【YAMAP新道拒否!(笑)】奥飛騨・山之村キャンプ場から天蓋山往復
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- GPS
- 03:57
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 599m
- 下り
- 580m
コースタイム
天候 | 曇り一時小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
極端な急坂も無く、整備された歩き易い道。 |
その他周辺情報 | 国道41号沿いの富山市岩稲の『神通峡岩稲温泉 楽今日館』で入浴。大人\650。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
保険証
時計
携帯
タオル
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
サングラス
シェラフ
携帯トイレ
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感想
敬老の日の3連休の最終日、ホントは弟子(妻)ともっと遠方の山に行くつもりだった。しかし、ラグビーW杯の日本vs.イングランド戦の中継放送の終了後に『キャラメルハウス』(自宅)を出発してからでも暑さを厭わず登れそうな近場の山に急遽変更(苦笑)。行き先は前夜に、奥飛騨の天蓋山になった。天蓋山は昔から山之村キャンプ場から往復するのが常識だと思ったけど、『ヤマレコ』のライヴァルである『YAMAP』さんの協力の元、『YAMAP新道』なる新しいルートが山之村牧場から拓かれたよう。山之村牧場には『山の村だいこんマラソン』(ハーフマラソンの部)に2回出走など過去何回か訪れたことがあり、再訪も兼ねて『YAMAP新道』経由の登山にも正直惹かれたけど、今回は山之村キャンプ場からの往復とした。
日本vs.イングランド戦が終わった後の6時過ぎに『キャラメルハウス』を出発。飛騨に向かう国道41号は、かつて国道が崩落して通行止めになった『道の駅細入』の南側と、猪谷トンネルの2箇所で待ち時間が3分を越える交互通行を実施中。そのため、想定よりも時間がかかり、広域林道で山吹峠を越えて山之村キャンプ場に到着したのは、8時頃だった。COVID-19感染症は多くの施設を休業や廃業に追いやったけど、このキャンプ場もどうやら2021年度と2022年度に計上した赤字がたたって指定管理者に逃げられ、本年度から休業中…(汗)。キャンプ場の真向かいの夕顔食堂も同様で、公衆トイレだけはなんとか使えるような状態…。
8:21に駐車場を出発し、キャンプ場の敷地内を進んでいく。三連休最終日の朝だからフツウならキャンパーの姿を多くみかける頃合いだけど、休業中で入口もクルマが入れないように封鎖されており、誰も居ない…。キャンプ場を抜け、給水施設の横に登山届入れのボックスがあり、ここから登山道が始まる。給水施設の蛇口をひねってみたけど、やっぱり水は出なかった…(苦笑)。キャンプ場に沿った沢の上流から一旦尾根に乗り、隣の沢筋に下りる。やがて小規模な滝が現れるとすぐに渡渉ポイントに出る。水量が少ないので苦も無く、右岸に渉流。沢を離れるようになると「ここから急坂」と書かれた標識に到達。ここまでは緩めの上り坂だったけど、本格的な上りとなり、固定ロープも出てくる。「急坂あと半分」の標識を越えたあたりで1時間となったので、休憩。すでに頂上を登って来た登山者と早くもすれ違うようになる。きっと、ラグビーには興味が無いんだろう(笑)。
「急坂ここまで」の標識には、簡単な絵が描かれてて、頂上まであと2つピークを越えなきゃいけないことが分かる。いいかげんな絵にみえるけど、真実が突いてるので侮れない(苦笑)。時折雨粒が落ちてきたけど、一時的なモノで、本降りになることは無く、いつの間にか止んでた(苦笑)。道が平坦になって来たので「すずめ平だ!」だと喜んだけどそこはまだすずめ平では無く、「土塁跡」を過ぎたその先がすずめ平。その先から「最後の上り」のつもりで急登に取り掛かる。もうちょっとで頂上だろう…というこちらの心境を見透かしたかのように立ってる「もうちょっと!!」と書かれた看板には、一旦ピークを下りてから上り返した先が頂上であるように絵が描かれている。そして、事実そのとおりだった…(汗)。「エ"エ"エ"〜ッ! ここを下って上り返すのぉ〜!?」…ウンザリしながら一旦下ったコルで、話題の『YAMAP新道』が合流して来た(苦笑)。最後の坂を上り切ったところが天蓋山の頂上。10:25に到着。頂上には2組の先客が居た。天蓋山の頂上といえば、360°の展望がウリだけど、分厚い雲とガスに覆われ、殆どみえない…。山之村牧場など麓の集落が一部みえてるだけ…。
頂上で25分粘ったけどダメなものはダメ。雲が晴れることは無かった。諦めて10:50に下山にかかる。登山口の駐車場のクルマの数と登山者の数がどうみても釣り合わないので、多くの登山者が『YAMAP新道』を経由して登って来てる様子。『YAMAP新道』のことが気になりはしたけど、新しい登山道は踏み固めが弱いので、もっと踏まれてから歩こう!…ってことで、弟子と意見が一致し(苦笑)、帰りもそのまま山之村キャンプ場に下りることにした。雨粒がポツポツ落ち始めた12:19に、元の駐車場に戻った。夕顔食堂も営業してないけど、自動販売機くらいは使えるだろう…という見込みは甘く、自動販売機も動いていない…。私が下山後にドリンクにありつけたのは、岐阜県道484号打保神岡停車場線で神岡の街まで下りて、マツモトキヨシ神岡店で買い物してから(苦笑)。
展望が話題の人気の山らしく、コースはしっかり歩かれてて危ないところはほぼ無し。ロープ場が複数あるけど、念のためのロープで、ロープに頼らずに通過出来る。もっと天気がいい時に、『YAMAP新道』がしっかり踏まれた頃を見計らって周遊してみたい(苦笑)。
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