【子連れ百名山46】絶望感を感じた笠ヶ岳 水分不足でピンチになった笠ヶ岳
- GPS
- 18:17
- 距離
- 25.7km
- 登り
- 2,308m
- 下り
- 2,306m
コースタイム
- 山行
- 12:53
- 休憩
- 5:25
- 合計
- 18:18
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山客との雑談で22時半に着いた時には、満車で鍋平になったそう。 |
写真
感想
遂に笠ヶ岳日帰りピストンにチャレンジ。
噂通りの笠新道。特に杓子平から抜戸岳分岐までが非常にきつかった。
比較的、急登好きの自分とは正反対で、息子はまったくペースが上がらない上に
夏休みの自宅引きこもり(笑)で鈍った脚力はどうにもならないみたいで、常に息子にペースを合わせて進も、抜戸岳分岐では1時間位、息子を待つことに・・・
息子は帰りに笠新道は嫌と言い出す。笠ヶ岳山荘でも30分位待つことになった。
笠新道からの槍穂高連峰は見事。雲一つない絶景。それより絶景と思ったのは急登を登り切り杓子平からの笠ヶ岳とその稜線。凄すぎる絶景。感動!感動!
抜戸岳分岐からの稜線も見事だった。
帰りは息子の提案で弓折乗越経由で下ることを試みるも・・・秩父岩のピークから先のアップダウンを見て引き返し、地獄の笠新道で予定通り下ることに・・・
あれだけ嫌がっていた笠新道の下り、予想を反して息子のペースはいつも通りで、3時間半で下山出来た。
大反省は鏡平で水を補給する予定だったので、笠ヶ岳山荘では1Lの水しか購入しなかった。長ーい、長ーい激下りでも容赦ない日差しと蒸し暑さで二人とも水分不足に・・・笠新道入口まで約1時間くらいのとこで水分はあとわずか・・・
自分は大汗かきなので、脱水症状気味。本当に危なかった。
笠新道入口の水はヤマレコで枯れている情報通り、行きは出ていないかった。
水分を求めてわさび平小屋まで逆戻りして水分を購入するつもりでいたが・・・
な、な、なんと笠新道入口の水がホースからジャブジャブ出ていた。
おそらく1L以上がぶ飲みした。ホントに助かりました。
確かに激下りはキツかったが、それよりもガブガブと水を飲みたい!そればかり考えて下っていた。
新穂高に着く前に日が暮れ、真っ暗になったがなんとかヘッデン無しで無事に登山を終えることができた。
笠ヶ岳は北アルプスの端にあり独立峰として、美しい山だが、やはりキツイ!
今までの登山で最長の登山時間となった。
家に着いたのは24時前、。ほぼ24時間起きていた・・・
今回の教訓は
登山では何が起きるかわからないから、水分は補給できるとこで必ず満杯にする。
大汗かきなので多いかな?位の量も持つべき。
途中でのコース変更は調査不足もあるのでやめる!
最後に、、、
14時の抜戸岳山頂!
これからCT4時間以上の笠新道の激下りと1時間の林道歩き。もの凄い疲労感と予想通りとなった水不足の不安。
2800mで絶景の槍・穂高連峰を見ていた時の、あの絶望感は忘れない!
【杓子平からの笠ヶ岳稜線】
【抜戸岳分岐からの360度展望】
【笠ヶ岳山頂】
息子の希望で昨年より山登りを始めましたが
自分は息子を10分?いや5分待てません💦
待ってられる秘訣はありますか?
最近は(息子は自閉)と自分で言い聞かせて待てる様に心がけているつもりではいますが
先行で行って待ってる事を出来るのは何年後になるか(悩)
昨日の登山により全身筋肉痛で階段の上り下りも辛い状況です。
秘訣ですかぁー
秘訣というより安全の為というのが一番です。
我が家も小4から登り始めていますが、徐々に高山になっていき
例えば熊とか、野生動物が多く生息している所とか、ヘッデンをつけての夜間・早朝登山とか
多くなればなるほどですね。
ヘッデンを点けているときは完全に息子のペースに合わせて一緒に登山しますし
ちょっと危険かな?という場所では息子が来るのを待ちますし
何よりも他の登山客も多く、そんな危険な場所じゃないとこは
自分のペースで登って、先に行って待っているという感じです。
あくまでもふたりで登山に来ているので、それが当たり前と個人的には思っています
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