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Yamareco

記録ID: 5969790
全員に公開
ハイキング
大雪山

北鎮岳

2023年09月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:11
距離
14.0km
登り
1,065m
下り
1,065m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:55
休憩
1:11
合計
9:06
距離 14.0km 登り 1,069m 下り 1,065m
8:23
8:39
19
8:58
9:01
67
10:08
15
10:23
10:34
15
10:49
10:58
49
11:47
29
12:16
12:17
17
12:34
12:55
12
13:07
13:09
30
13:39
13:40
59
14:39
14:45
44
15:29
15:30
53
16:24
ゴール地点
私的には後2週間しかないと思っていた。
9月一杯で遠征の登山は終わり、毎年そうやってきた。
6月に十勝岳、7月に大雪山も行ったけど、特に大雪山の方は北海岳で撤退だったしそんなに良い登山ではなかった。
今週と来週で大雪山と十勝岳のリベンジは出来るだろうか。
こうなると7月に山形に行っていたり、8月の猛暑で動けなくなっていた時間が惜しく思われる。
天くらは大雪山も十勝岳も全部A。
でも夜中の3時ころにBな事と天気予報の方は曇りの時間帯が多い事(特に旭岳方面)とA判定のわりに風速が強いことも気になっていた。
あと気温の低さも目を奪う。

天くらだけを考えれば十勝岳に登るのが良かったんだと思うけど、なんと上ホロカメットクは12時に雨が降る、富良野岳も12時に雨、十勝岳に登るなら望岳台から登らないと雨に降られることになる。
望岳台は6月に登ったからどちらかというと富良野岳かカミホロから十勝岳の方に登りたかったんだなぁ。
北鎮は雲が多そうだったけどそれ以外が大丈夫ならまぁまぁお鉢もきれいに見えるかもしれない。
という事で黒岳からお鉢巡りの予定で行くことにした。
後から考えると天くらを見ながらここまでいろいろ予測したのに!という感じだ。

朝5時50分に目覚ましをかけて猛烈久しぶりに速攻で動き始めることが出来た。
でも防寒の事を色々考えてロープウェイ乗り場に行ったら意外と時間が経っていて、6時40分のにギリギリで滑り込み、登山届は7時16分。
この時間は並ばなくていいので素晴らしい。

ここ最近に比べるとまぁまぁ体も動くような感じがして気持ちいい。
今日はもしかすると体調いい日なのかもしれないな。
黒岳に到着するとお鉢方面はガスがある。
しかも黒い雲も見えるなぁ。
思っていたより紅葉が奇麗に始まっていた。
相変わらず北鎮が見えない状態だったのでまたまた北海岳に向かってしまった。
たまには反対方向に回ろうよと思うんだけど、山頂に来ると北海岳方向に行かざるを得ない状況にいつもなっている。
そしてなんとなく水量多くない?って思いながら最初の川を渡って間もなく雨が降り出した。
イヤイヤ、さすがに雨は無いでしょ。
天くらでは全く雨が無かったからにわかに信じがたい。
ポツポツで終わるかなと思ったけど、あっという間に雨脚は強くなってきて前回よりあっさりカッパを強いられる状況になる。
しかもお鉢方向は結構な感じの灰色の雲が広がっていて止みそうに思えない。
前から何人か人が来てみんな「撤退」と言っていた。
天くらを信じていた私は撤退とまで思っていなかったけど撤退する人たちと黒い雲を見ていると・・・迷う。
今年最後なのに・・・。
でも遭難チャンネルを見ていても天気の急変は遭難のポイントの一つだから気温が低いのも心配だし戻ろうかなと思った。
まさかの北海岳にも到着していないのに撤退!?

そこに足早に前方向からやってきた若者が声を掛けてきた。
この人も撤退なのかなと思ったらなんと始発の旭岳のロープウェイにのってお鉢を走ってここまで来ているとの事。
場所的に撤退する場所でもないからこのまま黒岳を目指すと言っていた。
すげーーー
旭岳から登ってもうこんなところにいるの!?
野生動物みたいだなw
で、私も悔しいけど撤退することにして引き返した。
石室に戻っても雨は強いままだったけど幸い寒さを感じていない。
軍手の手だけちょっと冷たかったけど着ているものはドンピシャだったのか風も弱めだったせいか寒くはない。
夏の時みたいに下山したら熱くなってしまうからダラダラというほどの寒さ的余裕はなかったけど、準備していたカイロをまだ使わずに過ごせていたので雨が降っていても今回は桂月岳だけは行こうと思った。
桂月岳に登る最中に一瞬降りしきる雨が雪に変わった。
石室から歓声が上がっていた。
写真撮ろうとしたら雨に戻ってしまった。
桂月岳でおにぎりを食べて石室に向かったら撤退の時に会った旭岳から来たという男の子にあった。
黒岳を経由してここまでやってきたとの事。
ここにきて天気が回復傾向にあったのもあり、私も北鎮岳だけ登って帰ろうかと思っていて。
そしたらその子も北鎮岳経由して中岳温泉から旭岳に向かうと言っていて、このペースだと北鎮に向かう途中でもう一回会いそうですね〜と言ってお別れし、その後北鎮に向かう道の途中でその子に追いつかれた。
さすがに疲れました〜と言いながら私のペースで歩き出し、私遅いからペース全然違うから先行ってくださいと言ったんだけど、せっかくなので北鎮まで行って分岐までご一緒しましょうと言われて必死こいて歩く羽目にw
そんな私が必死こいて歩いても彼は非常に余裕な感じで涼しい顔でついてきていた。
私はおしゃべりしながら苦しい〜〜苦しい〜〜を連呼して北鎮に向かい、山頂目前で一人の女性に抜いてもらい山頂到着!!
抜いてもらった女性にその子とツーショットの写真をたくさん撮ってもらい、ベンチでおにぎりを食べて、その後は3人で下山開始。
分岐まで下山して私の歩みに合わせたばかりに寒さに襲われている彼にカイロをあげてそこでさようなら。
今度はその女性と一緒に石室まで一緒に歩くことになった。
天気も回復してきてなかなか良かった。
相原さんに激似のその女性はソロキャンプの為に黒岳に来ていて、キャンプに色々置いてきたけど天気が良ければ北鎮から愛別とか永山に行こうと思っていたとの事。
みんな凄いなぁ。私はどうしてここまでダメなんだろう。
もっと普段のトレーニングをしないとダメなんだなぁ。

この日は下山してもまぁまぁ元気で当麻の道の駅までそのまま運転することが出来て、当麻で30分休憩してその後はまっすぐ帰ってきた。
自宅到着は23時。
ああーー
楽しかった。

そしてiPhone6で使っているYAMAPが使えなくなっていることに気づき大ショック!
ヤマレコと違って1か月に2枚くらいの地図しかくれなくて、プレミアムにならないともう山のカウントが出来ないってことか。
山のカウントだけが目的でYAMAPしているから、ヤマレコにその機能が出来てくれたらYAMAPなんてもういらないんだけど無料ヤマレコにその機能できないからなぁ。
ちょっと色々考えてしまう。
天候 曇りのち雨のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場はいつもの層雲峡立体駐車場に停めて車中泊
コース状況/
危険箇所等
ペアリフト降りてすぐに登山ポストあり、危険個所なし
その他周辺情報 層雲峡温泉
2004年02月07日 08:31撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
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2004年02月07日 08:31撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
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2004年02月07日 08:32撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
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2004年02月07日 08:41撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
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2004年02月07日 08:51撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
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2004年02月07日 08:58撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
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2004年02月07日 09:01撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
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2004年02月07日 09:01撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
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2004年02月07日 15:16撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
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2004年02月07日 15:33撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
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2004年02月07日 15:36撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
2/7 15:36
2023年09月23日 07:32撮影 by  DMC-TZ60, Panasonic
9/23 7:32
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 サングラス タオル ストック カメラ

感想

今回はお鉢一周は出来なかったけど非常に有意義な登山が出来た。
前回の大雪山も天気悪かったけど、今回も雨が降るとは思わなかった。
気温が低いのは分かっていて結構たくさん防寒着を持ってきていたし、それのすべてをビニール袋に入れて濡れないようにもしていたので、防寒着やカッパはかなり有効に使う事が出来て、雪が降り始めてもあとまだ2枚着るものとカイロがあるという状況で気持ち的には少し余裕はあった。
遭難はしないだろうとは思ったけど、楽しい登山は出来ないだろうし、修行みたいになるのも分かっていた。
悔しすぎるけど今年の大雪山はどこにも登れないで終わりだな、と諦めかけていた。

そしたら色々な貴重な出会いがあった。
誰かと登るのも悪くないなと思った。
後日談だけど旭岳から登っていた若者とも、北鎮岳でお話しした女性ともYAMAPの方で見つけることが出来てそれも凄いなぁと思った。
みんなYAMAP派なんだね。
あの登った山ランキングみたいな機能がヤマレコにあれば、私はYAMAPに入会することはなかったかもしれないなぁと今でも思う。

久しぶりに北鎮岳に登れてよかった。
景色は何も見えなかったけど登れてよかった。
天気が悪くて景観が良くなかったのと、人と歩いていると自分のタイミングでカメラを出して周りを撮影と言うのがやりにくくてあまり写真は撮れなかったけど、全然いいわ。

イヤーそれにしても雪まで降るとは思わなかったけど、私の装備もなかなかなもんだな。
ただ後はザックにかぶせる雨よけのシートが必要なのかもね。
雨の日に登山する気が全くないから用意していなかったけどこんなにも大雪山に嫌われてしまうと必要かなぁと思う。

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