御嶽山 古くからの信仰の山

2023年09月13日(水) [日帰り]

• GPS: 04:06
• 距離: 6.7km
• 登り: 879m
• 下り: 863m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:40
• 休憩: 0:21
• 合計: 4:01

5:21 田ノ原山荘
5:28 5:28 田の原大黒天
5:32 5:32 遥拝所
5:44 5:44 大江権現
5:47 5:48 あかっぱげ
5:57 6:03 金剛童子
6:11 6:17 八合目避難小屋
6:29 6:29 富士見石
6:37 6:37 一口水
6:48 6:49 九合目避難小屋
7:33 7:36 王滝頂上山荘
7:38 7:38 八丁ダルミ
7:43 7:44 御嶽教御神火祭斎場
7:54 7:55 剣ヶ峰山荘
7:55 8:01 御嶽頂上避難シェルター
8:10 8:10 剣ヶ峰山荘
8:15 8:15 御嶽教御神火祭斎場
8:20 8:20 王滝頂上山荘
8:43 8:44 九合目避難小屋
8:50 8:50 一口水
8:55 8:56 富士見石
9:05 9:05 八合目避難小屋
9:10 9:10 金剛童子
9:15 9:15 あかっぱげ
9:23 9:24 遥拝所
9:27 9:28 田の原大黒天
9:29 ゴール地点

天候

5時30分の登り始めは、雲海の上に中央アルプスが全部見えるほどの良い天気。
晴れてはいるが、山頂ではガスに覆われて展望はほとんど無かった。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

田の原駐車場。非常に大きな駐車場で平日でもありガラガラ。

コース状況／危険箇所等

非常に整備されている。さすがに江戸時代から登拝が盛んだった歴史の山。
8合目から先は、火口出現可能性があるとの標識に緊張する。
9合目から先は、活発な噴気が上がっているのが見えて、山頂直登コースは立ち止まらず素早く通り過ぎることが求められている。所々に避難用のシェルターが有り、警戒すべき活火山であることを強く意識する。

その他周辺情報

おんたけ休暇村
田の原駐車場まで20分の宿泊施設。前泊に最適で、朝食はお願いすればおかずが豪華なおにぎりお弁当にして貰えて早出が可能です。

写真

9/13 5:22

田の原登山口から見た御嶽山山頂方面

9/13 5:23

登山道の鳥居

9/13 5:24

田の原登山口からは、10月11日までの限定的な登山規制緩和です。

9/13 5:27

最初は平坦な道

9/13 5:28

田の原大黒天

9/13 5:33

御嶽山のモルゲンロート

9/13 5:43

大江権現の先から本格的な登山道になります。

9/13 5:44

明治9年まで女人禁制であったと記されています。

9/13 5:48

木で整備されています。

9/13 5:57

振り返って見る中央アルプス

9/13 6:04

だんだん急に

9/13 6:10

古い仏像

9/13 6:11

中央アルプスの左が甲斐駒ヶ岳

9/13 6:16

左から奥秩父、甲斐駒ヶ岳、木曽駒ヶ岳、空木岳、右に南アルプス南部

9/13 6:21

八合目の避難小屋

9/13 6:22

避難小屋の中。貸し出し用のヘルメットが置かれています。

9/13 6:22

高度感を増す展望

9/13 6:23

奥秩父アップ

9/13 6:27

岩場の様子

9/13 6:40

富士見石。当日は、富士山は同定出来ませんでした。

9/13 6:40

富士見石から先は、想定火口域に入るそうです。緊張しました。

9/13 6:44

稜線は見えていますが、遠いです。

9/13 6:48

九合目

9/13 6:50

9/13 6:54

一口水。かつては、水があったのかも。今は全然その気配はありません。

9/13 7:05

九合目の避難小屋。スピーカーが目につきます。噴火警戒レベルが上がった時に、知らせるためだと思います。

9/13 7:04

別な建物の中の様子

9/13 7:10

上り道を振り返った所

9/13 7:21

だんだん近づいてきました。

9/13 7:24

中央不動付近の案内板。王滝頂上直下ですね。

9/13 7:30

王滝頂上避難施設。指導の方がいらっしゃいました。

9/13 7:32

トイレもあります。協力金100円。

9/13 7:31

王滝頂上

9/13 7:36

王滝頂上には、御嶽神社頂上奥社本宮があります。

9/13 7:31

噴火口から白煙が上がっています。

9/13 7:36

直登ルートとトラバースルートの紹介。直登ルートは、火口に近いため速やかに移動を。

9/13 7:37

山頂方向

9/13 7:38

火焔？

9/13 8:17

御嶽教大御神火祭場だそうです。

9/13 7:40

分岐。直登ルートを行かれる方が多かったです。

9/13 7:40

シェルター。火口側は塞いだ方が良いような…

9/13 7:44

二つ目のシェルター

9/13 7:45

こちらのシェルターは、火口側を塞いでいます。

9/13 7:47

山頂がはっきり見えました。

9/13 7:48

火口からの白煙

9/13 7:50

あと少し

9/13 7:52

速やかに移動‼︎

9/13 7:54

ロープの外側に出ると、刑罰に触れます。

9/13 7:54

頂上直下のシェルター

9/13 7:55

慰霊碑

9/13 7:55

碑文

9/13 7:56

コンクリートのシェルター三基

9/13 7:56

山頂への鳥居

9/13 7:57

狛犬と鳥居

9/13 7:58

山頂の御嶽神社

9/13 8:00

御嶽山山頂標識。3067メートル

9/13 7:59

火口跡二つ。左が一ノ池、右が二ノ池。二ノ池には建て替えられた山小屋が有ります。

9/13 7:59

御嶽山頂から見る白山

9/13 8:19

シェルターの位置関係

9/13 8:19

白煙方向

9/13 8:40

急な下り

9/13 9:00

お地蔵さんと山頂方向

9/13 9:06

9/13 9:56

駐車場から見上げた御嶽山

撮影機器：

iPhone 13 Pro Max 256GB SIMフリー Apple

感想

hirocroc

御嶽山へと車を走らせて行くと、大きな石板がいたる所に置かれていました。最初はお墓かと思いましたが、あまりにも多いので、御嶽山信仰と結びついて寄進されたものだと気がつきました。霊神碑というのだそうですね。信仰心の表れで、特に江戸時代の御嶽講中のものが多く置かれています。他の山にあるものとは規模も箇所数も比較にならないほど、御嶽山信仰が盛んだったことが偲ばれます。富士山の講中に次ぐようです。独立峰で山容が雄大で展望が良く、富士山的な感じの霊峰ですものね。登山道に入ってからも、たくさんの不動像が置かれています。田の原口は富士山の方向を向いており、富士見石という場所もありました。
当日は、白山がチラッと見えたぐらいで山頂からの展望は優れませんでしたが、他の山から何度も御嶽山を見ていますので、さぞや大展望なのだと思います。

関係者の御努力により10月11日までの期間限定ではありますが再び田の原口からの登頂が出来るようになったことに深く感謝申し上げますとともに、2014年の噴火で不幸にも犠牲になられた方々に謹んで哀悼の意を表します。