【過去レコ】百々ヶ峰(岐阜市最高峰)
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 624m
- 下り
- 592m
コースタイム
天候 | 晴れ時々小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
百々ヶ峰は岐阜市の最高峰.長良川をはさんで金華山と対峙する山だ.さまざまなコース取りが可能なようだが,今回は電車とバスを利用して芥見から三田洞へ抜けるルートを選択することにした.
一旦,新岐阜へ出て,美濃町線で関方面へ向かう.そういえば,この電車,もうすぐ無くなってしまう運命である.結局,岐阜に来ての4年間で乗ったのはこれが2回目だ.日ちょうどアパートを出発してから1時間で下芥見駅に到着.今にもひっくり返りそうな駅舎を後にし,ガイドブックにしたがってまずは千鳥橋を目指すことにする.
関・芥見間の抜け道を経て,東海自然歩道に合流する.長良川リバーサイド道路をくぐると,長良川の河畔に出る.ここから兎走山<ウソヤマ>を巻いて,千鳥橋を渡る.橋を渡り終えたら,右岸の堤防道路に下り,長良古津バス停付近から小道に入る.すぐに白山神社が現れ,果樹園の間の道を進むと,長良川右岸有料道路の手前からようやく山道となる.
展望台からこれでもかというほどジグザグに下っていくと松尾池に出る.岸辺の合掌造りの岩舟荘(山菜料理・シシ鍋),紅葉のもみじ,水面に浮かぶカモ,ピンク色の山茶花.とてもここが岐阜市とは思えないほど静寂で,ゆったりした時間が流れていた.池を一周した後,池に注ぐ岩舟渓谷に沿って登る.萩の滝を過ぎると次第に上りがきつくなってくる.延々と単調な木段が続き,うんざりした頃に白山展望広場.期待していた白山・御嶽・乗鞍を遠望することは出来なかったが,大きな虹が気分を和ませてくれた.翌日の新聞によると,途中で何度か見舞われた天気雨が原因で,岐阜市内各地で何度も虹が見られたらしい.展望広場からは高賀山,誕生山,天王山といった美濃の山々を同定することができた.
「ながら川展望の森」として整備された管理用の道路を歩いて,いよいよ百々ヶ峰山頂への登りに取り付く.岐阜城を頂上に頂く金華山から濃尾平野まで雄大な眺望が広がる.遠くにJR名古屋駅のツインタワーも薄っすら望むことができた.
太陽も傾きかけているのであまりゆっくりもしていられない.帰りは管理用道路と登山道を歩いて三田洞弘法へと出た.弘法大師が建立したと云われる由緒あるお寺で,庭も手入れが行き届いており風情あるところだった.
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