白毛門沢
- GPS
- 13:25
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 1,067m
- 下り
- 1,071m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
<前夜前入り>
夜に移動し、12時ごろ道の駅水上の駐車場に到着。涼しく、虫もいない駐車場にテントを張って寝るところ、私含め三人は屋外でマット敷いて野宿。美しい星空を眺めながら4:00AMのめざましとともに起床、一路登山口へ移動しました。
<5:00am 集合-序盤>
入会初山行のS氏は本当に現れるのか。。
そんな話題も出る暗闇の中登山口で待っていると、テンションマックスのS氏が現れ、元気に挨拶をいただきました。
装備を整え、数百メートルのアプローチでで即入渓。
予想外に苔が多く茶色い渓相。滑りとの戦いの中、私は意を決してフェルト靴をチョイスしましたが、8人中6人がラバー靴。
結果、フェルトでも滑りました。
苔によって滑るもの、そうでないものあり、当然、ラバーに軍配があがる乾いた岩ではフェルトがずるっと滑ります。
巨大な滑滝を超え、最初の滝でロープを出します。
滝壺に立てるスタンスを発見し、順調に昇りると、雨が降り出します。雨具を来て滝上で後続を待っていると、さながら岳連の沢登講習会のようなまったり感が漂います。(講習会は20名規模なので滝登りの前後で相当の待ち時間が発生します)
この先もコケたっぷりのナメ滝などが続き、滑りに苛まれる工程が続きます。
すると、6M程の巻ける滝が出現します。Oさんのご好意でこの滝をトップロープで登ることに。
最初に私がチャレンジするも滑るわ、足の置き場がないわで次の人にバトンタッチ、初参加のS氏は持ち前のクライミング体型で登り、つづくT氏も一発。T氏の足の置き方にヒントをえて私も再チャレンジしてクリア。人工の滝登り場とか都内に作って練習できないものかとおもいました。
さらにこの後も滑りとの格闘を続けます。
なんでもないナメ滝もヌメ滝になり、私はうっかりT氏の前で滑ってT氏にぶつかるも、T氏は滑る滝の中で私を止めたのです!抜群の安定感。
<11:00 ライブ配信ー詰め>
も近くなったところでタラタラセン大滝の前で川崎市宮前図書館の山岳展へライブ中継を行います。沢で映像帯域を確保できる電波状況は奇跡。OさんとAさんが自撮り棒で状況を解説する中、我々は滝を登り、大滝の巻道に入ります。この巻がまた生きた心地がしないドロドロの草付き。チェーンスパイク持ってくれば・・と思いながら気合いで登ります。本当に一級上なのかこの沢。
さらに上を目指しますがこの時点で12:00を過ぎ、山頂に15:00も怪しくなってきました。苔の種類も変わり、フェルトでも滑らなくなり始め、Nさんはラバーにフェルトのアタッチメントをつけていました。結構使える代物だとわかりました。
だんだんと源頭に近づき、水もちょろちょろ、ここからが問題のクライミング系のきつい詰め。一気に800Mを登ります。ここがしんどい。本当に1級上なのか。
<16:00 白毛門山頂ー下山>
18:00には暗くなるためどう考えても灯火下山の時間。
早いチームと遅いチームに分けて下山します。
この下山も大きなきつい段差と鎖場の決してスピードの上がらない登山道。
徐々に暗くなる中で行動時間が12時間を超えてきます。
自分の体から「本当に明日も沢登するのか・・?」と問いかけられながら
最後は19:30ごろに駐車場到着。
こんな滑って壮大な沢登は初めてでした。
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