ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5953926
全員に公開
アルパインクライミング
十勝連峰

美瑛谷春合宿

1997年05月01日(木) ~ 1997年05月04日(日)
 - 拍手
GPS
320:00
距離
29.8km
登り
2,325m
下り
2,313m

コースタイム

5/1白金温泉−ベースキャンプ
5/2(ガス・風)B.C.4:55−門6:30−シーデポ岩7:15〜7:30−稽如殞農10:00〜10:20−シーデポ岩10:40〜11:00−B.C.12:15
5/3(ガス・風)B.C.4:50−シーデポ岩7:05〜7:30−砧撚のルンゼ−稜線9:06〜9:20−美瑛岳10:40〜10:55−Y'12:00−シーデポ岩12:15〜12:30−B.C.13:30
5/4B.C.−白金温泉
(2,3日目の時刻はアルバムのメモから。入下山については手元に記録がなく、記憶もない。)

部報14号より
「幹事:内田隆史(3) 美瑛谷で行い、1年班を1班と2年班を2班組んだが、天候が悪くてあまり行動できなかった上、2年班のメンバーが夜に脱走する騒ぎを起こし、参加していたOBに迷惑をかけてしまった。メンバーの精神的弱さが原因であったが、メンバーの力量を考えない計画にしたにも問題があったと考えられる。」
天候 ガス
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
5月2日。谷の入り口から見た、稽如
5月2日。谷の入り口から見た、稽如
取り付きから見た稽如E誓が実際に登ったルート。右は最初に登ろうとしてやめたルート(薄い雪のすぐ下に岩があった)。
取り付きから見た稽如E誓が実際に登ったルート。右は最初に登ろうとしてやめたルート(薄い雪のすぐ下に岩があった)。
取り付きから見た稽任寮稾漫E誓が実際に登ったルート。
取り付きから見た稽任寮稾漫E誓が実際に登ったルート。
その右横。
稽任硫爾隆篳。岩が風化しているので、右を小さく捲いた。
稽任硫爾隆篳。岩が風化しているので、右を小さく捲いた。
その上の岩峰。上を行くとしたら供銑卦蕕2ピッチ程度だが、自分はここを左の雪面へ捲いた。
その上の岩峰。上を行くとしたら供銑卦蕕2ピッチ程度だが、自分はここを左の雪面へ捲いた。
岩稜の下の急な雪面をずっとトラバース。
岩稜の下の急な雪面をずっとトラバース。
雪面をトラバース中に見た岩のリッジ。2年班だとザイルを出してリッジ上をいく事になる。
雪面をトラバース中に見た岩のリッジ。2年班だとザイルを出してリッジ上をいく事になる。
稜線からみた稽任隆篳。
稜線からみた稽任隆篳。
5/2 稽任鯏个訶喘罎埜た、粁任硫蕊堯GWの時期にしては雪が少ない。
5/2 稽任鯏个訶喘罎埜た、粁任硫蕊堯GWの時期にしては雪が少ない。
稽任鯏个訶喘罎埜た、粁任涼翩堯
稽任鯏个訶喘罎埜た、粁任涼翩堯
稽任鯏个訶喘罎埜た、粁任両緝堯
稽任鯏个訶喘罎埜た、粁任両緝堯
稜線(稽任瞭の近く)から見た粁任瞭。美瑛岳はガスの中。
稜線(稽任瞭の近く)から見た粁任瞭。美瑛岳はガスの中。
5月3日。シーデポ岩でアイゼンを履く2年班。この後、彼らは視界がないとのことで谷での登攀をあきらめて、Y’経由で稜線行動を行った。
5月3日。シーデポ岩でアイゼンを履く2年班。この後、彼らは視界がないとのことで谷での登攀をあきらめて、Y’経由で稜線行動を行った。
砧撚のルンゼを登っている最中に下を見たところ。
砧撚のルンゼを登っている最中に下を見たところ。
ルンゼの抜け口。ルンゼと砧任呂罎襪笋につながっているので途中で行き来が可能と思われた。
ルンゼの抜け口。ルンゼと砧任呂罎襪笋につながっているので途中で行き来が可能と思われた。
砧任離鼻璽燹
美瑛岳から見た砧如E誓が自分が登ったルート(ルンゼ)。砧播喘罎泙任療誓はルートの様子を見るため、登り降りしたもの。
美瑛岳から見た砧如E誓が自分が登ったルート(ルンゼ)。砧播喘罎泙任療誓はルートの様子を見るため、登り降りしたもの。
5/3 自分が稜線に上がった時、ずっと後ろにY'から登ってきた2年班が見えた。
5/3 自分が稜線に上がった時、ずっと後ろにY'から登ってきた2年班が見えた。
が、あっという間に追いついて、抜かされてしまった。
が、あっという間に追いついて、抜かされてしまった。
美瑛岳頂上には、自分より15分も前に着いたという。
美瑛岳頂上には、自分より15分も前に着いたという。
頂上写真を撮ってあげたら、2年班はさっさと行ってしまったので、仕方なくピッケルに取り付けたカメラで自分を撮った。寂しい。
頂上写真を撮ってあげたら、2年班はさっさと行ってしまったので、仕方なくピッケルに取り付けたカメラで自分を撮った。寂しい。
美瑛岳から撮った美瑛谷の様子。雪が少なくて黒い。
美瑛岳から撮った美瑛谷の様子。雪が少なくて黒い。
5/3 ずっと天気が悪かった(ガス&強風)ので、1年班はベースキャンプで地図読みの勉強。向かって左二人は1年目、右三人は年寄り。
5/3 ずっと天気が悪かった(ガス&強風)ので、1年班はベースキャンプで地図読みの勉強。向かって左二人は1年目、右三人は年寄り。
同じく、1年班のなごみ風景。1年目メンバーは焚火にかざして足を乾かしている。
同じく、1年班のなごみ風景。1年目メンバーは焚火にかざして足を乾かしている。
ベースキャンプのシェイク。
ベースキャンプのシェイク。
大テントの中では、上級生が当日の行動の反省と翌日の行動計画の検討を行っている。
大テントの中では、上級生が当日の行動の反省と翌日の行動計画の検討を行っている。
集合写真。10年ほど前の合宿写真ではこの倍はいたものである。
集合写真。10年ほど前の合宿写真ではこの倍はいたものである。

感想

 この時は、自分が大阪の会社をやめて札幌に戻ってきた翌年のことで、再就職のために試験(競争率22倍強)を受ける1か月ほど前のことだった。あの頃は就職氷河期の真っ最中だったはずで、もし試験に落ちたら大変なことになったと思う。そんな時期によく合宿なんて行ったなぁとつくづく思う。まあ、前年度の冬メインも行ったのだが(笑)。
 あの頃、部員数が著しく減少していた時代で、経験を積んだ部員が少ないのでOBにも合宿に参加してほしいという強い要請があったので、仕方なく行ったのだった。但し、2年班の行動を横から見てて欲しいけど、一緒に行動する必要はないとのことだったので、単独で美瑛谷を登ったのであった。そんなに難しいルートではないのでザイルは出さずにスタスタと登れた。
 ただ、どっぷり勉強漬けの毎日だったので体力が全然なくて、稜線を歩いていると2年班にあっさりと抜かれたのを覚えている。

 脱走事件については、部報をみて思い出した。夜中にメンバーが一人だけいない事が発覚して、もし山中に一人で遭難しているとまずいので、もう一人のOBとヘッドライトを付けて白金温泉まで下山して、そこで件のメンバーを見つけて安全に下山したことを確認し、あと札幌までの交通費を渡したのを覚えている。まあ、合宿の2年班では大きな目標を掲げており強いプレッシャーがかかるので、そのような事もあるのも仕方ないかなと。 2023.09.18投稿

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:170人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら