箱根旧街道【どしゃぶりでしたがここから覚醒】【街道歩き】東海道(小田原駅→箱根関所)
- GPS
- 13:30
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 879m
- 下り
- 161m
過去天気図(気象庁) | 2008年06月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
(歩いてから数年後に記録)
(この頃は写真も一里塚や本陣くらいしか撮っていません)
遂にこの日が来てしまった〜
この回の東海道ウォークをもって、東海道はラスト予定(の筈でした)。
トロトロトロトロ歩いて、やっと箱根超えか〜
思えば苦しい道のりだった、しかしまだ箱根関所に着くまで、終わった訳ではない!
街道歩きには避けて通れない山歩きが待っている〜。。
この数年前に筑波山の下山で遭難しかけ(ライトも無いのに日がとっぷり暮れた)、それ以降、山には近寄らないようにしていた。
しかし旧街道のうち五街道だと山を通らなければならない。。
しかも天気は雨模様・・・
小田原→箱根湯本までは、特に山道も無いし、線路沿いのアジサイが満開で見ているだけで楽しく、それほどきつくは無し。
湯本の駅に近づくにつれ、早川が広がる風景を楽しめるし。
箱根湯本なんて何年ぶりだろう。。。
そして奮発して泊った吉池旅館は庭がとても広くてサービスも良くていうことなし!
でも値段はやっぱり箱根ですからね、高いですよ、そりゃ。
吉池旅館よりもずっと高額の宿泊料金の強羅花壇なんて泊る人、周りにいないけど、強羅花壇は世間では大人気なんだって〜
すごいね〜
みんな金持ちだね〜
私らが貧乏なだけかね〜
で、2日目は吉池旅館からスタート。
この日は前日よりも更に雨足が激しく・・・
スタート開始からの早雲寺までの上り坂が非常に急で、この時点で歩くのが嫌になった。
早雲寺から山道は一部避けながらも、何とか畑宿に到着!
ここに着くまで、ハイカーは1人しか見てない。。
この頃は相方も自分もゴアテックスは持っていなかったので、安いコンビニ合羽で歩いていたけれど、既に服はびちょぬれ。。。
畑宿で「あんの茶屋」とかいう茶屋に入り、大きなおはぎを頂く。
本音はあったかいそばやうどんを欲していたのですが、相方がとろろが嫌いなのでとろろそばしかメニューのなさそうな蕎麦屋には入りたくないと強く主張したため、「あんの茶屋」に入った次第。。。
そして「あんの茶屋」からが石畳三昧の旧街道。
いやだな、濡れてて滑りやすいし、靴だってただのスニーカーだし。。。
この年の春、内視鏡手術を受けたばかりなのに、自分・・・
体調だって万全じゃないよ!!
こんなどしゃぶりの中、山歩きを強要する相方に対して段々怒りがこみ上げて来て、ギャーギャーヒステリックに相方にあたる。
しかし甘酒茶屋に着く頃には雨もだいぶ小雨になり、目に映る新緑の素晴らしさ、空気の清冽さを感じられるようになる。
あれ、甘酒茶屋までどしゃぶりの中、何とか歩けた?辛い時間だったけど、歩けたじゃん。。逆に辛い体験が名残惜しい。
何とも言えない充実感。。もしかしてこれが街道ウォーカーの醍醐味なのか?
この回をもち終了予定だった東海道、これで終わりとは何か寂しくなるな〜
なんて思い始めた矢先、芦ノ湖に向かって下り始める。
この日は天候が悪くて芦ノ湖を見ることはできなかったが、本来は絶景シーンの筈。。
また芦ノ湖も見たいし、せっかく箱根まで着いたのだし、このまま東海道を続けるか?
この回で東海道ウォークは終了だとばかり思い込んでいた相方は、それはそれで大喜び。
しかし箱根を越えたくらいで東海道は終わりではなく、ここから先、特にながーいながーい静岡県区間が辛いウォークの始まりだったのだった。。。
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