雪倉岳朝日岳へ蓮華起点に周回
- GPS
- 16:20
- 距離
- 33.3km
- 登り
- 2,697m
- 下り
- 2,705m
コースタイム
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 8:00
- 山行
- 7:32
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 8:09
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危ないところはない。鉱山道は狭いので下りで道を踏み外すとブッシュの中を落ちていくことになります。 |
その他周辺情報 | 駐車場は混雑していたが、朝日岳小屋前のテント場は混雑なし。テントは一人2000円。最近のテント場は高くなったものです。 |
写真
感想
蓮華温泉駐車場が混んでいたことに驚いた。こんなに大勢来るのか、と思ったが朝日岳小屋に着くとさほどでもなく落ち着いた感じであった。北アルプスもはずれの方になると穏やかな山容で何となく南アルプスっぽい。
蓮華温泉から下りで山行が始まるが、いきなり損した気分になるし帰りにもしかしたら登り返すのか、と気分が乗ってこないスタートとなった。兵馬の平周辺など湿原には木道になっている、手入れがされていた。
今年の夏は史上最高に暑いわけだが、登りが始まると荷物と暑さとがこたえてきた。こうもり傘を日傘にした。結構長かった。9月に入っているので花は少ないかと心配したが、残っていた。もっとも花の名前はチューリップと桜くらいしかわからない。
吹上のコルまで登ると先が見えホッとする。ここからは栂海新道が分岐する。富山湾の向こうに能登半島が見える。花に詳しい同行者は昨年ここを歩いたそうだが、私はあまり興味がない。さらにその前には残雪と花の時期に来た、と言っていた。こちらはちょっと羨ましかった。雪があると山は良くなる。
朝日岳山頂で一息入れてテント場がある朝日小屋へ下った。ツェルトを張ってボーっとしていたらテント泊向けにタイ寿司とマス寿司を売ると小屋が放送した。拡声器を通じて放送するというのが驚きだが、それよりも寿司だ。お財布をもって買いに行った。笹で包まれた凍ったマス寿司を金400円で買った。これが400円かという小さなマス寿司だった。マスが小さいのではなくて、一口か二口で終わってしまう小ささだ。同行者によれば昨年は300円だったそうだ。でもおいしいよ、ということだった。凍っていてすぐに食べられないので明日まで我慢することにした。翌日の雪倉山頂で食べたら、彼女の言う通り実に美味しかった。しかし、二口でなくなっちゃった。
翌朝、周囲の早起きで起こされて45分早い出発。水平歩道を行く。立派な山容の雪倉岳は正面の崩を左に大きく迂回して尾根に取付く。傾斜を殺すように道がついていて助かった。時間が早い涼しいうちに登りを終わった。よかった。もっともよかったのは、鉱山道に入るのにピークを一つ越すのかと思ったら、トラバースであったことだ。暑さに弱い私は、これにうれしくなってしまった。
さて、鉱山道を下山する。踏み跡しっかりで難しいところはありません。ただ、ガスが出て見通しがきかないと分岐直後の下山は要注意です。ペンキの赤を見落とすと道を失いかねません。調子よく下り始めたがどんどん暑くなってきた。途中、うまい水と赤ペンキ書かれた水場が出てきます。冷たくて本当にうまかった。これ以後はもう暑くて暑くて足もなくなってきて、おまけに最後は登り気味になりよれて蓮華温泉に着いた。
久しぶりにしっかり歩いた。この穏やかな山容や雰囲気、残雪の好天の下、歩いてみたい。
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