三十三間山、ろくろ山周回 〜マントカラカサタケ鑑賞〜
- GPS
- 03:48
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 836m
- 下り
- 830m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
綺麗なトイレあり、但し水は白っぽい 協力金 100円(任意) https://maps.app.goo.gl/q7nypfFMeqsKeY3J9 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口から三十三間山までは登山道明瞭、しかしろくろ山までの尾根歩き部分はどこでも歩けるため多少分かりずらい ・ピンクテープは多数あるが紛らわしいのもある ・ろくろ山からの下山道は直ぐに林道歩きとなるが、分岐が多く注意必要。 ・上記のことから道迷い注意、登山アプリをダウンロードしていった方が良い |
写真
感想
山レコの全記録をダラダラと何十ページも見たりすることがある。中を覗いてみようと思うのは大体自分が登ったことのない山やコースの記録。あとキノコ関係。
今回も登った三十三間山もそんなことをしていて発見、そしてそのレコにはキノコの写真があり、それは私の好きな「マントカラカサタケ」だった。
元々用事があった日だけど無くなり、そのレコの登山日から2日しか経ってないのでもう行くしかない。三十三間山も未登頂にて丁度良かった。
当日は9時過ぎに駐車場到着、車が異様に多いし奥にはパトカーと消防車多数で物々しい雰囲気。立ち話しているグループが居られたので事情を聞いたら昨日両親がこの山に登ってまだ帰ってきていないとの事。要するに遭難でこの方たちは親族、心配になり110番通報したよう。
まあ登って悪いわけではないので登ろうと車を停めなおしていたら親族のお一方(娘さんかな)が「今から登られるのですか?」と聞いてきた。「はい」と答えると
「連絡先教えてください」と言われ少々驚いた。理由は直ぐに分かり連絡先交換、遭難されてる両親の写真まで見せて下さりスマホで撮った。
しっかりした娘さん、たぶん藁をもすがる思いだったのでろう。昨日の今日なので一番大事な日なのは間違いない。もちろん警察は既に山に入っているが、今から登る登山者全員に声掛けするのが正解だと思う。
そんなこともあり若干の使命感と当初のマントカラカサタケ鑑賞を兼ね山に入った。
登り始めると直ぐに「山頂まで3キロ」の看板、最近はアルプスばかり登っていたので近さに驚く。しばらく歩いて尾根に取り付いたところでマントカラカサタケ発見!、「おっしゃー!」と言う気持ちもあったが上記の事があり素直に喜べないところも少しあった。そしてマントカラカサタケ自体もあまり状態良いのもが無かった、残念。
しかし稜線の芝生のところは本当に良かった。展望も開けているし雰囲気も良いのでこの山一番のポイントであるのは間違いない。実際今回スライドした方2名もこの場所で休んでおられた。展望楽しみながら樹林帯のピーク取ってから戻る。
ろくろ山分岐のところで捜索隊の方々と遭遇、総勢20名以上居られた。ろくろ山まではあまり下草の生えていない稜線歩き。どこでも歩けてしまうので道迷いしやすい。私も何度かヤマレコアプリで進行方向チェックした。
ろくろ山を過ぎたあたりで私も微力ながら少しは役に立とうと大声で声掛けしながら下山。残念ながら返ってくる声はなく、かなり下まで降りたので携帯の機内モードをOFF(私は登山中基本機内モード)にしたら娘さんから不在着信があった。
電話は少々恥ずかしかったので「手掛かり無かったです」とショートメッセージ送ったら1時間ほど前に見つかったと返信あった。本当に良かった。
マントカラカサタケは残念だったけど、ほっこりした気分で下山出来た。
めでたしめでたし♪
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する