甲斐駒ヶ岳
- GPS
- 06:02
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,304m
- 下り
- 1,294m
コースタイム
- 山行
- 5:18
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 5:52
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
直登コースは3点支持で問題無いです。 ただ、私は一カ所間違えてルートミスし、気が付けばとても危険な場所にいました。 私の軌跡を見てもらうと分かります。 一歩間違えれば一発でアウト、一瞬のミスも許されない緊張した場所でした。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
長衛小屋にテント泊。
朝2時43分、ブラックスタート。
あー怖い。 完全一人。。。前も後ろも。。 熊さん出んといて!
仙水峠も真っ暗、その後は、急登の急登で(笑)
どこまで登らすねんと、ボヤいてました。本当にキツイ登りでした。
駒津峰でご来光を狙ってましたが、頑張ったおかげで時間的に余裕ありそうなので
山頂でご来光を狙ってみようと再び気合いを入れました。
順調に距離と高度をあげ、直登コースと巻き道コースの分岐で当然直登コースを選びましたが、ここで大きなミスをします。
私の軌跡を見て頂くと分かりますが、直登コースに入ってしばらくすると、如何にも進めそうな道があり(足跡もありました)、何の疑いもなく歩きました。
徐々に厳しくなり一旦、GPSで確認しましたがロスしてなかったのでさらに足を進めると、眼下には一直線に落ちる崖でした。足場はボロボロに崩れる岩、幅は5cmと位でまともに立てませんでした。5m先には足跡も見えたのですが本当に直登ルートなのか?と。 もう少しで足跡のところまで行けるからと思いましたが、事前の調べでは直登コースも3点支持をすれば全く問題ないという情報も多々あったのでまさかとは思いました。明らかに危険な場所でしたし、落ちたら確実に死ぬと思ったのでおかしいと思い、進むのは断念して戻ろうと思いましたが、今度は戻るにも戻れない状況に陥っていました。今自分が進んできた道の戻り方が分からない。
どうやって足を運んだのか。
一旦、落ち着こうと思っても片足が崩れたらアウトな場所。両手のガバも怪しい。
ヤバイ。。。本当にちょっとした段に足を置いているだけでした。
こうやって知らない間に死と隣り合わせな状況に・・・・ と思いました。
足場が滑らない事を祈りながら戻りますが、最後は気につかまりながらなんとか戻ります。(足場は見えず、木が折れたらアウトでしたし、実際は来た道ではない場所に戻ってました。)
もう下山しようと諦めたのですが、ふと目を向けると私が間違ったルートよりほんの少し左方向に直登ルートがありました。
もう一度登りだすと、3点支持で充分に登れるルートがそのまま続き、山頂まで行けました。
素晴らしい絶景に出会えましたが、大反省となる山行でした。
自分は大丈夫。そんな間違いは起こさない!と思っていましたが、今回の件で思い知らされました。
怪しいルートだと気づいたけどGPSは外してなかった。これを信じたのがダメでしたし、早く山頂に行きたいと気が焦っていたのもダメでしたし。
なんとか無事で帰ってこれたのは偶然かもしれません。
生かせて頂いたのかもしれません。
山はやはり危険ですね。
今後の山行に活かしていきます。
コメントありがとうございます。
宿題は果たせましたが、本当に命の危険を感じました。 岩はボロボロ剥がれますし、こうやって死んでいくのかと。
黒戸尾根(笑)宿題ですね!
仙水峠から駒津峰への登りもエグかったですよ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する