わり右前方にほとんど埋まった山小屋が見えてくると山頂は近い。
2015年02月13日 09:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
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急斜面が終わり右前方にほとんど埋まった山小屋が見えてくると山頂は近い。
神居尻山頂。
2015年02月13日 09:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
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神居尻山頂。
842P方向の眺望。
2015年02月13日 09:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
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842P方向の眺望。
ピンネシリへ続く稜線。長距離に備え食料も水もたっぷり積んできてますが、今日の天気では無謀。ホワイトアウトすると厄介なので5分で山頂撤退です。
2015年02月13日 09:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
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2/13 9:32
ピンネシリへ続く稜線。長距離に備え食料も水もたっぷり積んできてますが、今日の天気では無謀。ホワイトアウトすると厄介なので5分で山頂撤退です。
842Pまでの帰路、南斜面は全層雪崩の兆候が随所にみられました。
2015年02月13日 09:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
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2/13 9:40
842Pまでの帰路、南斜面は全層雪崩の兆候が随所にみられました。
無事下山。時間があるので近くの低山をもう一つ登りましょう。
2015年02月13日 10:52撮影 by  DSC-WX350, SONY
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2/13 10:52
無事下山。時間があるので近くの低山をもう一つ登りましょう。
やって来たのは雪山ガイドにも紹介されている「察来山」。
2015年02月13日 15:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
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2/13 15:00
やって来たのは雪山ガイドにも紹介されている「察来山」。
ラッセルはスネ程度。
2015年02月13日 12:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
2/13 12:27
ラッセルはスネ程度。
四番川林道を進むと、前方に微かに察来山らしい山容が。
2015年02月13日 12:01撮影 by  DSC-WX350, SONY
2/13 12:01
四番川林道を進むと、前方に微かに察来山らしい山容が。
崩壊した林道。実は進もうと思っていた林道ではなく四番川沿いの地形図にない林道を進んでいたようです。
2015年02月13日 12:36撮影 by  DSC-WX350, SONY
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2/13 12:36
崩壊した林道。実は進もうと思っていた林道ではなく四番川沿いの地形図にない林道を進んでいたようです。
上部に20M滝を発見。
2015年02月13日 14:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
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2/13 14:17
上部に20M滝を発見。
察来山へ続く尾根上に乗っかる。
2015年02月13日 12:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
2/13 12:55
察来山へ続く尾根上に乗っかる。
正規の林道を横断し斜面をどんどん登る。
2015年02月13日 13:12撮影 by  DSC-WX350, SONY
2/13 13:12
正規の林道を横断し斜面をどんどん登る。
稜線にあがると雪庇を避け樹林帯側を進む。雪が強くなってきた。
2015年02月13日 13:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
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2/13 13:27
稜線にあがると雪庇を避け樹林帯側を進む。雪が強くなってきた。
山頂直下の南斜面はかなり急。表層雪崩の兆候があったので北西側に回り込みました。
2015年02月13日 13:36撮影 by  DSC-WX350, SONY
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2/13 13:36
山頂直下の南斜面はかなり急。表層雪崩の兆候があったので北西側に回り込みました。
北西側も急でしたが樹木がありなんとか山頂に到達しました。
2015年02月13日 13:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
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2/13 13:46
北西側も急でしたが樹木がありなんとか山頂に到達しました。
山頂からのわずかな眺望。本来であれば署寒や樺戸の眺望がすばらしいと思われます。
2015年02月13日 13:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
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2/13 13:50
山頂からのわずかな眺望。本来であれば署寒や樺戸の眺望がすばらしいと思われます。
察来山のGPSトラックログ。
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察来山のGPSトラックログ。
撮影機器:

感想

冬休みで3連休をとりましたが、期間中の天気予報は無情にも荒れ模様。なんとか金曜日午前中の北方面は持ちそうということで当初、大滝山へ向かいましたが、徳富ダムまでの通行が不可で近くの神居尻山へ転身しました。

1000Mにも満たない山ですがアイヌ語で「神の山」と名付けられるだけあり、道民の森側から見たその山容はどっしりとし、夏は一度登っていますが、冬も機会を伺っていたところでした。コースは夏のB、Cコースの中間尾根を辿る定番コースで上部稜線からは雪崩斜面を抱いた山容が迫力あります。稜線や山頂直下の急斜面は条件次第でEPが必要と思いました。

察来山は、半分以上が林道歩きの590Mの低山。私は途中定番コースの林道からはずれ地図にない林道を進んでしましましたが、迂回する定番林道より直接察来山の支尾根に上がれるこちらのコースも効率的かなと感じました。途中には小さな滝もありましたし。山頂直下は短いですが急なので雪崩には要注意、無理をしない方がいいかもしれません。私は北西側を回り込みなんとか到達できました。

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