春が来た! 〜箱根外輪山東部を縦走する
- GPS
- 09:05
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 1,957m
- 下り
- 1,367m
コースタイム
天候 | 晴れ のち 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全般に特段の危険個所はないが、強いて言えば以下の箇所に注意 1)阿弥陀寺から塔ノ峰への登り口の登山道荒れていて分かりにくい 2)金時山から乙女峠への道は整備悪く、疲労した下山時などは転倒に注意 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
|
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感想
箱根湯本から箱根の外輪山の稜線に上がり、明星ヶ岳・明神ヶ岳・金時山を経て乙女峠に至る約20劼離襦璽箸魄貪拱發い討澆燭い隼廚辰討い拭
湯本〜明神や明神〜金時は何度か歩いているが、通して歩くのはちょっと決心が要る。天候が一日良さそうな日を選んで日帰り装備で出かけてみる。
自宅から一番早く箱根湯本の駅に着く電車に乗り、駅で支度を済ませて歩き始める。気温は暖かめなので阿弥陀寺に着くまでの間に少しずつ汗ばんでくる。道端には河津桜の仲間が既に満開で春を実感させる。
阿弥陀寺で登山靴の紐を締め直し、ダウンも脱いで本格的な登りに備える。寺の裏から塔ノ峰の急な登山道に取付くが、最初のうちはかなり荒れているので注意して踏み跡を追う必要がある。今回のルート全体を通して道迷いの可能性があるとするとここだと思う。
暫く山腹をトラバースして歩いた後に尾根に乗り、ダラダラと登って行くと20分足らずで塔ノ峰山頂。
少し下って一旦15分ほど林道を歩き、再び登山道に入る。一気に登って尾根に上がり、緩やかなアップダウンを繰り返して1時間ほどで明星ヶ岳に着く。ここまでは割と快調。
数分休憩して明神ヶ岳へ向かう。途中で一人の先行者を追い越したほかは明神ヶ岳山頂まで誰ともすれ違わない。
明神ヶ岳の山頂は昨年までと大分様子が違っていて、新しい山頂標識や歩道の設営の準備らしきものが見られた。崩壊が進んでいるための対策なのかも知れない。
この辺でやや疲れてきたが撤退するほどではないので、風を避けられる場所で立ったままで昼食を摂り、金時山へ向かう。
今まで気がついたことはなかったが、明神ヶ岳の山頂から少し下った場所からは金時山まで辿って行く道が全部見渡せる。かなり下ってさらに幾つもの小ピークを越えた先にある金時山は随分高く見える。
明神ヶ岳まではほとんど他の登山者に出会わなかったが、ここからはポツポツと金時方面からの人とすれ違う様になる。
2時間弱かけて矢倉沢峠に到着。6時間歩いて来て足はかなり疲れてきたので小休憩。見上げる金時山へ向かってあと350m登り返さなければいけない。
意を決してゆっくりと登り始めてみる。意外と歩けるか、と感じるものの、やはり長くは歩き続けられず立ち休みを繰り返しながら進むしかない。金時神社からの道との合流点でひと休み。この辺りからは沢山の登山者が頂上から下りて来て頻繁にすれ違う。
岩の多くなった登山道を力を振り絞って登り、やっと金時山の頂上に立つ。
ここは箱根で一番の人気の山頂だけあり平日でも人が多い。座れる岩を探して腰を下ろし、お茶を飲みながら下の景色を眺める。すっかり雲が多くなって目の前にあるはずの富士山は隠れてしまった。
20分ほど休んでから乙女峠へ向かって下り始める。こちら側の登山道は比較的急で段差の大きな上り下りがあって歩きにくい。既に疲労も溜まっているので少しの登り返しが体にきつい。
喘ぎながらも1時間ほどで乙女峠着。ここの茶屋はこの数年営業しているのを見たことがない。
ここからさらに30分ほど歩きにくい道を下って乙女口のバス停に出る。予定した行程を歩き通せてホッとする。
仙石原まで歩いて小田原方面行きのバスに乗ろうと思っていたが、思い直して御殿場行きのバスに乗る。
バスは25分ほどで御殿場駅に着き、ここから初めてのJR御殿場線で松田駅へ。小田急に乗り換えて帰宅。
結構アップダウンの続く稜線を9時間歩き続けて相当に疲労してしまったが、暖かくなってきた空気の中を気持ちよく歩き通せて達成感のある山行だった。
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