白馬国際クラシック 50k ロング完走
- GPS
- 09:46
- 距離
- 50.1km
- 登り
- 2,304m
- 下り
- 2,300m
コースタイム
- 山行
- 9:32
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 9:38
天候 | 晴れのち雷雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:白馬〜松本、松本〜新宿 松本に後泊 |
コース状況/ 危険箇所等 |
2022年と違ってどろんこでツルツル滑るってところはなかった。 |
その他周辺情報 | 後泊:松本ツーリストホテル 朝食が美味しかった。 |
写真
感想
白馬国際トレイル2回目にして完走!ギリギリだけど。。。
我ながら、捻挫明けの練習不足でよく走り切ったと思う。
今までで、一番キツいレースだった。
■準備
レースの3週間前に箱根トレラン中に足をひどく捻って捻挫。それから2週間安静にして、前週にハセツネナイト後半。練習してないけど、負荷はかける、というおおよそ足にはよろしくないことを繰り返して臨んだ。まぁ、無理させてないってことで、よしとしよう。
コースは去年走ってるし、OMMLITEでも通ってる箇所が多いので、なんとかなるだろうと、コース分析を先延ばしにしてしまい、前日にバタバタとコースを印刷してマーキングする始末・・・いかんなぁ。
装備は、それほど悩むものはなかった。エイドもそれ相応にあるので。ただ、今思えばA3からA4まで結構距離ある(13K)ので、空のペットボトルorフラスクを持って行ってもよかった。
■レース展開
去年同様、スタート直後はアルプスの山並みに感動しながら進む。そして時間の経過とともに暑さがじわじわと。13KのA2を過ぎる頃には、灼熱の太陽が照りつけるロードをヨタヨタと走り続けることになった。去年は歩いたここを走ったことがバッドコンディションでも完走できたことに繋がってると思う。前日のマーキングでもここは走る!と書き込んでたな。
ハイランドへの登り、ここが二番目にキツかった。暑いなか休み休み登る。ストックがあって助かった。なかったらもっと休んでたな。途中で足が攣ってきたので漢方薬を飲もうとしたら、ファーストエイドに入ってなかった。ガーン。チェックし忘れか、イカンイカン。下りが来るまで我慢して登る。下りになったら少しは状態が良くなって一定スピードで下るグループに入って、気持ちよく下った。そのあとの林道は、歩きと走りを繰り返し、川沿いの道に出た。遮るものがないなか、照りつける太陽を背に受けながら、A4エイドを目指す。水もなくなった。あと少し。あと少し。
A4エイドで大休止。座り込んで水分補給して、気合い入れ直す。トイレ行ってスタートだ。あの河川敷、走れるのか?ヨタヨタとA4エイドを出て、河川敷に到着。まっすぐと伸びるこの道。歩くのがやっと、歩けど歩けど終わりが見えない。。。ようやく右に曲がる道が、ここからはあと少しだ。ロードを走り始める、短いトレイルに入るここも走り続ける。まだ、ゆっくりなら走り続けられるんだ。ジャンプ場が見えた。次の関門チェックポイントも見えた。関門まで走った。関門45分前に通過。あとはラズボスだ。ここでほぼ終わり、的な感覚を持ってしまったことが大いなる間違いであることに気付くのは1時間後だ。
関門を抜けた、去年力なく座り込んだ道端を通り過ぎ、山への登り口へと向かう。あと2時間ある、大丈夫だろう。アスファルトの道が終わり林道に出る。そしてスキー場に出て見上げた先には、えええーーーーー、まだ先なのぉー?でも、登るしかない、ここでやめるわけにはいかない、足の釣りに耐えながら、登る。また林道にでる。曲がり角が来るたびにここで終われ!と念じながらカーブを曲がる、が終わらない、そう簡単に登りは終わらないのだ。スタッフの元気な声が聞こえる。「上りはあと30m、あと200mでエイドだよー」助かった、終わりがあった。A5エイドでも椅子に座り込んで、パンを喉に押し込む。制限時間まで1時間を切っていた。
「残りはほぼ下りですよ〜」の声と大きくなってきた雷鳴を背中に聞きながら、スタート。これ以降は走るしかない。下りなら重力が使える。早歩き的に歩を進める、走れるところは走る、を繰り返しながら、何人かを抜き急斜面を駆け降りる。ジャンプ場の下、去年のチェックポイントに何時に降りられるか、が勝負だな。カミナリの音が大きくなってきた。林道をスキー場を足のつく場所に集中しながら、早歩きでステップ刻んで降りて行く。去年のチェックポイントは16:30、これならいけるか。残りの距離はそれほどないことは感覚では分かってたが、正確な距離は分からなかった。
いよいよラストスパートだ。前を進む程よいスピードのランナーに着いて行く。そのスピードなら最後までいける。よたよた走っていると雨が一気に本降りに。カミナリと豪雨の中、左折して橋を渡り温泉街に入って行く。ここまできたらあと少しだ。最後のギアを上げる、こんな力残ってたか、と思う。「カミナリのときは非難してくださいねー」スタッフの声。非難?ここまで来て?有り得るか!おぼろげにそんなこと考えてたら、最後のまっすぐロードに。何度も通った道だ、ホントにあと少しだ。ゴールが見えてきた。知った声が聞こえてくる。右に曲がりゲートをくぐる。ふぅ、着いた、もう走らなくていい。。。
■松本
ゴール後、靴のセンサーを外してもらって、仲間のもとへ。ねぎらいの声をかけてもらい、ホテルの風呂を目指す。本当のゴールへ。ホテルに着いてからが大変だった。1時間前にゴールしてたメンバーが酒盛りしてる中、靴を脱ごうにもつま先を伸ばすと足が攣るから上手く靴が脱げない。。。なんだよー、悶絶しながら、靴を脱ぎ、靴下を脱ぎ、息が上がる。這々の体で風呂に入りホッとする。「ああ、終わったんだ」
後泊に予約していた松本のビジネルホテルでラグビー見ながらコンビニ弁当食べて就寝、翌日は松本城を見物して夕方には帰宅。
■大峰山とりやめ
足の筋肉痛は徐々に抜けていったが、腰の痛みがおさまらず、病院へ。レントゲンで骨に異常ないことは分かったものの、椎間版が神経に触れているようだ、とのこと。泣く泣く週末に楽しみにしていた奈良の修験道の山行をとりやめることに。その間走れないし。大人しく家で断捨離でもしてよう。
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