平ヶ岳・プリンスルート

2023年09月16日(土) [日帰り]

• GPS: 06:22
• 距離: 8.8km
• 登り: 978m
• 下り: 967m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:47
• 休憩: 0:42
• 合計: 6:29

5:41 中ノ岐林道登山口
8:45 平ヶ岳三角点
8:48 8:50 平ヶ岳
8:55 9:09 平ヶ岳三角点
9:32 9:54 池ノ岳
10:11 10:15 玉子石
12:10 中ノ岐林道登山口

天候

早朝，曇りで，しとしと雨がたまに来る
山頂に着くころには雨は上がり，気持ちよく晴れてきた
下山する頃には相当暑い

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

湖山荘まではマイカー
湖山荘からは，山荘が出してくれるマイクロバス（03:50発〜05:00着／12:30発〜13:10着）

コース状況／危険箇所等

概ね問題なし
山頂付近はやや左右の藪が茂っているかな，という程度

その他周辺情報

【銀山平】
シルバーラインのトンネルがだいぶ怖い感じ（路面とか）なので注意
また，トンネル内で右折するので見落とさないように

【湖山荘】
銀山平のロッジの１つに宿泊，晩御飯が美味しかった（岩魚など）
温泉，ランドリー・乾燥機（各100円）あり。登山バッジも販売
登山口までマイクロで送迎してもらえる
オーナーは良くも悪くもマイペースでふわふわした感じの方だった
登山口で下山を待っていてくれるのだが，あと１組が戻ってこないということが起きた時，○○さんが戻ってないね〜となった時に，その方の年代性別など把握されていなかったことは個人的にはちょっと不安を感じた；別に覚えていなくてもいいが，年代性別くらいは名前と一緒にメモしておいてもいいのでは…？

【白銀の湯】
湖山荘で無料入浴券が貰えたので行ってきた，徒歩１分
浴場はこじんまりしているが綺麗で気持ちよかった
登山バッジはここよりも湖山荘で買う方が100円安い。

【登山口】
簡易トイレ３つ

写真

前日　夜
湖山荘の晩御飯のお品書き
岩魚のイラストがいい味出してる

05:43
登山口近くで早速ホコリタケを発見！　嬉しい！

05:44
川を渡る，ここから急登が始まる

06:21
白い幹が特徴的な枯れ松が林立。
後ろ姿は同じルートからの登山者

06:25
お地蔵さんを発見

またもやキノコ
ヒダは疎だった
うーーん，なんという種類だろう？

9/16 6:47

最初のチェックポイントに到着
登山口から一時間とあるがまあだいたいそんなもん

しかし何だこの絶妙に煽リティの高い文章は…

またもキノコ
観察しようとして取れてしまった
全体が白く，柄が中心でない　ヒダはけっこう密

これはイグチ系の何かかな？

カサはこんな感じ

これも管孔が特徴的だからイグチ系？　わからん

ホコリタケの群生かと思って近づいたら違ったの図

ベニタケ類かな？
損傷が激しくて詳しいことはわからない

07:01
忘れたころに出現するこの紙
どうも銀山平の旅館の人が作ったような気がする

キノコ，細いやつ

9/16 7:04

こういう，小さくて儚くていかにもキノコらしいキノコ，好き。

これもイグチ…だよな？　ヤマドリタケ？
秋の山行はマジでキノコ探しになってしまう
同行者曰く「なんでそんなに見つけられるの？」

赤色が鮮やかなイグチ類っぽいキノコ

�遒剖瓩せ膺Г如ぅ�サの反り返ったキノコ
ヒダの白さとのコントラストが印象的

07:11
そして忘れたころにこの張り紙である

9/16 7:30

鮮やかなオレンジ・明るい茶色みたいな感じのホコリタケ類の株！
浅学にして図鑑とかでも見たことがない色だったので大興奮してしまったんだけどこれって成熟してきたやつなのかな？

全体の様子はこんな感じ

07:44
ホコリタケに興奮していたらこの張り紙である
集合時間への言及がある辺り，やはりマイクロを出している宿による掲示と思われる

07:48
頂上に近づくにつれて登山道左右の藪が茂ってくる

08:03
木道が始まるあたりでまた張り紙

カタツムリにも遭遇！　左はおれの指
ハクサンマイマイといいなぜこの辺りの陸貝はスケール感がでかいのか

9/16 8:16

だそうだ！　立ち入るんじゃあないぞ！

9/16 8:16

白山でも見たが，山頂付近の開けたエリアに続く木道の眺めは爽快感がある

08:22
あなたが来る　までは美し
かったと言わ　れないように

正直この当たり前のルールを理解していない登山者が多いのは辟易する。
別の山だが，煙草の吸殻が落ちているのを見た時は殺意すら湧いた

9/16 8:39

霧に煙る山頂

08:48
へえ！　そうなんや！

9/16 8:49

地図では点線ルートがあるが，立ち入り禁止

9/16 8:55

山頂標識。

かなり年季の入った掲示
この手の掲示を読むのも好き

9/16 9:23

分岐

ヌメリイグチ，あるいはナメコっぽい魅惑のぬめぬめのカサ
小さすぎて下側からのぞき込むことができなかったので実際に何だったのかはわからない

9/16 9:31

山頂を振り返る同行者
彼はこの山で百名山を全山踏破したことになるとのこと
日本百名山any%RTA，完走おめでとう！！！

9/16 9:33

辛うじて姫池という名前が読み取れる

その名に違わぬ綺麗な池だった
湿原の風景には本当に風情がある――

9/16 10:11

玉子石に向かって降りる
玉子石を間近で見るよりも，この角度で風景ごと見るほうが魅力的に見える気がする

いや，写真が下手なだけかな，これは…

9/16 10:20

晴れてきた。稜線が爽やか

ちいさいキノコがまとまって生えている

destroyされたキノコ
下に白い肉片が散らばっているあたり割と踏まれて間がなさそう。登山道に生えていたし仕方ないか…

柄に魅力的なささくれのあるキノコ

お手本かってぐらいイグチ

ほら！　裏側はこんな感じ！
裏側の色がぽつぽつ変わっていることから，ニガイグチの仲間なのかなと考えるなどする

9/16 11:28

登山口近く（急登から降りてきたところ），ヒカリゴケの群生エリアがあり案内の掲示も貼られている。
それほど距離もない

フラッシュ禁止！　守ろうね

9/16 11:31

こんな感じで光っている！　これ全部岩陰でフラッシュも何もたいていなくてこの光りっぷり。
日本最大級のヒカリゴケ群生とのこと

ニョロっと生えてて，図鑑とかで見る生え方と違ったからずいぶん特定に苦労したんだけど
トリカブトだ！

葉っぱの形で見分ければいいよね

9/16 11:43

渓流
行きは何も思わず渡ったが，帰りはここに足をつけ，手を洗い，顔も洗い，ついでに髪も洗い，それからタオルを浸して絞って首筋や腕を拭いた
メチャクチャ気持ちいい〜〜〜〜〜〜〜

9/16 12:07

謎のベル　クマよけ？

装備

個人装備

長袖シャツ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザックカバー サブザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ

備考

睡眠薬：前日何故か全く眠れず睡眠時間１時間，結果ゴミのようなコンディションで登山をする羽目になりました。不眠症は愚か。

感想

どら

まずは同行者，日本百名山RTA（リアル登山アタック）any%完走おめでとう！！！
記念すべき瞬間に立ち合えてうれしい。
Q.「完走した感想はいかがですか」
A.「セーブポイント（山小屋）をスキップして行程を進めるのがタイム短縮のコツでしたね。二泊三日の行程は一泊二日，一泊二日の行程は日帰りで行けます」
Q.「平均コースタイム0.5の人間怖い。100%RTAに挑戦のご予定は？」
A.「100％？」
Q.「この平ヶ岳は反対側のキツイルートで登る，谷川岳とか石鎚山はロープウェイ縛る」
A.「無理wwそれよりは二百名山any%で行くわww」


自分の感想としてはとにかく不眠症が久々にガッツリ出たせいでコンディションがカッスカスのカス過ぎて満腹中枢バグり散らかしながら歩いたのがきつかったですね。眠剤，早めに飲もう！

あと，キノコ（特にイグチ類）が非常に多く観察できてはしゃぎ散らかした反面，もっと知識をつける必要があるな…と痛感しました。どれひとつとしてなにひとつわからん。イグチであることしかわからん。