赤雪山〜仙人ヶ岳 松田川ダムから周回
- GPS
- 06:17
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 850m
- 下り
- 859m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◎松田川ダムメモリアル広場駐車場 赤雪山登山口となる松田川ダムに駐車場があり舗装、区画ありで15台程度駐車可能。 メモリアル広場として整備され、東屋やトイレもある。 トイレは水洗、ペーパー、水道あり。 このほか登山口手前の路肩に数台、登山口先の木製展望台にも駐車スペースがある。 なお松田川ダムは、1999年に盗んだ車の後部座席に乗っていた幼児二人を、犯人が置き去りにして1歳の男児がダムに転落して亡くなるという不幸な事件の現場で、地元では有名な心霊スポットのようだ。 事前に知っていれば日の出前の闇の中を登り始めることはできなかった。 ◎松田川ダム〜赤雪山 危険な場所はなくハイキングコースとして整備されている。 491Pまでは植林、491Pから山頂までは赤松と照葉樹の道が続く。 登りは大半が九十九折で見た目ほどきつくはない。 今回は尾根を歩いたが赤雪山へは沢を歩くコースもあるが、昨年の大雪で倒木が登山道を塞いで登山道としての体をなしてないようだ。 ◎赤雪山〜仙人ヶ岳 585Pまでは照葉樹の広めの尾根だが、585Pを過ぎるとチャートが露出した痩せ尾根の登降を繰り返す。 後半一部踏跡が不明瞭な場所があるので注意したい。 ◎仙人ヶ岳〜松田川ダム 仙人ヶ岳から知ノ岳まではハイカーも多く踏跡は明瞭。 知ノ岳からダムまではあまり歩かれていないようだ。 今の時期はいいが夏場はかなり藪っぽくなるだろう。 知ノ岳から下って登り返したピークから、右に直角に折れて下る下降点を見逃さないようにしたい。 手製の金属標識を下るとルートをはずし可能性がある。標識手前のテープから下りる踏跡をたどること。 ◎展望ポイント コースを通じて360度のパノラマといった展望ポイントはない。 ただ落葉期は随所でそこそこの展望が開ける。 ☆491Pから赤雪山 マツや照葉樹の尾根からは随所で展望が開ける。 ☆赤雪山から仙人ヶ岳の稜線 樹間からは随時北側の山々が垣間見れ、熊鷹山や根本山、袈裟丸、皇海、日光の山々が頭を出している。 ☆仙人ヶ岳から知ノ岳 熊の分岐下の山火事跡からは西側の展望が開け、この日は微かながら富士山も確認できた。 空気が澄んでいれば丹沢から奥秩父、奥武蔵、西上州、榛名に連なる山々が見えることだろう。 |
写真
感想
栃木の山行もついに6週連続となった。
2月28日に向かったのは松田川ダムから赤雪山、仙人ヶ岳を巡る周回コース。
本来なら先週日曜日に歩くはずだったが天気が良くなかったので一週順延となった。
これまではビジネスホテルに泊まり土日二日の山行だったが、今回は日曜日の予報が悪いので日帰りとした。
2月28日はいつもよりも30分速く2時に起きて3時前に自宅を出立。
高井戸から首都高に乗り東北道に向かう。3時過ぎに浦和料金所を通過して深夜割引GET!
3週連続で東北道から北関東道に入り、桐生大田ICで高速を降りて登山口のある松田川ダムへ。
いつもの様に暗い中ヘッデンをつけて出立する。
5時過ぎの気温は2.5度と高めだが風が強く体感温度は低い。
帰宅後知ったがダム湖周辺はかつて悲惨な幼児死亡事件があり、心霊スポットとして有名な場所らしい。
事前に知ってたら暗い中登ることはなかっただろう。
植林を九十九折れに登り、491Pからは赤松と照葉樹の明るい尾根を進む。
491Pの先で右手からオレンジ色の御来光。
今日も霞んでおり遠方の視界は今一つ。
赤雪山頂には東屋があり、登山ノートが置かれている。
一言書きこむが寒いので乱筆になった。
赤雪山からは照葉樹の広い尾根の登降となり、樹間から袈裟丸や皇海山が垣間見れるが、585Pを過ぎると堆積岩や角岩の岩稜となり20〜30メートルの急登急降下を繰り返す。
このあたりから腰痛の影響が出て、ピッチが落ちる。
登りはいいが、下りで腰に痛みが走る。
623Pからは栃木群馬県境を辿り、岩場の急登を登り切れば猪子峠からの道を合わせ、2週連続の仙人ヶ岳山頂だ。
10分ほど滞在後先週歩いた猪子峠方面に下るが、ここで数人のハイカーとすれ違う意。猪子峠から登り、岩切へ下る方が多いようだ。
山火事跡からは西にかすかに富士山が見える。
以前下りでは腰痛がひどく、足を下ろすたびに痛みが続き慎重に下る。
猪子峠と松田川ダムへの分岐点である知ノ岳でちょっと早めの食事休憩。
風はなくぽかぽか陽気の中、いつものセブンの鍋焼きうどんを作って1時間ほど腰を下ろす。
松田川ダムへの下りは踏跡こそ明瞭ながら足元はゆるく、夏場にはヤブっぽくなり歩きづらそうだ。
標高差300メートルを一気に下り、湖畔キャンプ場からダム湖沿いを20ほど歩けばダムの駐車場へと戻る。
先週に続き仙人ヶ岳をめぐる山行となったが、先週よりもコースは短かったが、変化に富んだルートは歩いていて楽しかった。
これまで歩いたことがない山域の山行は景色も雰囲気も新鮮味があって楽しい。
同じ低山といっても東京近郊の山と違い手あかがついてない感じがいい。
昼過ぎに下山ということで、近場の山をもう一ヶ所歩いてみてもよかったが、この日は腰痛の具合がよくなく、次週歩く予定の吾妻山から鳴神山に備えて桐生駅前の駐車場と鳴神山の登山口を確認して、下道で帰宅することにした。
太田から熊谷に出て国道17号で大宮に向かったが、やはり下道は疲れる。
今度からはおとなしく高速を使うことにする。
次週は吾妻山から鳴神山まで縦走予定だが、腰の具合がよくないのと、天気予報も今一つ。
大丈夫かな??
最後に宇都宮アルプスに登った時に落下させて調子がおかしかったEOSがついにいかれてしまった。
修理に出すのでたぶん一か月くらいはダメかな??
当面はみきーたさんのミラーレスに頑張ってもらうしかない。
今回も低山ながら変化に富んだ面白そうなコースですね。
腰痛、お大事にされてください。
私の良く一緒に行く山仲間は、二人が膝痛、もう一人が最近腰痛発症です。私は花粉症が・・・。
hikeさん、こんにちは
どうも下りで痛みが出るので困ったものです。
50過ぎたらあちこちガタが出てダメですね。
でも歩かないとますます弱っちゃうし。
葉を落とした時期は展望もよさげでいい感じですね。
レコ読んで心霊スポットと知ってしまったから、もう暗いうちからは歩けなくなってしまいました(笑)。セブンの鍋焼きうどんとかつ丼おにぎりは早く試してみたいです。
腰が痛くなったということを聞くと、自分だけじゃないんだなって思って、安心したりしてしまいます。不謹慎だったらゴメンなさい。ある意味、すごく励みになるんです。
吾妻山から鳴神山まででも結構あるのに、帰りはどうなさるんですか、道路をスタート地点まで歩かれるんですか?
mtkenさん、こんにちは。
素晴らしい展望台というところはないんですが、照葉樹林が大半なので奥多摩辺りの植林のような圧迫感はありません。
就職してすぐにヘルニアを発症してから腰痛は四半世紀以上のお付き合いです。
登山歴が長いと、五十路過ぎて無傷の人間は少ないですよねー
鳴神山登山口から3キロほど下ると桐生市のコミュニティバスが走っているので、帰りはそれで駅まで戻ります。
マッチさん、こんにちは。
知ノ岳は2回通過してますが下り口の記憶がありません。
写真36を見ても、分かりづらそうですね
この山はドロドロの泥濘を歩いた記憶もありません。
落ち葉で浮石が見えないことはありましたが、冬〜春でも歩き易いコースだったな〜と記憶しています
また腰痛の具合が悪いのですか!
どうぞお大事になさってくださいね!
知ノ岳の数メートル先に分岐を示す標識があるので、ここは問題ありません。
むしろ知ノ岳から東に分かれる支稜を下り、登り切ったところで直角に右に折れ下降するんですが、ここがややこしいです。
伐採のせいで標識と実際の踏跡がずれています。
腰はずっと悪く、痛いままずっと歩いていましたが、今回はちょっと痛みがひどかったのでレコにも記述しました。
多少の痛みはもう麻痺して慣れっこです。笑
葉の落ちた照葉樹林を歩くのは、「見通しがよい」こともあって快適ですね
初めての山域は新鮮味があって、ワクワク感もありますね
同日、拙者も栃木の山から日光連山を眺めていましたが、富士山までは見えませんでした
隊長
おっしゃるようにはじめての山域は楽しいです。
当地で人気の山と言っても東京近郊の山の喧騒に比べれば静寂そのものだし。
でもどうせ歩くなら単発じゃなく、周辺山域を続けて歩く方がその山の良さがより深く理解できると思います。
おかげさまで、両毛線沿いの山は地図がなくともたいてい同定できるようになりました。
match1128 さん
21,22日で栃木 、一日休んで24,25日で金沢、そしてまた28日は栃木
よくこんなに連チャンできますね
そして記録の作成と驚きです
は酷使したから入院ですね
の感想ないけど、まっいいか
hamburg
渋描き隊長、おはようございます。
金沢は遊びですから。
栃木のはしごと鎖場の山に登り、長駆バス路線を歩いた翌日に、雨の中バッジをもらいに並ぶ半袖隊長の方がすごいと思います。
カメラは転倒したり、ぶつけたりしてこれが3度目の修理です。
修理カウンターのお姉さんに、また壊しちゃったの??と言われました。
何か噂されているようなので放浪してみたら・・・ここでしたか
拙者もすごいと思います
「自分で自分を褒めてあげたい 」・・・このフレーズ、最近使ったばかりだな
せめて一言ぐらい、山の感想を入れて欲しいですね
隊長
くしゃみが聞こえましたよ。笑
石裂山のハードの山行もさることながら、その後の長い車道歩きの方が膝に来そうで。
そんな翌日に、氷雨の中行列に並ぶのはまさに苦行以外の何物でありません。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する